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常念岳 一ノ沢ルート

常念岳 一ノ沢登山ルート概要

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安曇野から見る常念岳は常念山脈の中にあってもひときわ際立った存在です。 常念岳一ノ沢登山ルートの登山口であるヒエ平には、公共交通機関はなく、マイカーか穂高駅からタクシーとなります。長野県側からのアプローチになり長野自動車道「豊科IC」を降りて烏川橋を渡り、穂高カントリークラブを右に見送り一ノ沢林道に入ります。
駐車場は林道終点のヒエ平から約1200m下にあり30台ほどが駐車可能です。駐車場から上流側に2箇所の駐車スペースがありますが、 最大でも10台が限度でしょう。ヒエ平登山口にはトイレ、水場と登山相談所があり登山届ができるようになっています。

ヒエ平からは一ノ沢に沿って登山道がつけられ何度も沢を渡り返します。 烏帽子沢を越えたあたりから常念岳が大きく姿を現してきます。
笠原につくと7月上旬まで一ノ沢は雪渓で覆われています。 大雨が降るとスノーブリッジの下は濁流が流れ落ち大変危険で、何度も沢を渡り返すため増水時は通行できない場合があります。 しかし、雨がやめば1〜3時間ほどで水位は下がり通行可能となることがほとんどです。

胸突き八丁からジグザグに一気に高度を上げていき、トラバース区間の約200mは谷川が深く切れ落ちているため滑落に注意してください。

雪渓を横切り対岸に着くと最終水場と書かれた看板を目にします。 最終水場で水を補給し樹林帯の中に入ると直ぐに土砂崩落箇所があり、大雨で地盤がゆるむと土砂が崩落し、こぶし大の石が宙を舞って落ちてきます。
常念小屋の方に尋ねるとこの箇所は頻繁に崩落しているとのことで十分注意してください。 その後ジグザグの樹林帯を登り上げれば常念山脈の主稜(常念乗越)に飛び出し、常念小屋の先には穂高連峰から連なる槍ヶ岳の勇姿が眼前に現れます。

常念乗越は風の通り道になっていて、強い季節風の影響で積もった雪は吹き飛ばされ、雪の中から顔を出した木々は強風で枝が曲り、ハイマツの様に地面を這う植物のみが生育しています。

常念小屋からは完全に展望が開け、ゴロゴロした岩の登山道をジグザグに登り、山頂直下で三股への分岐を左に見送ると常念岳山頂です。
常念岳山頂には岡宮神社により祠が建てられ大山祇神「おおやまづみのかみ」と健御名方神「たてみなかたのかみ」が祭られているとのことです。
山頂からの展望は360度あり、常念山脈の南に位置する蝶ヶ岳から北側の燕岳まで望めます。 なんといっても常念山脈と梓川の渓谷を隔てて並走する穂高岳から大キレットを挟んで槍ヶ岳に連なる北アルプス主稜線の眺めは格別です。


画像一覧

安曇野から見る常念岳。登山口となる一ノ沢(ヒエ平)へマイカーで向かいます。4月になると前常念岳の東の岸壁に「常念坊」の雪形が姿を現します。

一ノ沢(ヒエ平)の無料駐車場。ここより先は駐車場がありません。登山口までは徒歩約20分の行程です。

無料駐車場の先にある駐車スペース。約5、6台駐車可能です。

ヒエ平登山口には、トイレと登山相談所があります。ここには駐車場がありません。狭い Uターンスペースは関係車両(タクシー会社やバス会社・中部電力など)が使用します。

一ノ沢に沿って登っていきます。雪渓から大量の水が流れ下っています。常念岳の一部が見えてきました。

これより一ノ沢を何度か渡り返します。丸太の橋が架けられています。

標高1750メートル地点の烏帽子沢。一ノ沢登山口まで2,8km 、常念小屋まで2,9km の看板。

烏帽子沢に架かる丸太橋

ここで常念岳がはじめて大きく姿を現してきました。雪渓が見えてきました。正面上部の鞍部が常念小屋の建つ常念乗越です

再び一ノ沢を渡ります。水量が少ないので問題ありませんが、大雨が降ると渡れない危険性も考えられます。

一ノ沢の雪渓が白くくっきりと見えています。

一ノ沢の雪渓。ここから雪渓の上を歩いていきます。

一ノ沢の雪渓。6月末時点での様子です。さほど急斜面では無いので必ずしもアイゼンは必要では無いかもしれません。

再び、一ノ沢を渡ります。ペンキマークがあるのみで橋はかけられていません。橋を架けるものと思われる角材が置かれています。

スノーブリッジの上を登っていきます。所々スノーブリッチが崩壊しかけているので安全な場所を探して登って行きます。

スノーブリッジが崩壊して、その下を水が流れています。大雨が降った後はスノーブリッチの下を濁流として流れる為、雪渓の登りは大変危険になります。

胸突き八丁の取り付き。ここから急坂が始まります。トラバース気味に登る為、谷側への滑落が発生しやすい場所です。

雪渓を下る登山者。雪渓の上部は急坂になっている為、アイゼンの使用が必要です。

胸突き八丁の途中から一ノ沢の雪渓を眺める。スノーブリッジが崩壊した所が見えます。

写真では分りにくいですが左側は切れ落ちているので、滑落に要注意です

滑落注意の看板。真下に一ノ沢雪渓が見えています。胸突き八丁での滑落事故は、周辺に高山植物が多い為、それに気を取られて発生する事が多いようです。

丸太の梯子を登ります。周りは樹林帯で高度感もないので問題なく登れますが、雨の日などはスリップしやすいので注意が必要です。

木製の橋を渡ります。左側は滑落に注意。

左側は滑落に注意。一ノ沢雪渓の右側(左岸)の斜面のトラバースが続きます。

あと少しでトラバースを終え、一ノ沢雪渓を横切り対岸(右岸)に渡り、正面の尾根を登り、上部に見える鞍部(常念乗越)へ向かって登って行きます。

この地点で雪渓を斜め上方に横切り、対岸に渡ったら、左上方に登っていきます。ややルートがはっきりしません。濃霧時には対岸の登山道を示す赤テープの確認がしづらいところです。

最終水場。雪渓を渡った所にあります。

一ノ沢雪渓を渡った所にある最後の水場です。たっぷり水を補給していきましょう。最終水場標高2250メートル、一ノ沢登山口まで4.7km 、常念小屋まで1km の看板。

しばしば登山道が崩落する通行注意箇所。悪天候時には右手上方の土砂が崩れこぶし大の石が飛んできます。

大量の雨が降って崩落した登山道。こぶし大の石が宙を舞って落ちてくるので要注意。

少しの区間針葉樹林帯の中をジグザグに登って行きます。

樹林帯を抜けると展望が開け、左手前方に常念岳の山腹が見えてきます。山頂部は更に奥にあります。

正面の雪渓の手前を右手上方に登ると、南北に走る常念山脈の稜線に飛び出ます。

常念山脈稜線から見る槍ヶ岳。6月末時点ではまだ多くの残雪が槍ヶ岳の山腹を覆っています。標高2450メートルの常念乗越の道標。横通岳と常念岳の分岐です。

季節風を避けるように立つ赤い屋根の常念小屋。槍ヶ岳の左手方向には大喰岳(おおばみだけ)、中岳、南岳とあり、大キレット越しに穂高連峰へと連なります。

常念岳へ向かう登り。比較的緩斜面の登りで、ハイマツ帯の中に大小の石がゴロゴロした所をジグザグに登って行きます。山頂は見えていません。

常念岳方面に少し登った所から振り返って撮影。常念小屋の先に聳える横通岳を眺める。 横通岳から大天井岳へは常念山脈縦走のページをご覧ください。

常念岳への登り。石がゴロゴロした所をジグザグに登っていきます。

登山道の右手方向に大キレットを望む。大キレットは南岳と北穂高岳の間に出来た深く切れ落ちたところで、北アルプス三大キレット(八峰キレット、不帰キレット)の中で最も難所とされているルートです。

山頂部が見えてきました。小祠が建つピーク部までは見えていません。

山頂直下に三股への分岐があります。三股ルートを参照してください。

大きな石がゴロゴロした所をジグザグに登れば、あとひと登りで常念岳山頂に着きます。

常念岳山頂。

常念岳山頂に祀られている常念坊の祠と方位盤が設置されています。。遠景に穂高連峰を望む。

蝶ヶ岳方面を撮影。蝶ヶ岳と常念岳とのルートは常念山脈縦走のページをご覧ください。

大天井岳方面を撮影。最も近い山が横通岳で、常念小屋はその鞍部にありますが、ここからは見えていません。

常念岳山頂から大キレットと穂高岳方面を望む。槍ヶ岳の山頂部が雲に隠れて見えていません。秋に登った折、槍ヶ岳から穂高岳へかけての綺麗な写真あります。常念岳三股ルートをご覧ください。

三股方面の前常念岳を望む。安曇野の街が眼下に広がっています。三股登山口から常念岳へは三股ルートのページをご覧ください。

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一ノ沢ルート地図

一ノ沢ルート詳細情報

ルート ヒエ平(標高1,323m)⇒大滝ベンチ⇒烏帽子沢⇒笠原⇒胸突き八丁⇒常念乗越/常念小屋(標高2,466m) ⇒常念岳(標高2,857m)
コースタイム 登山:一ノ沢(ヒエ平)〜常念岳 5時間00分
下山:常念岳〜一ノ沢(ヒエ平) 3時間30分
登山口への道路状況 林道一ノ沢線 (穂高牧)冬季通行止め期間:例年12月2日前後から4月25日前後まで
詳細は安曇野市本ページ
駐車場 無料駐車場 約30〜40台
トイレ 常念小屋 ヒエ平登山口
核心部 危険個所なし、(雪渓のある時期はスノーブリッジを踏み抜く危険性あり)
難易度 [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 2
飲料水必要量 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:2.145リットル、体重60kgの人:2.78リットル、体重75kgの人:3.43リットル
消費カロリー 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:3.989Kcal、体重60kgの人:5.186Kcal、体重75kgの人:6.383Kcal
燃焼脂肪量 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.569kg、体重60kgの人:0.740kg、体重75kgの人:0.911kg
標高差 距離 6.5km 最大標高差 1599m 平均斜度 全体:24.5% 上り:25.1% 下り:2% 獲得標高 上り:1557m 下り:3m
山小屋 常念小屋
登山口までのアクセス

一ノ沢(ヒエ平)までのアクセスの詳細はこちら

常念岳 一ノ沢登山ルートの「高山植物」

ムラサキヤシオツツジ
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ニリンソウ
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コイワカガミ
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イワウメ
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キバナノコマノツメ
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ショウジョウバカマ
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ツガザクラ
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ハクサンチドリ
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次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。

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「37.槍ヶ岳・穂高岳 上高地 北アルプス」に収録されています。
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