日本アルプス登山ルートガイド-核心部のルート案内
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燧ヶ岳 御池登山口ルート

燧ヶ岳・御池登山口登山ルート概要

登山ツアー情報

燧ケ岳登山ツアー

関東・東海・関西・九州発: 燧ヶ岳登山ツアー

登山コース案内

御池は、尾瀬の登山口の中でマイカーが入る唯一の場所です。御池駐車場は、除雪が完了する4月末ころから利用可能ですが、シーズン中は御池駐車場が一杯になることも多く、七入駐車場(880台)に車を停め、シャトルバスまたは路線バスで御池またはその先の沼山峠に向かいます。
※御池〜沼山峠間は通年一般車通行禁止です。(沼山峠は、鳩待峠に次いで利用者が多い所で、尾瀬沼の湖畔から始まる長英新道の起点になっている所です。)
御池にはバス乗り場があり、その奥に1日1,000円の御池駐車場約450台が完備し、 山の駅御池にはトイレ完備、土産店、バスの乗車券発売所が併設されています。

尾瀬御池ロッジに宿泊した場合には、登山している間、ロッジの駐車場に停めておくことができます。

御池登山口からのルートは、広沢田代・熊沢田代などの湿原を抱え変化に富んでいますが、沢筋には7月中旬まで雪渓が残っている為、登山初心者は7月下旬になってからの方が無難でしょう。残雪期の6月中旬までは、熊沢田代の上部で赤札の数が少ない区間があり、ルートファインディングに手こづるかもしれません。

御池駐車場を通り抜け、登山口に入ります。木道を進むと直ぐに燧ヶ岳分岐があります。6月5日時点で直ぐに残雪が現れます。 日の当たる所には雪はありませんが、樹林帯にはまだ多くの残雪があり、比較的傾斜のきつい雪の斜面を登り続けます。

展望が開けると広沢田代です。広沢田代の先にある標高1,986mピークを右から巻くように進み、樹林帯へと入ります。傾斜は30度を越える雪面もあり、最低軽アイゼンは使用した方が良いでしょう。僅かな区間平坦地を通過し、ダケカンバが美しいややきつい雪面を登り上げると熊沢田代です。 熊沢田代の湿原の規模は広沢田代とほぼ同程度ですが、池塘の数は少なく高山植物の数も少ない様です。熊沢田代から望む雪形の残る燧ヶ岳の俎ー(まないたぐら標高2,346m)は絶景です。

熊沢田代を越え、深い樹林帯へと入ります。この先、悪天候時にはルート確認が困難になる所が数か所ほどあります。今回の登山では、赤札が少なく、ルート探しに30分ほど費やした箇所がありました。 ハイマツ間の雪の斜面を見上げると、ずっと先の左側のハイマツに一つだけ赤札が付いているのを確認し、ルートが正しいことでほっとしました。

赤札が付いている所からトラバースします。ここで下山者に会い、トレースを頼りに進みます。トラバースを終えると俎ー(まないたぐら標高2,346m)まで僅かです。

俎ー(まないたぐら標高2,346m)からは360度の展望があり、南西方向の至仏山、北東方向の会津駒ヶ岳、眼下には尾瀬沼が広がります。

俎ーから最高点の(しばやすぐら標高2,356m)へ向かいます。 山頂下の45度はあろうかと思われる雪の斜面が核心部で、最低でも軽アイゼンは付けた方が良いでしょう。

山頂下の雪の斜面を登ると山頂に飛び出します。燧ヶ岳最高点の柴安ー(しばやすぐら標高2,356m)からは俎ーほどの眺望はありません。


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御池バス乗り場。奥には御池駐車場約450台、1日1,000円 4月末ころから利用可能です。 隣の敷地に国民宿舎・御池ロッジがあり、前夜泊にもってこいです。日帰り入浴も可能です。

御池バス乗り場にある山の駅御池。トイレ完備、尾瀬の土産物、休憩所に食堂が併設されています。 バスの乗車券が隣の小さな建物で販売されています。

尾瀬御池ロッジの前で、沼山峠への車道を左手に見送り、広い御池駐車場の奥の登山口から燧裏林道に入ります。ダケカンバの林が美しい中に木道が伸びています。

燧裏林道に入り2、3分も木道を歩けば、御池田代の手前で左手方向に燧ヶ岳へ向かう登山道が分岐します。

オオシラビソに包まれた暗い樹林の中をジグザグに登って行きます。木道が整備され大変歩きやすい状態です。

6月5日の時点で、直ぐに残雪が現れます。この辺りはまだ傾斜が緩いので、つぼ足で登って行きます。

大小様々な岩がゴロゴロし、木の根が縦横無尽に伸びた登山道は足場も悪くやや登りにくいです。日の当たる所には雪はすっかり消えていました。

再び残雪の斜面を登ります。この辺りまで来ると軽アイゼンは欲しいところです。

振り返って撮影。傾斜約25度ほどの急斜面をつぼ足とストックのみで上がって行きます。ブナの木が冬の間に降り積もった雪の重みで根元から折れ曲がっています。

オオシラビソが所々で立ち枯れる所まで登ると、傾斜は緩んできます。残雪は更に深くなりますが、踏み抜く事はありませんでした。この先で展望が開け広沢田代です。

登山口から約45分ほどで樹林帯を抜け、広沢田代北端の平坦な所に飛び出します。木道を進んだ先が広沢田代の高層湿原です。

広沢田代の湿原の中に作られた木道を進みます。周辺には池塘が点在し、7月の終わり頃に訪れると一面にキンコウカが黄色い花を付けているはずです。

広沢田代の池糖の周りにはワタスゲやモウセンゴケなども多く見られます。 正面ピークは地図上に記載された標高1,986mです。木道を進むと大きく右にカーブし湿原の南端に出ます。

広沢田代を南端で抜け、樹林帯へと入ります。

広沢田代から標高差約150mほどの1,986mピークまで急坂になり、針葉樹林帯に取り付きます。登るに従って木道は残雪で覆われてしまいます。

傾斜は30度近くあります。表面はアイスバーンになっていないので、キックステップでの登りに支障はありません。今回、アイゼンを持参しなかったのでつぼ足のみでの登りです。

振り返って撮影。かなり傾斜がきついのが分ります。

この先で、標高1986m地点を超え一旦平坦地へ飛び出します。

短い区間、平坦地の中に作られた木道を進みます。木道の周辺は雪解けと共にミズバショウが咲き出しています。

ミズバショウが咲く平坦地を抜けると、ややきつい登りになります。葉を落としたダケカンバが空の青さとマッチし、大変美しい景観を作っています。

ダケカンバの下をくぐり抜けるように登ると、熊沢田代に飛び出します。

平坦地に飛び出し、熊沢田代へ向かって木道が伸びています。その先に聳えるのは双耳峰の燧ヶ岳で、俎ーです。僅かに俎ーの右肩に柴安ーも見えています。

熊沢田代の中に入ってきました。木道を下りながら右手側を望むと平ヶ岳の魅力的な山容が見えてきます。最低鞍部まで下り、正面の燧ヶ岳の俎ー(まないたぐら標高2,346m)へ登り返します。

熊沢田代を抜けると残雪量は更に増し、木々がまばらな樹林帯へと入ります。登山ルートを示す赤札の数があまりありません。

この先、悪天候時にはルート確認が困難になる所が随所にあります。登山道が現れるのは7月下旬になってからですから、この時期に登山初心者が登るのはやや危険を伴います。

少し傾斜が緩んだ斜面を登り、少し上で深い樹林帯へと入ります。

この先でシラビソの深い樹林帯になります。

所々に吊るされた赤札を頼りにシラビソの針葉樹林帯を登ります。

赤札の数がめっきり少なくなり、この先のルートが見つかりません。30分ほど探してやっと見つけました。ここから残雪の中を直登するのではなく、左手側にトラバース気味に進むのが正解です。

ここをさらにトラバースします。本日は、先行者がいなくトレースがないため、ルートファインディングにてこずりました。(赤札が確認できませんでした) 正面の樹木を抜けた所で登りに入ります。

ここをさらにトラバースします。(赤札が確認できませんでした) 樹木を抜けた所で登ります。

両脇が背の高い笹原に覆われた斜面を直登します。夏道ならおそらくジグザグを切って上っていることでしょう。

少し上がった所からずっと遠く(200〜300m)のハイマツに赤札が揺れているのを確認しました。ルートが正しいことで一安心です。

写真には小さすぎて写っていませんが、左側のハイマツに一つだけ赤札が付いています。

赤札が付いている所から振り返って撮影。眼下に熊沢田代の中に伸びる木道が確認出来ます。そして、奥に会津駒ヶ岳がまだ多くの雪を戴いて聳えています。会津駒ヶ岳はここからさほど離れていませんが、積雪量は燧ヶ岳よりもはるかに多いです。

ハイマツに赤札が付けられた所から左手側に入って行きます。ハイマツや笹の中を切り開いた登山道をトラバース気味に進みます。

再び残雪の斜面が現れます。ここで本日初めての下山者に会い、トラバースの斜面に付けられたトレースを頼りに進みます。

トラバース中間地点から下を写す。かなりきつい斜面ですが、雪が腐って滑落の心配はありません。左手眼下に熊沢田代が見えています。登ってきた登山道と同じような沢筋が平行して走っているのが分ります。下山時、この沢を下ると、ルートを見失うことになります。要注意です。

トラバース終了地点から振り返って撮影。右手遠景に会津駒ケ岳、左手に平ヶ岳を望めます。

トラバースを終え笹とハイマツの中に入り、残雪の中を直登します。青空の先で傾斜が緩むと、俎ー(まないたぐら標高2,346m)まで僅かです。

残雪を抜けると傾斜が緩み、ハイマツやシャクナゲの中に作られた露岩帯を登ります。ここを登ると、山頂に飛び出します。

大小様々な岩が積み重なるような俎ー(まないたぐら標高2,346m)です。南眼下には尾瀬沼を見下ろします。更にその遠景には男体山や日光白根山などが聳えています。

小祠が祀られた俎ー(まないたぐら標高2,346m)。山頂からは360度の大展望です。先に見える丸いピークは最高点の柴安ー(しばやすぐら標高2,356m)です。西暦1889年(明治22年)、尾瀬の開拓に尽力した平野長蔵が19歳の時に燧大権現を祀った祠です。二等三角点も見えます。

双耳峰の一つ柴安ー(しばやすぐら) へ向かいます。山頂下の雪の斜面が本日ルートの核心部です。柴安ーの左手に至仏山、右手に平ヶ岳が多くの雪を纏って聳えています。平ヶ岳の更に奥には、越後駒ヶ岳も見えています。

俎ーと柴安ーの鞍部からの登り返しです。本日のルート上最大斜度です。

山頂下の雪の斜面は40度以上はあります。長英新道からの複数の登山者が付けたトレースを頼りにキックステップのみで登ります。最低でも軽アイゼンは付けた方が良いでしょう。アイゼンを持ってこなかった事を後悔する瞬間です。

山頂下の雪の斜面を登ると山頂に飛び出します。

燧ヶ岳最高点の柴安ー(しばやすぐら標高2,356m) 。山頂は広く平坦で、俎ーに比べ展望は良くありません。燧ヶ岳と書かれた立派な石碑が建っています。

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燧ヶ岳・御池登山口登山ルート地図


燧ヶ岳・御池登山口登山ルート詳細情報

ルート 6月5日
御池登山口(標高1,500m)⇒広沢田代⇒熊沢田代⇒燧ヶ岳/俎ー(まないたぐら標高2,346m)⇒柴安ー(しばやすぐら標高2,356m)
コースタイム 登山:3時間20分
下山:2時間30分
駐車場 御池駐車場約420台
核心部 難しい所はありません
難易度 [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 1 残雪期山頂部の雪面の登り2
飲料水必要量 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.46リットル、体重60kgの人:1.90リットル、体重75kgの人:2.34リットル
消費カロリー 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:2.724Kcal、体重60kgの人:3.542Kcal、体重75kgの人:4.359Kcal
燃焼脂肪量 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.389kg、体重60kgの人:0.506kg、体重75kgの人:0.622kg
標高差 距離 4.5km 最大標高差 851m 平均斜度 全体:18.7% 上り:21.7% 下り:6.3% 獲得標高 上り:867m 下り:25m
山小屋 尾瀬御池ロッジ
登山口へのアクセス 御池へのアクセスの詳細はこちら

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「14.尾瀬 燧ヶ岳・至仏山」に収録されています。
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