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黒部ダム・立山室堂散策コース案内

扇沢から関電トンネルトロリーバスに乗り黒部ダムに行きます。2億立方平方メートルの貯水量がある黒部湖では黒部湖遊覧船「ガルベ」に乗ることもできます。黒部湖の標高は1448mあり、日本で最も高い所を航行する遊覧船です。

ハイキングコースとして黒部湖畔遊歩道が整備されています。黒部湖の西岸に片道25分ほどの歩きやすい平坦な道が遊覧船乗船場近くのカンパ谷橋から展望休憩所間にあり、観光客にお手ごろな散策路になっています。

黒部ダムから毎秒10〜15トンの大量に放出された観光放水が風に巻き上げられ、しぶきとなりダム上部に作られた遊歩道まで舞い上がってきます。
黒部ダムから見上げると立山連峰の山腹に架けられた黒部ロープウェイが大観峰に伸びているのが確認できます。
黒部ダムは通称くろよんダム。7年に渡る工事の末、西暦1963年(昭和38年)に完成。 高さ186m、堤長492メートルのアーチ式ドーム越流型ダムです。

くろよん記念室が黒部ダムレストハウスの3階にあります。入館は無料で開館時間は7時30分〜17時です。ダムの縮尺模型、断面立体図の他、大量の地下水が吹き出した破砕帯の岩などを展示しています。トンネル掘削工事の現場を模した映写室では、ダム建設の記録映画「くろよん物語」が常時上映されています。

黒部ダムの上部を徒歩で渡り、黒部ケーブルカーに乗り継ぎ黒部平に向かいます。黒部平の小平地は黒部平庭園が広がり、ベンチや湧き水があります。東側を望と黒部湖を挟んでそそり立つ針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳といった後立山連峰の展望が雄大です。黒部平駅2階にレストラン黒部平、1階に売店があり、待ち時間や昼食などに利用価値が高いです。

黒部平で全長1,700mの立山ロープウェイに乗り、大観峰で再びトロリーバスに揺られれば標高2450メートルの室堂に到着します。

室堂平には国の天然記念物に指定されている地獄谷やミクリガ池、ミドリガ池、血の池などの火山の噴火後に出来た湖を見物するだけでも立山の自然を満喫することが出来ます。

室堂ターミナルから石畳の遊歩道を10分ほど歩けばミクリガ池、ミドリガ池に着きます。みくりが池温泉前の階段を下った所に地獄谷があります。
周囲1.5kmの爆裂口で、いたるところから高温の噴煙を上げています。有毒ガスも含まれている為、遊歩道から出ない事、火山ガスが大量に出ている所は素早く通過することなどの注意を促す看板が目を引きます。

火山活動が活発になると地獄谷の遊歩道は通行禁止になることがあります。
詳しくは長野自然環境事務所へお問い合わせください。

また、みくりが池温泉、雷鳥沢ヒュッテには日帰り入浴が出来、白く濁った硫黄泉を楽しむことも出来ます。

地獄谷や血の池などと恐ろしい名前が付いているのは、浄土と地獄を対照的に表現し、立山信仰を広めることを目的としたからではないでしょうか。

室堂ターミナルの近くに立山自然保護センターがあります。 ライチョウ王国へ入るための入国パスポートが発行されます。世界各国の雷鳥を案内するブースや立山の豊かな自然や動植物を紹介しています。また、ナチュラリスト(自然解説員)による自然観察ツアーが行われています。


立山の地獄谷

地獄谷は立山・弥陀ケ原火山の、4万年前以降の活動により繰り返された水蒸気噴火によって、室堂平に出来た爆裂火口地形の一つです。かつては、ミクリガ池の様に水を湛えていましたが、7世紀(飛鳥時代)に池の縁が壊れ、現在のような谷地形になったと考えられています。現在でも小規模な水蒸気噴火が繰り返され、有毒な火山ガスが地獄谷を覆っています。地熱活動も認められ、硫黄溶岩の流下と燃焼は、1700年代の加賀藩の記録にも残されています。

画像一覧

扇沢が長野県側からの登山口となります。富山県側からは富山地方鉄道立山駅で、周辺には1500台ほどの無料駐車があります。早朝から開いている店があります。立山ケーブルで美女平で降りバスを利用します。

扇沢の駐車場。上段は有料駐車場になっています。下段には市営の無料駐車場があります。合わせて720台駐車可能です。更に混雑時には臨時駐車場があり、シャトルバスにて送迎されます。

扇沢有料駐車場は上段の第1、第二駐車場が普通車1日1,000円、バス1800円、マイクロバス1500円。下段の第三、第四駐車場が一般車が36時間で1000円です。扇沢駅売店・黒部ダム売店にて5,000円購入すると500円、10000円以上で1000円のサービス券がもらえます。有料駐車場を利用した場合、遊覧船ガルベ乗船券が1割引になります。

扇沢の切符売り場。立山、剱岳などの拠点となる立山黒部アルペンルートの長野県側の入口です。関電トロリーバス、黒部ケーブルカー、立山ロープーウェイ、立山トロリーバスを乗り継いで室堂までの往復は8,800円です。

関電トロリーバスに乗り出発します。このバスは排気ガスを出さない電気によって動いています。後立山連峰赤沢岳の直下を貫く長さ6.1kmの関電トンネルを16分間走り黒部ダム駅へ至ります。

黒部ダム。観光放水は6月下旬から10月中旬にかけて行われます。黒部湖遊覧船「ガルベ」が立山連峰とスバリ岳や針ノ木岳に挟まれた黒部湖を30分で周遊します。黒部ダムの上部に作られた遊歩道を通り黒部ケーブルカー乗り場に向かいます。

標高1508メートルの黒部ダム上部の展望台から望む立山。10月2日時点で初雪があり薄らと白く雪をまとっています。黒部ダムの上部を約10分歩き黒部ケーブルカー黒部湖駅へ向かいます。

黒部ケーブルカーに乗り換えます。豪雪地帯にある黒部ケーブルカーは日本で唯一の全線地下式になっています。標高差約400メートル、黒部湖駅と黒部平駅間を5分で結んでいます。

黒部平駅で立山ロープーウェイに乗り換えます。大観峰駅までの標高差約500メートルを7分で結んでいます。各駅間に支柱が無いワンスパーン方式としては日本で最大の長さです。振り返ると、黒部湖の先に針ノ木岳、スバリ岳が手に取るように見えます。大観峰駅で立山トロリーバスに乗れば登山口の室堂です。

雄山の真下を貫く立山トンネルをトロリーバスで抜けると標高2450メートルの室堂に降り立ちます。室堂から見る立山。右側の三角形状の山が浄土山。左側が雄山。平安の昔から霊峰として人々から崇められてきました。10月2日時点で初冠雪を見ました。

ホテル立山。室堂の起点になる場所で、1階に立山トンネルトロリーバス、富山県方面に向かう高原バスの発着所があり、2階にはホテル立山のフロントとレストラン立山、 ティーラウンジ「りんどう」及び売店があります。

中部山岳国立公園立山・室堂平にあるミクリガ池温泉。日本で最も高い所にある天然温泉です。電話:076−463−1441。源泉かけ流しの温泉です。ただし露天風呂はありません。昼食、休憩、日帰り入浴などが出来ます。

室堂駅から徒歩40分の場所にある雷鳥沢温泉。TEL.076-463-1753(FAX兼用)。白い硫黄成分の入った源泉です。露天風呂から眺める立山三山(雄山・大汝山・真砂岳・別山)の眺めは最高です。

ロッジ立山連峰。TEL.076-463-6004(FAX兼用)。雷鳥沢ヒュッテと同系列の運営です。立山黒部アルペンルートの室堂駅から徒歩で40分の所です。

立山室堂山荘。右手の建物は重要文化財になっている日本最古の山小屋で、保存展示されています。かつて室堂には立山に参拝する人々が泊まる山小屋が立ち並んでいました。背景に新雪をまとった真砂岳が聳えています。

雷鳥荘。電話:076−463−1664。室堂駅から徒歩約30分で着きます。露天風呂ではありませんが、窓が完全にオープンされた展望風呂からは立山(雄山、大汝山、別山)の雄大な景色が楽しめます。背景は奥大日岳です。

ミクリガ池。周囲約630m、最大水深15mの火山湖です。室堂ターミナルから石畳を15分ほど歩くと着きます。背景は浄土山。「浄土」の名前に立山が山岳信仰の霊場であった事を物語っています。

ミクリガ池に映る浄土山(右)と雄山(左)。みくりが池に立山の姿を映し出すことから、神へのお供え水とされます。両山の鞍部に一ノ越山荘が建っています。みくりが池温泉前に展望休憩スペースがあります。

別角度からミクリガ池、雷鳥がいます。雷鳥は、人々を火の災いから守る鳥、神の使いと崇められてきました。ミクリガ池は火山によって出来た窪みに水がたまったもので、1年の半分は凍結し、初夏でも氷が浮いています。

別角度からミクリガ池。右手に別山。

ミドリガ池。散策路を挟んでみくりが池と対峙する様にある火山湖です。みくりが池に比べる約1.6mと水深は浅く、広さも狭いです。修験者がこの水で身を清めたことから「水取りが池」となり、現在の名前になったという伝説があります。左手の雄山と浄土山の鞍部を一ノ越といいます。

別j角度からミドリガ池。透明度が非常に高いのが特徴です。修験者が写経に使う墨を摺ったとされる水です。周辺にはイワイチョウ・ヨツバシオガマなどの高山植物や湿生植物が多く生育しています。背景の山は奥大日岳です。

血の池。湿地に点々とみられる池塘は、餓鬼の田と呼ばれます。餓鬼道に落ちた猛者が田植えをしますが稲は実らず飢えに苦しむと言われます。背景は右から大汝山、真砂岳、別山。

別角度から血の池。立山信仰では地獄と極楽を対照的に表現したため、赤色の水をたたえた沼を「地の池」と呼んだのではないでしょう。水深が浅く、酸化鉄によって赤みがかった色をしています。

みくりが池温泉の脇を入り、石畳の先に噴煙を上げる周囲約1.5kmの天然記念物に指定されている地獄谷が広がります。立山火山の余勢を見せる爆裂火口です。立山は奈良時代から「地獄のある山」として知られて来ました。背景は奥大日岳です。

地獄谷の遊歩道を進みます。そこかしこから有毒ガスが噴出しています。別山の後に剱岳がわずかに顔を覗かせています。

硫黄臭のする有毒ガスが噴出している為、石畳の遊歩道を素早く通過します。火山性ガスが大量に噴出する期間は、この遊歩道が通行止めになることがあります。

いたる所で高温の高圧蒸気が噴煙を上げています。立山観光の中でも、最も人気のある場所です。背後の山は奥大日岳から大日岳へ通じる稜線です。

高温の温泉が湧き出ています。地獄谷から付近の山小屋へ温泉が引かれています。

硫黄を含んだ白く濁った温泉がぶぶぶく湧き出しています。遊歩道の先にロッジ立山連峰の赤い屋根が見えます。背景の山は別山で、剱岳も山頂部分が少しだけ見えています。

地獄谷はかつて立山信仰において地獄にたとえられました。激しく上がる噴煙。地中から吹き上がる熱湯。生前罪を犯した者が落ちるとされる灼熱地獄です。

噴煙を上げる地獄谷を振り返る。室堂駅を起点としてみくりが池、みどりが池、エンマ台展望台、雷鳥平、地獄谷の周回コースは累積標高差310メートルで約2時間30分のコースタイムです。室堂駅から雄山へのルートも参照してください。

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黒部ダム・立山室堂散策地図

黒部ダムから立山室堂散策詳細情報

ルート 扇沢駅⇒黒部ダム⇒黒部平⇒大観峰⇒室堂(標高2,450m)⇒ミドリガ池、ミクリガ池、血の池⇒地獄谷⇒雷鳥沢⇒室堂

※扇沢〜室堂 往復 8,800円
コースタイム 室堂平一周 1時間20分
駐車場 扇沢駅駐車場の詳細はこちら
トイレ 室堂ターミナル、みくりが池温泉、雷鳥荘
核心部 難しい所はありません
難易度 [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 1
飲料水必要量 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:0.33リットル、体重60kgの人:0.432リットル、体重75kgの人:0.53リットル
消費カロリー 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:0.618Kcal、体重60kgの人:0.804Kcal、体重75kgの人:0.990Kcal
燃焼脂肪量 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.880kg、体重60kgの人:0.115kg、体重75kgの人:0.141kg
標高差 距離 3.5km 最大標高差 177m 平均斜度 全体:-0.4% 上り:11.4% 下り:9.1% 獲得標高 上り:166m 下り:182m
登山口までのアクセス 扇沢までのアクセスの詳細はこちら
立山の山腹に長いトンネルを掘り、立山黒部アルペンルートが出来ています。長野県側の大糸線(信濃大町)から路線バスで扇沢まで行きます。

立山室堂周辺の池

ミクリガ池 ミクリガ池
立山火山の爆発によって出来たくぼみに水がたまって出来た池で、周囲約630m、深さ約15mの湖です。
魚は生息していません。 「みくり」を漢字では「御厨」と書き、神様が調理をする場所という意味です。 撮影の絶景スポットになっています。
ミドリガ池 ミドリガ池
ミクリガ池同様、火口跡が池になったものです。ミクリガ池よりも小さく、水深も1.6mと浅い反面、透明度は非常に高い湖です。
立山三山を湖面に写すと大変きれいに見えます。
血の池 血の池
火口跡が池になったもので、水深は浅く、小さな沼が点在しています。酸化鉄が多く含まれているため赤く見えます。
昔、山に訪れる人々が、立山地獄の一つとして血の池地獄と呼んだことからこの名前が付けられたとされています。

立山室堂周辺の見どころ

地獄谷 地獄谷
温泉が湧出して、日本で最も高所にある温泉で、周辺の山小屋はここから温泉を引いています。 地獄谷へは遊歩道が整備され一周することが出来ますが、有毒ガスが噴出しているため、 歩道以外への立ち入りは禁止されています。
立山室堂 立山室堂
室堂のほぼ真ん中に位置し、現存する日本最古の山小屋です。現在の建物は享保11年(1,726年)に再建されたものですが、現在は資料館となっていて、平成7年に国の重要文化財に指定されました。
山崎カール 山崎カール
室堂に立ち、正面に見える雄山(立山)の直下には深めの皿の様なくぼみがあります。 1905年に山崎直方氏はこの地形をカールと認定し、以後、山崎カールと呼ばれるようになり、国の天然記念物に指定されました。カールは氷河で削られた地形を指し、立山にはこの様なカールがいくつもあります。

立山室堂周辺の日帰り温泉

みくりが池温泉 みくりが池温泉
湯は白い硫黄の温泉で、内風呂のみです。
【受付時間】9:00?16:00
【入浴料金】大人/\600 小人/\400 タオル/\300
雷鳥沢ヒュッテ 雷鳥沢ヒュッテ
湯は白く濁った硫黄線で、内風呂と半露天風呂があります 。半露天風呂から見る立山連峰は最高です。
【受付時間】9:00?16:00
【入浴料金】大小人/\500
雷鳥荘 雷鳥荘
白い濁り湯で、半露天風呂です。
【受付時間】7:00?20:00
【入浴料金】大人/\600 小人/\400 

立山室堂周辺の山小屋 宿泊施設

ホテル立山

ホテル立山 室堂唯一のホテルで、黒部アルペンルートの山頂駅にあります。
@289名、A17,850〜、B4/10〜11/29日、CTEL:076-465-3333

みくりが池温泉

みくりが池温泉 
@120名、A8,950〜、B4/10〜11/24日、CTEL:076-463-1441 FAX:076-463-1404

立山室堂山荘

立山室堂山荘
@200名、A8,828〜、B4/17〜11/24日、CTEL:076-465-5763

雷鳥沢ヒュッテロッジ立山連峰

雷鳥沢ヒュッテ/ロッジ立山連峰(姉妹荘)
@258名/200名、A8,800〜、B4/17〜10/11日、CTEL.076-463-1753(FAX兼用) TEL.076-463-1835

雷鳥荘

雷鳥荘
@300名、A8,950〜、B4/17〜11/24日、CTEL:076-465-5777


次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。

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