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谷川岳 一ノ倉沢ハイキング

谷川岳 一ノ倉沢ハイキング

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谷川岳登山ツアー

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登山コース案内

谷川岳ロープウェイ土合口駅から舗装された車道(旧国道・清水街道)が一ノ倉沢出会まで通じていますが、 通行規制が下記の期間(5月30日10:00〜11月17日10:00)実施されているため、マイカーで入ることはできません。

規制が行われている期間、谷川岳ロープウェイ土合口駅と一ノ倉沢出会間に電気バスが運行されています。
みなかみ町では一ノ倉沢までハイキングすることを推奨していますが、老人や子供、体の不自由の方々の為に無料で、群馬県の委託を受けて関越交通が電気バスを走らせています。1日7往復で、1回について9人まで乗車出来る小さなバスなので、基本的には歩いて行くことが原則です。

一ノ倉沢周回ハイキングコースを湯檜曽川にかかる土合橋脇の車道を入る所から案内します。 新道は土合橋脇を入り100mほど車を進めると通行止めになっています。
湯桧曽川の増水により林道が崩壊した為で、6台ほど駐車可能なスペースに車を停め、林道を進みます。

20分ほど林道を歩くと東屋が建つ広い駐車可能なスペースがあり、本来ならここまで車で来ることができるはずです。
東屋の先から登山道となり、直ぐに新道と旧道(谷川岳ロープウェイ土合口駅から続く車道)への分岐に出ます。 ここでは旧道に向かい、傾斜のきつい上り坂を20分ほど上がると車道へ出ます。

平坦な車道を進むと、ほどなくしてベンチが設置されたマチガ沢に着きます。 そのすぐ先の巌剛新道の登山口を左に見送り、20分ほどで一ノ倉沢です。
一ノ倉沢出会には30台ほどの駐車場と水洗トイレが完備し、ベンチが複数設置されています。

一ノ倉沢正面の岩場が「一ノ倉」と呼ばれる理由は、当地の方言では岩や岩壁のことを「クラ」と呼び、谷川連峰随一というに相応しい壮絶極まりない岸壁に誰しもが圧倒されることからこの名が付けえられた様です。
また、この岩場は世界的に見ても登攀困難(グレード6級)で、北アルプスの剱岳、穂高岳と並んで日本三大岩場として知られています。

一ノ倉沢出会から先はゲートがあり、一般車は入れません。
ゲートからは舗装のされない林道が続き、幽ノ沢出会を過ぎた所には「ブナのしずく」と呼ばれる水場があり、冷たい水が滴り落ちています。

林道からJR見張小屋に向け急坂を下りると、湯桧曽川沿いを走る新道と交差し、その左手にはJR見張小屋が建っています。
新道を右方向に向えば土合方面です。

途中、湯桧曽川沿いを歩く所があり、増水についての注意書きが各所に張られています。2000年8月6日に鉄砲水が発生し、31人が巻き込まれ、13人が流され、1人死亡、10人が軽傷を負う事故が発生しました。上流部で雨が降っていたこと、流木や土石の決壊、雪渓の決壊などが原因と考えられています。湯檜曽川では毎年3、4回の鉄砲水が出ると言うことで、水上町では新道沿いに複数の立て札を立てて注意を喚起しています。

三つの沢を越えると東屋の建つ広い場所に戻ります。




一ノ倉沢概念図一ノ倉沢概念図

清水峠を越える清水越新道

清水峠を越える道は、群馬県と新潟県を結ぶ交易路として、古くから使われていました。戦国時代の武将・上杉謙信がこの峠を越えたことが文献に記されていたり、江戸時代になってからの文献(越後国細見図)にもこの名前が登場します。

江戸時代には、歩く人もあまり多くなかった清水峠越えの道は、1881年(明治14年)に、清水街道として着工され、1855年(明治18年)に完成しています。当時の主要交通機関は馬車で、その通行には十分な幅の道であった様です。しかし開通後、土砂崩れで通行止めとなり、豪雪地帯ゆえの雪崩の多さのため道は寸断されてしまい、廃道の一途を辿る運命となりました。

そして、現在でもその名残として国道291号線が清水街道してと名前を留めています。少し混乱しますが、地図に書かれている「新道」が清水峠を越える古くからの道で、旧国道(清水街道)と書かれているのが、前述した明治18年に完成した道のことです。

谷川岳の登山史

信仰の山、生活の山から「近代スポーツの山・谷川岳」への転機は1920年(大正9年)のことでした。谷川岳縦走から東面の岩場へ目が向けられ、1927年(昭和2年)大島享吉が集中的にそそいだ情熱は谷川岳登山隆盛の発端となりました。 1931年(昭和6年)の清水トンネルの開通は更に多くのクライマー・登山者を惹きつけ、尊い犠牲を出しながら現在の登攀ルートが開拓されました。

大島の「主として谷川岳の岩璧の下調べに行きたるなり、すべては尚研究を要すべし。近くて良い山なり」(慶応山岳部報、登高行7号)は、1930年の谷川岳登攀史上記念すべき年を迎えさせ、天才クライマー、東北帝大の小川登喜雄らの登場となる。7月小島ら(青学大)が二ノ沢左俣を一ノ倉沢初登攀に成功すると、数日後小川パーティーは初見参で3ルンゼを初登攀し、幽ノ沢、マチガ沢と初登攀を重ね、冬季初登攀も次々と成功させました。

虹芝寮をベースとした成蹊高校の渡辺、高木コンビは1933年十二月、2ルンゼの冬季初登攀後吹雪の中で下降路を誤り、幽ノ沢に迷い込み左俣大滝を雪崩と共に墜落するも、奇跡の生還を果たす。大戦後社会人山岳会の活動が再開し、コップ状岩壁の初登攀競争が埋め込みボルトの日本初使用で終了し、1959年(昭和34年)8月不可能視されていた一ノ倉沢の象徴、日本の大岩壁を代表する衝立岩が南、藤パーティーに陥落され、谷川岳周辺の岩場も尾根も大盛況となりました。※一ノ倉沢の概念図より


画像一覧

土合橋バス停から新道へ入ります。JR上越新幹線「上毛高原」あるいは、JR上越線「水上駅」で、谷川岳ロープウェイ行きへ乗った場合、土合橋で下車すればすぐに新道入口です。土合橋から100mほど入った所の駐車スペース 6台。

2013年現在、湯桧曽川の増水により林道が崩壊した為、駐車スペースのある所から先には車が入りません。土合橋から100m地点です。

国道291号線の新道入口から湯桧曽川に沿って林道を20分ほど歩くと東屋のある広場に出ます。この広場から数分進んだ所にマチガ沢があり、その少し手前で左手方向に入ります。

マチガ沢を渉らずに、左に進むと谷川岳ロープウェイから続く車道(清水街道/国道291号)へ出られ、右に進むと湯桧曽川沿いの新道です。帰りは新道を戻ります。

鉄塔の下を抜け、谷川岳ロープウェイから続く車道(清水街道/国道291号)へ向け急坂を登ります。

急坂を登り上げると清水街道/国道291号に飛び出します。車道は一ノ倉沢まで舗装されています。この道は旧国道で清水街道と呼ば、1873年(明治6年)にマチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢を通り清水峠を抜ける重要な交易路として建設され、明治11年に国道に格上げされました。

マチガ沢出合の少し手前にある休憩スポットです。一ノ倉沢の大岩壁が正面に見えて来ました。車道沿いには多くのベンチが設置され、ハイカーの休憩場所になっています。

マチガ沢出合に巌剛新道の入り口を示す指導標が立っています。巌剛新道は、マチガ沢の左岸に沿って登るルートで、西黒尾根の「ガレ沢にコル」に登り上げています。第1展望台はマチガ沢の雪渓が美しい撮影ポイントです

マチガ沢出合からさらに20分ほど車道を進むと一ノ倉沢です。この車道(旧国道・清水街道)へは谷川岳ロープウェイのベースプラザの少し上にゲートがあり、一般車の進入は出来ません。電気バスが5/30(金)10:00〜11/17(月)10:00?の期間運行されます。

一ノ倉沢の大岩壁を望む。 ドームの頭、二ノ沢、滝沢スラブ、滝沢リッジ、中央奥壁、烏帽子岩、衝立岩中央稜、南陵テラス、中央稜テールリッジ、コップ状岩壁などの岩壁があります。左手には駐車場と水洗トイレが完備しています。

2015年現在、国道291号線が谷川岳登山指導センター前で一般車両が通行止めになるので、谷川岳ロープウェイ土合口駅と一ノ倉沢間に群馬県が委託した関越交通によって電気バスが運行されています。運行期間は5月31日から11月16日。

2012年はガソリンによるバスでしたが、2015年にはレトロな電気バスに変わっています。乗車出来る条件は、歩行が困難な人及びその家族、小さな子供連れた家族のみで無料で乗車することが出来ます。運行時間はこちら

水洗トイレのある広場から真直ぐに一ノ倉沢の大岩壁へ向かって進みます。夏遅くまで残る雪渓も見えています。車止めのゲートを通って一ノ倉沢出合で右方向に向かいます。

砂利道となった林道を進みます。一ノ蔵岳から堅炭尾根のギザギザの岩峰群・堅炭岩が印象的です。次第にブナの深い紅葉樹林帯へ入ってきます。途中、遭難者を供養するレリーフが岩にはめ込まれています。

幽ノ沢出合。林道脇には石垣が見られ、明治時代に国道として利用されていた遺構です。その傍らに「旧清水越国道の石垣」と記された標識が建っています。

幽ノ沢を望む。谷川岳幽ノ沢中央ルンゼ 、幽ノ沢V字状岩壁「右ルート」、幽ノ沢右股リンネなどのクライミングルートがあります。

幽ノ沢出合から一分ほどの所にある水場「ブナのしづく湧水」。冷たい水で喉を潤し、しばしの休憩をとります。

林道を進みます。右手側は所々で展望が開け、湯檜曽川を挟んで笠ヶ岳(大倉山)・白毛門を望むことが出来ます。

JR見張小屋方面を示す指導標が立っています。ここから右下に急斜面を下って行きます。この先、旧国道(清水街道)はまだ続きますが、途中崖崩れのため通行止めになっています。 道路崩壊の注意書きがあります。

2012年現在、武能沢の先が崩壊しているため、非常に危険で通行出来ません。蓮峠、清水峠方面へ行かれる方は新道を進むように。

清水街道から湯檜曽川沿いの新道へ向け下って行きます。林道分岐を下ると10分ほどでJR見張小屋です。

新道と合流し、JR見張小屋手前で右に向かいます。

JR見張小屋。JR東日本が管理する送電線の保守管理のために建てた小屋です。JR見張小屋の裏に紅芝寮(こうしりょう)が建っています。こちらは、東京都武蔵野市の成蹊学園が1932年9月に建てたものです。

湯檜曽川に沿って灌木帯の真直ぐな道を進みます。平坦な道で歩きやすいのですが、展望はありません。

幽ノ沢を渉ります。その後、一ノ倉沢、マチガ沢と順に越えていきます。

一ノ倉沢への分岐。

一ノ倉沢を越えます。

湯桧曽川沿いを進みます 増水時注意です。2000年8月6日、鉄砲水により31人が巻き込まれ、1人が死亡、10人が怪我をする事故が起こりました。毎年、3、4回の鉄砲水が起こるようで、水上町ではさらなる注意喚起を促す「鉄砲水多発河川」の立て札が登山道に立てられています。

やや登りになります。

右手に向かうと旧国道(清水街道)へ上ります。分岐を左方向に進めば JR土合駅まで2,5kmです。

マチガ沢へ降りる急斜面です。

マチガ沢を越えると東屋の建つ広場に出ます。東屋の建つ広場からは平坦な林道を歩き駐車スペースに戻ります。

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谷川岳 一ノ倉沢ハイキングルート地図

谷川岳 一ノ倉沢ハイキングルート詳細情報

ルート 土合橋(標高720m)⇒マチガ沢⇒一ノ倉沢⇒幽ノ沢⇒JR見張小屋⇒土合橋
コースタイム 一周:土合橋⇒一ノ倉沢⇒土合橋 3時間
駐車場 一ノ倉沢駐車場の詳細はこちら 土合橋を入って100m数台、土合橋の向かい50台
核心部 特に難所はありません
難易度 [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 1
飲料水必要量 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:0.75リットル、体重60kgの人:0.98リットル、体重75kgの人:1.20リットル
消費カロリー 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.395Kcal、体重60kgの人:1.814Kcal、体重75kgの人:2.232Kcal
燃焼脂肪量 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.199kg、体重60kgの人:0.259kg、体重75kgの人:0.319kg
標高差 距離 6.9km 最大標高差 231m 平均斜度 全体:0.8% 上り:8.6% 下り:9.2% 獲得標高 上り:292m 下り:244m
山小屋 無し
登山口へのアクセス 谷川岳ロープウェイへのアクセスの詳細はこちら

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「16.谷川岳 苗場山・武尊山 」に収録されています。
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