目次

日向山ルート地図

  • 距離4.7km
  • 登り613m
  • 下り613m

日向山ルートの難易度

難易度  2/10

ルート矢立石無料駐車場(標高1,050m)⇒日向山(標高1,660m)⇒雁ヶ原⇒鞍掛山分岐⇒錦滝⇒矢立石駐車場

【危険個所】錦滝から日向山間は片側が切り立っていて危険です。通行止めになることが多い。

日向山ルートの体力

体力  1/10  日帰り

飲料水必要量5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:0.59リットル、体重60kgの人:0.76ットル、体重75kgの人:0.94リットル
消費カロリー5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.097Kcal、体重60kgの人:1.426Kcal、体重75kgの人:1.755Kcal
燃焼脂肪量5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.156kg、体重60kgの人:0.203kg、体重75kgの人:0.250kg

コースタイム

  • 一周2時間20分

日向山のアクセス

南アルプス登山口-アクセスと駐車場
尾白川渓谷のアクセスと駐車場
尾白川渓谷のアクセスと駐車場

日向山ルートの概要

日向山は、山梨県北杜市にある標高1660mの低山です。アクセスは国道20号から道の駅白州(はくしゅう)を入ります。 舗装された細い林道が矢立石まで通じています。
矢立石には車道沿いに作られた駐車スペースがあり、最大で20台ほど駐車可能です。

駐車場(矢立石)から日向山に向かうハイキングルートはよく整備され、木々の隙間から鳳凰三山が見え隠れする登山道を1時間10分ほど登ると、雁ヶ原(がんがわら)と呼ばれる崩壊地(日向山頂上)に飛び出します。

山頂の雁ヶ原には白砂の中にオブジェの様に林立する風化した花崗岩が美しい景観を作り出しています。

白くザレた急斜面は日向沢に落ち込んでいて、蟻地獄を連想させられます。 正面には深く切れ込んだ神宮川を対峙して、雨乞岳がなだらかな山体を見せ、釜無川の先には広いすそ野を従えた八ヶ岳がそびえています。
振り返れば甲斐駒ケ岳の山頂が、手の届きそうな所に見えています。

日向山山頂から白砂の斜面を急下降し、鞍掛山方面を右に分け錦滝へと向かいます。 途中、「日向山山頂~錦滝ルートは急こう配で滑落の恐れがあるため十分注意してください。」とある注意書きが数か所に設けられています。

白ザレ地を過ぎると樹林帯の中の急下降で、数か所にロープ、一か所の鎖、一か所に鉄梯子が掛けられています。

錦滝へのルートは急峻で、決してハイキング感覚とはいきませんので慎重に下りてください。 錦滝の前には、あずま屋があり良い休憩ポイントになっています。鞍掛山分岐と錦滝の間は、台風などにより登山道が崩壊して通行禁止になることが多いです。

錦滝から車を停めた矢立石までは林道歩きで、右手側は深く切れ込んだ水量豊富な尾白川渓谷が流れ、川は沢山の滝を作りだし、その最上流にある不動滝が遠くにわずかに見てとれます。

日向山ルート

矢立石駐車場(無料)

矢立石駐車場(無料)。

矢立石駐車場(無料)。

日向山ハイキングコース入口

右に行くと日向山ハイキングコース、左は錦滝(40分)です 。

右に行くと日向山ハイキングコース、左は錦滝(40分)です 。

尾白川渓谷駐車場まで40分

尾白川渓谷駐車場から登山口の矢立石駐車場まで登ってくることも出来ます。

尾白川渓谷駐車場から登山口の矢立石駐車場まで登ってくることも出来ます。

登山道沿いの小祠

登山道沿いの小祠。

登山道沿いの小祠。

樹林帯のよく整備されたハイキングルート

樹林帯の中のよく整備されたハイキングルートです。なだらかな登りが山頂まで続きます。樹木の間から時折、八ヶ岳、鳳凰三山が見えています。

樹林帯の中のよく整備されたハイキングルートです。なだらかな登りが山頂まで続きます。樹木の間から時折、八ヶ岳、鳳凰三山が見えています。

登山道沿いの石仏

登山道沿いの石仏。

登山道沿いの石仏。

鳳凰三山の地蔵岳のオベリスク

オベリスクが象徴的な鳳凰三山の地蔵岳が樹木の隙間からのぞいています。

オベリスクが象徴的な鳳凰三山の地蔵岳が樹木の隙間からのぞいています。

9合目の雨量計

9合目にある雨量計。

9合目にある雨量計。

日向山から見る甲斐駒ヶ岳

日向山から見る甲斐駒ヶ岳。

日向山から見る甲斐駒ヶ岳。

雨乞岳

日向山から神宮川を隔てて聳える雨乞岳。

日向山から神宮川を隔てて聳える雨乞岳。

八ヶ岳

八ヶ岳のすそ野が広がっています。

八ヶ岳のすそ野が広がっています。

錦滝への下る

錦滝への下ります。砂の斜面を滑り落ちそうに見えますが心配ありません。

錦滝への下ります。砂の斜面を滑り落ちそうに見えますが心配ありません。

約斜度35度の砂斜面を見下ろす

前の写真の途中から斜度35度ほどの砂の斜面を見下ろす。

前の写真の途中から斜度35度ほどの砂の斜面を見下ろす。

日向山山頂近くの小ピーク

日向山山頂の近くにある小ピークでくつろぐ登山者達。

日向山山頂の近くにある小ピークでくつろぐ登山者達。

鞍掛山分岐へ

白砂が三角形に見える鞍掛山分岐に向け砂の斜面を下ります。

白砂が三角形に見える鞍掛山分岐に向け砂の斜面を下ります。

錦滝と鞍掛山分岐

錦滝、鞍掛山分岐。左下に下れば錦滝に至り、正面の岩を登って日向八丁尾根に入れば鞍掛山へ至ります。 日向八丁尾根の登山道は明瞭で、いたるところに赤マークがあり迷うことの無いルートです。

錦滝と鞍掛山分岐。左下に下れば錦滝に至り、正面の岩を登って日向八丁尾根に入れば鞍掛山へ至ります。 日向八丁尾根の登山道は明瞭で、いたるところに赤マークがあり迷うことの無いルートです。

滑落に注意の看板

「日向山~錦滝の間は急こう配のため滑落に注意」の看板が数か所に架けられています。

「日向山~錦滝の間は急こう配のため滑落に注意」の看板が数か所に架けられています。

日向山山頂を見上げる

錦滝と鞍掛山分岐から日向山山頂を見上げる。

錦滝と鞍掛山分岐から日向山山頂を見上げる。

樹林帯直前から山頂方面を見上げる

砂の斜面を下り切り、樹林帯に入る直前から山頂方面を振り返る 。斜度は30度ほどで砂スキーをしたら楽しそうです。

砂の斜面を下り切り、樹林帯に入る直前から山頂方面を振り返る 。斜度は30度ほどで砂スキーをしたら楽しそうです。

やせ尾根を通過

やせ尾根を通過します。登山道の幅は十分にあります。

やせ尾根を通過します。登山道の幅は十分にあります。

登山道が崩壊した所にロープ

崩壊した所にはロープが掛けられています。

登山道が崩壊した所にはロープが掛けられています。

滑落防止用のロープ

登山道にはロープが設置されています。

登山道には多くの箇所で滑落防止用のロープが設置されています。

鉄梯子を下る

鉄梯子を下ります。

鉄梯子を下ります。

鎖場

日向山ルートの中の唯一の鎖場 。谷側の斜度は緩く高度感のない所です。

日向山ルートの中の唯一の鎖場 。谷側の斜度は緩く高度感のない所です。

鎖場を下ってから振り返る

前の写真の所を下ってから振り返る。

鎖場を下ってから振り返る。

錦滝

錦滝が見えてきました。冬場のアイスクライミングのゲレンデになります。

錦滝が見えてきました。冬場のアイスクライミングのゲレンデになります。

錦滝前のあずま屋

錦滝の前には休憩用のあずま屋が建っています。

錦滝の前には休憩用のあずま屋が建っています。

錦滝から尾白川渓谷(不動滝)ルートは通行止め

錦滝から尾白川渓谷(不動滝)へのルートは通行止めになっています。林道の崩壊場所は問題ありませんが、その先の登山道に問題があるようです。

錦滝から尾白川渓谷(不動滝)へのルートは通行止めになっています。林道の崩壊場所は問題ありませんが、その先の登山道に問題があるようです。

尾白川林道

林道(車は入れません)を矢立石駐車場まで戻ります。

尾白川林道(車は入れません)で矢立石駐車場まで戻ります。

黒戸尾根が甲斐駒ヶ岳へ

林道からの眺め 黒戸尾根が甲斐駒ケ岳に向かって伸びています。

尾白川林道からの眺め。黒戸尾根が甲斐駒ヶ岳に向かって伸びています。

各種情報

日向山登山ツアー

  • 日向山|登山・トレッキングツアー

観光協会・観光案内所

登山届提出

山梨県山梨県警察 
山梨県警察本部地域課 住所:〒400-8586 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(221)0110(代表)郵送、電子メール、
ファックスなので提出可能です。

登山地図のスマホアプリ

  • 山と高原地図のスマホアプリ
    昭文社から販売されています。山と高原地図ホーダイ - 登山地図ナビアプリ 定額(500円/月 or 4800円/年)で61エリアの「山と高原地図」が使い放題。山と高原地図[地図単品購入版]地図1エリア 650円。

日向山山頂周辺の気温

最高気温平均気温最低気温
1月-1.5-6.8-10.9
2月-0.3-5.6-10.5
3月4.2-1.6-6.5
4月11.14.9-0.8
5月16.110.24.8
6月19.313.89.8
7月22.817.714.0
8月24.418.815.0
9月19.414.510.9
10月13.27.93.6
11月7.51.9-2.7
12月1.9-3.3-7.8

日向山へ登るための装備と服装

軽アイゼン12本歯アイゼンピッケルサングラスツェルト
1月××
2月××
3月××
4月×××××
5月×××××
6月×××××
7月×××××
8月×××××
9月×××××
10月×××××
11月×××××
12月××
必須:◎ あった方が良い:○ あったら良い:△ 必要ない:× 

服装や装備品のチェックリスト

登山地図あったら良い 日向山ピストンなら必ずしも登山地図は必要ありませんが、 念のため持って行くことをお勧めします。
レインウェア必須 日向山の天候は急変します。天気予報で晴が出ていても
レインウェアは必須です。また、防寒着としても使えます。
セパレートタイプの通気性と防水性を兼ね備えたゴアテックスがベストです。
帽子あったら良い 日向山山頂に上がると直射日光が強烈に降り注ぎます。日よけ用のつばが広く軽いものをお奨めします。寒さが厳しいときは、耳を覆うニット製、冬山ではフルフェイスタイプをお奨めします。
日焼け止めあったら良い 日向山は標高1,660mで、コースタイムも短いので必ずしも必要ではありませんが、 真夏であれば持って行くことをお勧めします。
飲料水必須 登山口及び登山道沿いには水場がありません。コースタイムが短いので1リットル程度あれば十分でしょう。 
ヘッドランプあったら良い アクシデントがあり夜間の歩行を余儀なくされた場合には必要です。
行動食あったら良い コースタイムがやや短いのでお好みで持っていくと良いでしょう。
パックカバー必須 ザックが濡れないようにするためのザックカバーは雨に日には絶対必要です。ザックカバーも雨衣と同様に防水性が衰えてきます。時折、防水スプレーをするなどのメンテナンスが必要です。
救急薬品あったら良い 切り傷、擦り傷にカットバン、絆創膏を持っていくと良いでしょう。虫刺され薬品も。
ティッシュペーパー必須 止血用などの万が一の時のために必帯です。
防寒着必須 薄手のフリース,セーター、軽いダウンジャケット。
日向山山頂では、7~8月の最低気温が14度程度です。
ゴアテックスのレインウェアをその上に着ると更に保温性が高まります。
手袋あったら良い 革製の手袋がベストですが、軍手でもOKです。
耳栓不要 日帰り
カメラあったら良い 甲斐駒ヶ岳や白砂の大パノラマや山旅の思い出にぜひどうぞ。ウエストポーチに収納出来る大きさであることが望ましいです。
ビニール袋あったら良い ごみ入れとして、使用前の下着入れ、使用後の下着入れとして1~2個あると便利です。
保険証(コピー)あったら良い 事故や遭難時に必要です。
サブザック不要
シュラフカバー不要

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