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裏見ノ滝(武尊神社)から武尊山(剣ヶ峰山、沖武尊)周回コース

裏見ノ滝(武尊神社)から武尊山(剣ヶ峰山、沖武尊)周回コース概要

登山コース案内

みなかみ町藤原宝台樹からのルートは二つの登山口があります。その内、裏見ノ滝、林道終点にそれぞれ 駐車場がある登山口は、標高が高いこともあって主に使われます。どちらの登山口からでも日帰り周遊登山が可能です。

手小屋沢避難小屋の先には、かなり険し岩場があるため、時計回りのコースが選ばれることが多いようです。

コース唯一の小屋である手小屋沢避難小屋は3名ほどの収容人数のため、緊急時以外は計画に入れないほうが無難でしょう。

各所から流れる沢水が水場となっています。少なめの水を持って登山を始めても問題になる事は無さそうです。

このコースの最大の見所は、広い稜線を背の低いササ、ハイマツ、シャクナゲなどが覆う剣ヶ峰山と沖武尊間の眺めの良い縦走路です。

沖武尊の山頂には「御嶽山大神」の碑や剣ヶ峰山(つるがみねやま)には「普寛霊神」の石碑が建っています。これは、木曽御嶽山王滝口の登拝路を開いた普寛行者が、武尊山の花咲口から登拝路を開き、御嶽講の上州における道場として隆盛に導いた功績によるものです。

剣ヶ峰山から沖武尊へ到る稜線の動画



紅葉の見頃

10月21の紅葉の様子です。標高1050mの「どうぞの森」の紅葉が見頃です。登山道に入り、標高1100mから1300m程の区間がまだ綺麗です。標高1500mほどまで上がると紅葉はほぼ終わっています。


標高1050m 「どうぞの森」の紅葉 10月21日

標高1050m 「どうぞの森」の紅葉 10月21日

真っ赤に染まった楓と黄色く染まった楓、白樺の白い幹とのコラボレーションが大変美しいです。

標高1060m 「どうぞの森」の紅葉 10月21日

標高1060m 「どうぞの森」の紅葉 10月21日

楓が赤く綺麗に発色しています。

裏見ノ滝

登山口の裏見ノ滝駐車場からコンクリートで出来た階段を下り、2分ほどで裏見ノ滝展望台へ降りられます。


武尊川の渓流

武尊川の渓流

武尊川の渓流は、水量はさほど多くありませんが、樹木が美しく遊歩道が作られています。

裏見ノ滝の落ち口

裏見ノ滝の落ち口

裏見ノ滝の落ち口を撮影。

裏見ノ滝

裏見ノ滝の落ち口

裏見ノ滝は、まさに滝の裏から流れ落ちる水を見ることが出来ますが、現在は岩の崩落の危険があるため、滝の裏側への進入が禁止になっています。この滝は、日本武尊命が、東征の際に立ち寄って水垢離を行ったと言ういにしえからの伝説に包まれた50mの大瀑布です。毎年7月に本山修験宗三重院の山伏による滝行が行われます。

裏見ノ滝の動画



武尊神社

武尊山の山麓には30を超える武尊神社があります。その中で代表的な一つが、みなかみ町藤原の宝台樹にある武尊神社です。武尊山の登山口となっている場所です。


武尊神社

武尊神社

由緒によれば、貞観(西暦865年)の頃より「保宝鷹神社(ホホウタカ)」と称され、上野神名帖には、「従一位の社に被叙せらる。また、大日本史神祇部国帖に保高神社は利根郡にありとあるは本社なり」とあり、古く武尊神社が「保宝鷹神社」或いは「保高神社」と呼ばれ、山麓の人々によりホタカの神を祀り、その神が武尊山であったのです。

武尊山の山名は、日本武尊命に由来するとよく言われますが、日本武尊伝説が武尊山の山岳修験に影響を及ぼす中で、江戸から明治にかけて、それまであった「ホタカ」に「武尊」の字を宛て、山名及び神社名としたというのが正しそうです。

武尊神社の内部

武尊神社の内部

神棚の中には日本武尊の御神体が収められています。

画像一覧

スタート 群馬県道63号線・水上片品線の武尊橋で宝台樹キャンプ場を目指し林道に入ります。武尊神社手前に水洗トイレと登山届ポストが設置された50台ほどの裏見ノ滝無料駐車場があります。

更に林道を20分ほど歩くと林道終点の駐車場に着きます。この間は無舗装ですが、砂利が敷き詰められ、わだちも少なく、路肩に心配する場所もほとんど無く、車の通行には差し支えありません。

林道終点には約10台の駐車スペースがあります。ハイシーズンには一杯になることもあり、路肩の駐車はほぼ無理です。最悪、武尊神社前の駐車場に戻る必要があるかもしれません。駐車場脇から更に林道は伸びていますが、ロープが張られ、車の進入は出来ません。

須原尾根分岐。今回は、このまま直進し、剣ヶ峰(西武尊)、沖武尊と周回して、須原尾根を下り、この場所に戻ります。ここから剣ヶ峰までは約2時間のコースタイムです。

林道はここで終わり、武尊川の源頭部に当たる武尊沢の支流を渡ります。この流れも水場となっています。

少し登ると紅葉したブナなどの木々の間から剣ヶ峰が僅かに見えて来ました。

武尊沢を渡ります。橋はなく、石伝いに飛び跳ねながら渡ります。ここが最後の水場になっています。武尊沢を渉り尾根に取り付きます。

高度が上がるに従って斜面の角度が増してきます。針葉樹の根が交錯した歩きにくい急斜面からは、右手に獅子ヶ鼻山の岩峰が望めます。

更に木の根の露出した滑りやすい登りになっています。地面はやや湿って更に滑りやすくなっています。

アルキガクボの沢から流れる水です。ここも水場として使える可能性があります。

木の根が張り出し、段差が大きい斜面は、木の根に掴まり慎重に登ります。黄色いテープは滑落防止用です。

左手方向に武尊山の最高峰・沖武尊が見えて来ました。剣ヶ峰へ登ったら、広い稜線を辿って沖武尊山頂に向かいます。

深い笹原の中に真直ぐに延びる登山道。右上方に剣ヶ峰が僅かに見え出しました。

シャクナゲとハイマツが混じる狭い稜線を登り上げるとT字路に着きます。

狭い尾根を登り上げると一気に傾斜が緩み、右手前方に剣ヶ峰山が間近に見えて来ました。笹原の中を進んだ先にT字路があります。

右手方向に剣ヶ峰山、左手方向に沖武尊のT字路。約5分急斜面を登れば剣ヶ峰山頂です。

スタート 標高2020mの剣ヶ峰山。ほぼ360度の展望があります。南側からは川場スキー場下の武尊高原川場キャンプ場を登山口とする高手新道が合流してきます。冬季登山の定番は、12月上旬から4月中旬まで営業の川場スキー場のクリスタルエクスプレスに乗り、一気に1870m地点から剣ヶ峰に登るルートです。

別称西武尊の剣ヶ峰から南を望むと清水の次郎長と縁の深い百名山の赤城山が良く見えています。

剣ヶ峰から東側を望むと川場谷を挟んで不動岳から続く前武尊が見えています。ギザギザとした岩峰群の為、鎖場が連なる難ルートです。前武尊の山頂には日本武尊命の銅像が建っています。

剣ヶ峰から僅かに下りT字路に戻ります。そして、展望に恵まれた広い稜線を主峰の沖武尊へ向けて進みます。剣ヶ峰から約1時間で到着です。

小さなコブをいくつか越えながら進んで行きます。あまり高低差が無いので快適な稜線歩きです。武尊山は古い火山で、現在火山活動は行っておりませんが、南側は浸食が激しく深い谷を刻んでいます。

鋭く尖った剣ヶ峰を振り返って撮影。名前の通りと剣の様に尖って格好いい。

穏やかな稜線を進みながら、左手側(西側)を望むと荒々しい山体を剥き出しにした谷川岳が印象的です。谷川連山の稜線の先に平坦な山頂を持つ苗場山も確認出来ます。

最低鞍部まであと少しです。そして、ハイマツの中に真直ぐに伸びた登山道を登り返します。

シャクナゲとハイマツが混じる灌木帯を切り開いて作られた登山道を真直ぐに登って行きます。山頂直下はガレ場になって急斜面です。

沖武尊の山頂直下のガレ場をジグザグに登ります。

ガレ場から振り返ると小さいピークを連ねた先に剣ヶ峰がかっこよく天を突いて聳えています。周辺のガレ場では、初夏になるとツリガネニンジンやアキノキリンソウなどが咲き誇ります。

沖武尊の少し手前で前武尊や中ノ岳からのルートを右手から合わせます。

前写真の分岐から振り返って、中ノ岳、家ノ串山、前武尊へと続く稜線を撮影。中ノ岳南山腹にサンショウウオが生息すると言わる三ツ池が青く光っています。

標高2158mの沖武尊山頂。山頂には一等三角点、石碑や石祠、展望方位盤などが置かれ展望は雄大です。北側には至仏山、会津駒ケ岳、平ヶ岳、燧ヶ岳、巻機山などのそうそうたる百名山が聳え、西側には一ノ倉岳、白毛門、朝日岳なども谷川連山、東側には日光白根山、皇海山、南には赤城山の先に富士山も見えています。

山頂から下山は須原尾根を下ります。前方の樹林に囲まれた小ピークが藤原武尊です。

藤原武尊直前の稜線から剣ヶ峰(西武尊)方面を撮影。武尊沢の浸食が進み鋭く落ち込んでいます。その先に青く光るのは玉原湖です。

スタート 藤原武尊の小ピークを過ぎると鎖場が連続する難所が待っています。

「行者ころげ」と呼ばれる鎖場が連続します。急降下で所々に木の根も張り出して滑りやすいので慎重に下ります。

最初の鎖場を降りきった所から振り返って撮影。スタンスは豊富で鎖を使わずに上り下り出来ます。三点支持を守って慎重に下ります。下部に梯子が架けられています。途中から梯子に足をかけながら下ると安全です。

最初の鎖場から1分ほど下ると直ぐに、次の鎖場が出てきます。

鎖場を下り切った所から振り返って撮影。こちらの鎖場は、途中テラスになった部分があり、二段で下ります。こちらもスタンスは豊富でさほどの高度感は無いので難しくはありません。

更に下った所にロープの架けられた岩場があります。下り切ってから撮影。木の根に足をかけながら下ります。雨の日などは木の根は滑りますから慎重な行動が必要です。

更に下ると、一枚岩状の岩場になります。傾斜は緩くスタンスも豊富なので鎖ではなく、ロープが掛けられています。

更に下った所の岩場を下り切って撮影。この岩場も長いですがスタンスが豊富で、あまり難しい岩場ではありません。

オオシラビソの森閑とした原生林を下ると、右下にカマボコ型の手小屋沢避難小屋が見えてきます。15m程進んだ先に手小屋沢があり、水の確保が出来ます。

手小屋沢避難小屋内部。3名ほどが横になれば一杯になる広さです。避難小屋の周りにテント4張ほど設営可能なスペースがあります。

手小屋沢の水場。十分な水量の水が流れていました。

手小屋沢避難小屋から登山道に戻り、5分ほど歩いた所に武尊神社下降点があります。ここで左手に90度折れ、ジグザグに下ります。このまま直進すれば名倉ノオキを経由し宝台樹尾根に入り、みなかみ町のもう一つの登山口に下山出来ます。

紅葉で赤や黄色に染まった山腹をジグザグに下ります。

不動明王。大きな岩の前に修験者が置いたと思われる木札が数枚ありました。不動明王像は見当たりませんでした。

カラ松林になると一気に傾斜が緩み、歩きやすくなります。

須原尾根分岐の往路に到着です。ここからは林道を歩き駐車場に戻ります。

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裏見ノ滝(武尊神社)から武尊山(剣ヶ峰山、沖武尊)周回コース地図

裏見ノ滝(武尊神社)から武尊山(剣ヶ峰山、沖武尊)周回コース詳細情報

ルート 10月21日
裏見ノ滝(武尊神社)無料駐車場(標高1,100m)⇒林道終点駐車場(標高1,190m)⇒須原尾根分岐(標高1,280m)⇒剣ヶ峰山(標高2,020m)⇒武尊山・沖武尊(標高2,158m)⇒手小屋沢避難小屋(標高1,518m)⇒不動明王(標高1,501m)⇒須原尾根分岐(標高1,280m)
コースタイム 登山:裏見ノ滝(武尊神社)無料駐車場→20分-林道終点駐車場→2時間5分-剣ヶ峰山→55分-武尊山 合計:3時間20分
下山:武尊山→1時間5分-手小屋沢避難小屋→45分-林道終点駐車場→18分-裏見ノ滝(武尊神社)無料駐車場 合計:2時間8分
駐車場 裏見ノ滝(武尊神社)無料駐車場50台、林道終点駐車場10台。
核心部 行者ころげの鎖場の連続
難易度 [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 3.5
飲料水必要量 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.36リットル、体重60kgの人:1.77リットル、体重75kgの人:2.18リットル
消費カロリー 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:2.538Kcal、体重60kgの人:3.300Kcal、体重75kgの人:4.062Kcal
燃焼脂肪量 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.362kg、体重60kgの人:0.471kg、体重75kgの人:0.580kg
標高差 距離 9km 最大標高差 1062m 平均斜度 全体:2.1% 上り:20.2% 下り:27.8% 獲得標高 上り:1122m 下り:918m
山小屋 手小屋沢避難小屋 宿泊可能人数3人
登山口へのアクセス 裏見ノ滝駐車場へのアクセス
上越新幹線上毛高原駅からタクシーで40分

JR上毛高原駅〜水上駅〜宝川温泉・湯の小屋・谷川岳ロープウェイ線
武尊橋で下車、登山口まで徒歩1時間30分 関越交通バス電話:0278−72−3135

バスタ新宿〜みなかみ温泉高速バス

タクシー会社
関越交通タクシー電話0278−72−2111

宿泊場所
ロッジ青木沢 電話:0278−75−2037
民宿山椒 電話:0278−75−2712
※登山口の裏見ノ滝駐車場まで送迎してくれます。
※マイカーなら宝台樹キャンプ場へ宿泊

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