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ルート
宝永山(富士山)

宝永山(富士山)登山ルート概要

登山ツアー情報

富士山登山ツアー

富士宮口新五合目の標高は2,380mあり、宝永山の標高は2,693mなので標高差が僅か313mと小さく登山というよりハイキングといった行程です。
宝永山に登るには、富士宮五合目から六合目の宝永山荘の前を通るルートと駐車場の先から樹林帯の中に入り、宝永第二火口方面に向かう二つのルートがあります。
ここでは後者のルートを通って行きます。

駐車場から30分ほど登ると宝永第二火口縁で、ここで樹林帯を抜け、一気に展望が開けます。 宝永第二火口縁から見上げる宝永火口は絶景です。
また、右手方向には宝永山が見え、その山腹にはz字形に刻まれた登山道が馬の肩まで伸びています。

宝永第一火口分岐で宝永山荘からの道を合わせ、宝永火口に下ります。 宝永火口にはベンチとテーブルが設置され休憩ポイントになっています。

馬の肩まで砂の斜面を登るため、見た目以上に時間がかかります。 馬の肩から宝永山山頂までは、平坦な登山道を10分ほど進むと到着します。

富士宮口から宝永山を経由し、御殿場口登山道に入り、富士山頂を目指すルートはプリンスルートと呼ばれ、 以前皇太子が登られたことからこの名が付けられたそうです。 馬の肩から40分ほどで御殿場口登山ルートに入る事ができます。※くれぐれも下山道を登らないこと(砂の道のため大変時間を要します。)

宝永噴火

富士山の噴火は、記録に残るもので、18回あります。その中で最も激しかったのが800年(延暦19年)、864年(貞観6年)、1707年(宝永4年)の3回の噴火です。 富士山は、宝永への噴火を最後に300年間沈黙を守っています。宝永火口は、よく見ると三つから構成されている事が分ります。一番目立つ最上部に直径1100m 〜1300m・深さ125メートルの第一火口、その下に第二火口、そして第三火口です。噴火は下から順番に起こっています。

1707年(宝永4年)11月23日の宝永噴火により、南側から登る須山口登山道は数十年に渡って閉鎖を余儀なくされます。ちょうどルートが噴火口に当たる所を通っていたからです。70年後に噴火口の右手側に登山道を付け替え再開します。

江戸時代になると富士講が隆盛を極め、多くの人々が北側の吉田口登山道を利用する様になると、須山口登山道からの入山者は、激減していきます。登山道は次第に荒れ果て使われ無くなりますが、平成に入って有志らにより須山口登山道及び下山道の整備が行われ、歩けるようになっています。詳細地図は富士山世界遺産の須山浅間神社のページをご覧ください。

宝永噴火によって甚大な被害を受けたのは須山口登山道ばかりではなく、須走口登山道も同様でした。折からの偏西風によって須走には3mに及ぶ砂が積り、登山道の拠点となっていた東口本宮冨士浅間神社 (須走浅間神社)や3ヶ所のお寺が大破します。37軒あった家々もすべて焼失し、埋没してしまいます。当然登山が出来ない様になったことは言うまでもありません。

驚くことに復興は迅速に行われました。翌年の夏の登山シーズンには宿坊など登山関連の施設がほぼ復旧したのです。これは江戸幕府によって多大な金額が投入されたためでした。幕府にとっても登山者(富士講の道者)が落とす入山料などの現金収入は非常に重要だったのです。

宝永山周辺の気温

山頂気温
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
最高気温(℃)
-9.4
-8.7
-4.9
0.3
5.2
9.6
13.5
15.3
12.1
5.9
-0.5
-6.2
平均気温(℃)
-12.4
-11.8
-8.2
-2.7
2.6
7.1
10.9
12.2
9.2
3.2
-3.2
-9.1
最低気温(℃)
-15.7
-15.5
-11.8
-6.1
-0.5
4.4
8.4
9.6
6.4
0.2
-6.2
-12.3

宝永山へ登るための装備と服装

季節により変動する登山用具/装備品
用具・装備
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
ツェルト
×
×
×
ストック
スパッツ
×
×
×
×
×
×
×
手袋
×
×
×
×
サングラス
軽アイゼン
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
12本歯アイゼン
×
×
×
×
×
×
×
ピッケル
×
×
×
×
×
×
×
目出し帽
×
×
×
×
×
×
×

画像一覧

富士宮口五合目駐車場からすぐのところに登山口があります。宝永山へはぐるりと一周して、富士宮登山口に戻るルートになっています。

樹林帯を30分ほど登ります。

途中から下界を望む。 

途中から山頂方面を望む。

宝永第二火口縁から振り返る。右上に宝永山荘が見えています。

宝永第二火口縁。正面が宝永火口。

宝永山。

宝永第一火口縁の分岐。宝永山荘(富士宮登山口から富士山に登る途中)からの登山道を合わせます。

宝永第二火口縁を振り返る。

宝永火口に降りていきます。

宝永山の噴火口の底にz字形に登山道がついています。

宝永火口の最深部にはベンチやテーブルが設置されています。

宝永火口最深部から見上げる。

砂の道のため登りにくく、見た目より時間がかかります。

馬の肩の分岐。左方向に向かえば、御殿場口からのルートと合流します。

馬の肩からあと少しで宝永山山頂です。登山者が数名立っているところが山頂です。

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宝永山(富士山)登山ルート地図


宝永山(富士山)ルート詳細情報

ルート 富士宮口新五合目(標高2,380m)⇒宝永山( 標高2,693m)  宝永山一周3時間
駐車場 富士宮口新五合目 550台 
トイレ 五合目、各山小屋
核心部 特に難しい所はありません
難易度 [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 1
飲料水必要量 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:0.75リットル、体重60kgの人:0.98リットル、体重75kgの人:1.20リットル
消費カロリー 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.395Kcal、体重60kgの人:1.814Kcal、体重75kgの人:2.232Kcal
燃焼脂肪量 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.199kg、体重60kgの人:0.259kg、体重75kgの人:0.319kg
標高差 距離 2.6km 最大標高差 291m 平均斜度 全体:10.2% 上り:25.4% 下り:6.9% 獲得標高 上り:343m 下り:83m
山小屋 六合目 雲海荘 、宝永山荘
登山口へのアクセス

富士宮口までのアクセス駐車場情報


次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。

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宝永山は
「31.富士山 御坂・愛鷹 」に収録されています。
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