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表登山道御幸ヶ原コース/筑波山

表登山道御幸ヶ原コース/筑波山登山ルート概要

登山コース案内

御幸ヶ原コースは表登山道とも呼ばれる最もポピュラーなコースです。 筑波山神社入口のバス停から土産店が並ぶ参道の階段を上がります。ガマの油の販売やガマの置物など筑波山名物が旅の情緒に彩りを添えています。

三代将軍家光公が寄進した随神門を通り、本殿の大御堂まで上りお参りを済ませます。そこから左手に入り、筑波山ケーブルカー乗り場に向かいます。ケーブルカーに乗れば数分で御幸ヶ原に着いてしまいますが、ここでは登山道を登ります。 ケーブルカー乗り場の直ぐ下に建つ鳥居をくぐると登山道が始まります。

杉やブナの巨木の中の登山道は良く整備され、丸太で出来た階段を登っていきます。 開けた平坦地には随所にベンチが設置され、良い休憩ポイントになっています。中間点近くの登山道はケーブルカーの軌道近くにあり、上下するケーブルカーをすぐ近くで見ることも可能です。

中間点から少し登った所から、やや傾斜のきつい岩場が続き、岩場を登り切った所が 男女川(みなのがわ)の案内板の立つ休憩ポイントです。
この付近は男女川の水源地の近くで、古来から多くの詩歌に歌われ、 男体山と女体山の間を南下して、桜川へと注ぐ清く済んだ川です。
後撰集に所載られ、後に小倉百人一首にも選ばれた「筑波嶺の峰より落つる男女川 恋ぞつもりて淵となりぬる」という 陽成院の歌が有名です。

さらに登ると、登山者の疲れを癒すように随所にベンチが設置され、丸太で出来た階段状の登山道を登り上げると御幸ヶ原に飛び出します。

筑波山神社の歴史

男体山と女体山の二つの峰から成る山頂にそれぞれ筑波男大神(伊弉諾尊)、筑波女大神(伊弉冊尊)の男女二神が祀られています。

元々この地には平安時代から続く神仏習合の霊場として筑波山寺(後の知足院中禅寺)の堂塔伽藍が数多く建ち並んでいました。しかし、明治政府が発した神仏分離令によって日本全国で廃仏毀釈が起こり、仏教に関わるものはことごとく破棄されました。筑波山寺の堂塔伽藍もすべて焼かれ廃寺となってしまいました。今ある筑波山神社は明治6年(1873年)に社殿が建てられたものです。

筑波山寺(後の知足院中禅寺)は、桓武天皇(かんむてんのう)の世・延暦(えんりゃく)元年(782年)に法相宗の高僧・徳一(とくいつ)によって開山された古刹です。徳一は真言宗の空海と仏教教学の違いで対立したり天台宗の最澄と「三一権実論争」とよばれる一大宗教論争を4年間にわたって繰り広げたことでもよく知られる人物です。
徳一は、中禅寺開山後に磐梯山に寺僧300人、僧兵数千人、子院3,800坊を数える巨刹・恵日寺や、安達太良山の相応寺円東寺などを開山するなど会津の地に一大仏教文化を花開かせたことでも歴史に残る名僧と言うことが出来ます。

知足院中禅寺は、本地垂迹説(ほんじすいじゃくせつ)に基づいた神仏習合の寺であり、本尊として、筑波男ノ神(伊奘諾尊)の本地仏・千手観音、筑波女大神(伊弉冊尊)の本地仏・十一面観音を安置した伽藍が建てられ、筑波両大権現を祀る山岳宗教の聖地となっていました。

その後、幾度と無く戦乱に巻き込まれた筑波山ですが、その代表的なものとして「将門記」には承平7年(937年)平将門と平良兼との間で土地をめぐる争いが6年間続いたとあり、又、南北朝時代には、南朝(宮)方の小田城主小田治久と北朝(武家)方の佐竹貞義との間で果てしない攻防・常陸合戦が起こった歴史もありました。

応永五年(1398年)に落雷によって中禅寺は焼失してしまいますが、江戸時代になると徳川家康の庇護のもと全盛期を迎える事になります。三代将軍家光は、 本殿の大御堂、桜門の随神門(文化8年・1811年に再建)、御祭神:市杵島姫命を祀る厳島神社、御神橋、三重塔、日枝神社・春日神社の拝殿・御本殿、筑波山山頂の神社などの一大堂塔伽藍を寄進しました。その後、門前町が形成され、登拝者目当ての宿坊、土産店、遊郭なども出来大いに賑わったといいます。

知足院中禅寺は、鎌倉時代の初期に出来た坂東三十三観音霊場の第二十五番札所 となったことで更に繁栄したと言われています。

御神橋

【御神橋】
安土桃山時代を思わせる切妻造小羽葺屋根が付いた間口約1.8m 奥行約7mの橋です。

寛永10年(1633年)11月に三代将軍家光が寄進し、元禄15年(1703年)6月に五代将軍綱吉が改修したものです。

毎年4月1日と11月1日の2回行われる筑波山最大で重要な祭り「御座替祭」が催されます。山頂の御本殿と中腹の拝殿で親子の神の神座が変わると言われています。この日に限り一般参拝者もこの橋を渡ることが出来きます。

桜門の随神門

【桜門の随神門】
左写真の御神橋同様、三代将軍家光によるものです。

現在の随神門は文化8年・1811年に再建されたものです。桜門形式、入母屋、銅板葺山門で、かつては仁王門と呼ばれていました。

神域に邪悪なものが入り込まないように左右に倭健命、豊木入日子命の像が立ち門番となっています。

参考文献:名山の日本史


画像一覧

御幸ヶ原コースは筑波山神社の境内を抜け、ケーブルカー乗り場に向かいます。筑波山神社は恋愛成就、夫婦円満、子授け、子育て、子孫繁栄、家内安全と言った家族の幸せに関するご利益があるようです。

筑波山神社の本殿でお参りを済ませたら、道標に従って進みます。ケーブルカー乗り場の近くに建つ石の鳥居をくぐり登山道が始まります。

筑波山ケーブルカー宮脇駅から見上げる筑波山。山頂駅の白い建物が男体山と女体山の鞍部の御幸ガ原に見えています。軌道は途中で左側に大きく90度カーブしています。運行は1時間に3本出ています。始発は8時台、最終は18時台です。季節、曜日により始発・最終の時刻が変わりますから注意してください。

「関東ふれあいの道」の看板があり、杉林の中の登山道が始まります。ルートは概ねケーブルカーに沿って登っています。木の根が張り出していたり岩がゴロゴロして歩きにくいところもあります。

登るにつれ次第に傾斜が増してきます。土砂が流れるのを防ぐ丸太の土留めが階段状になり登山道は良く整備されて歩きやすい状態になっています。

開けた所には随所にベンチが設置されています。

筑波山ケーブルカー沿いの中ノ茶屋跡。平坦地でベンチが設置されています。約40分ほどのコースタイムでここまで登ってきました。一息入れるには最適な場所です。

中ノ茶屋跡はケーブルカーの中間地点に当たり、すれ違い風景を見ることが出来ます。中ノ茶屋跡を過ぎると一旦降り、ケーブルカーがトンネルの中に入ると直ぐにその下を抜けます。

露岩がゴロゴロしたきつい斜面を登っていきます。土留の板で登山道が整備されています。丸太の梯子、補助ロープを使いながら慎重に登ります。樹林帯の中で高度感はないので登山初心者でも安心して登ることが可能です。

急斜面を登り切ると平坦地に飛び出します。男女川(みなのがわ)源流部です。案内板が立ち、ベンチの設置された休憩ポイントです。手前に巨大な杉があり高さ約40m、幹回り7m、推定樹齢800年で「紫峰杉」の名前が付いています。又、水場がありますが、枯れることがあるので期待しないことです。

九十九折りの登山道には随所にベンチがあります。石のゴロゴロした歩きにくい急坂を頻繁にジグザグを切りながら登っていきます。

樹林帯が途切れ、南側の展望が少し開けた所に出ました。

杉の巨木の中を縫うように良く整備された登山道を登ります。

樹相が針葉樹林帯から灌木帯に変わり、徐々に展望が開けてきます。

呼吸も荒くなり登りに疲れを感じ出せば、間もなく御幸ヶ原です。

御幸ヶ原に到着です。右手の緑色の建物は筑波山ケーブルカーの山頂駅です。御幸ヶ原の様子は筑波山頂連絡路のページでご覧ください。

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表登山道御幸ヶ原コース/筑波山地図

表登山道御幸ヶ原コース/筑波山詳細情報

ルート 筑波山神社(標高240m)⇒筑波山ケーブルカー駅(標高300m)⇒御幸ヶ原(標高780m)
コースタイム 登山:筑波山神社⇒御幸ヶ原 1時間50分
下山:御幸ヶ原⇒筑波山神社 1時間30分
駐車場 筑波山神社周辺駐車場の詳細はこちら 【公衆トイレ】あり
核心部 難しい所はありません。
難易度 [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 1
飲料水必要量 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:0.855ットル、体重60kgの人:1.11リットル、体重75kgの人:1.37リットル
消費カロリー 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.590Kcal、体重60kgの人:2.067Kcal、体重75kgの人:2.544Kcal
燃焼脂肪量 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.227kg、体重60kgの人:0.295kg、体重75kgの人:0.363kg
標高差距離 1.6km 最大標高差 516m 平均斜度 全体:32.1% 上り:30.3% 下り:0% 獲得標高 上り:485m 下り:0m
山小屋 無し
アクセス 筑波山登山口までのアクセスの詳細はこちら

次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。

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