日本アルプス登山ルートガイド-核心部のルート案内
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ルート
八ヶ岳新着登山ルート
横岳に咲くコマクサ
新着登山情報 『八ヶ岳の横岳にて
2013年7月10日 硫黄岳に咲く白いタイプのコマクサ。八ヶ岳の主稜線に位置する横岳ではチョウノスケソウ・ツガザクラ・ミヤマキンバイ・ヤツガタケキスミレ・オヤマノエンドウなどが咲いています。
美ヶ原
新着登山情報 『美ヶ原
2013年5月24日 日本百名山の美ヶ原 烏帽子岩から王ヶ頭(おうがとう)を望む。 美ヶ原はアップダウンがほとんどないハイキングルートです。
冬の三ツ岳
新着登山情報 『三ツ岳
2012年1月24日 冬の三ツ岳を登る。土日はトレースも多く、ルートを見失うことはありません。

冬の飯盛山

八ヶ岳の展望が良い、雪山登山初心者向けルート
冬の飯盛山

冬の北横岳

積雪量は十分で、コースタイムが短い雪山登山初心者向けルート
雪山の北横岳

桜平から硫黄岳

桜平からオーレン小屋を経由して登る硫黄岳
桜平から硫黄岳

美ヶ原

烏帽子岩から王ヶ頭がビューポイント 概ね平坦地を進むハイキングコース
美ヶ原

竜源橋から登る蓼科山

竜源橋を登山口として天祥寺原から蓼科山へ
竜源橋から登る蓼科山

天狗山〜男山

稜線の左右が切れ落ちている所があり展望良好
天狗山〜男山

赤岳真教寺尾根

八ヶ岳の一般道の中で鎖場が連続する最大の難コース
真教寺尾根

硫黄岳 赤岳鉱泉

鉱泉から樹林帯の登り、赤岩ノ頭からの展望抜群
硫黄岳

横岳

変化に富んだ岩量の稜線を縫うように歩く、鎖場があるややスリリングなルート
横岳

天狗岳

難ルート無、登山初心者に最適、雪山入門コース
天狗岳

八ヶ岳登山ルート概要

八ヶ岳は山梨県北杜市と長野県北佐久郡・南佐久郡・茅野市・諏訪郡にまたがり南北に約30キロ、東西に約15キロに広がった山脈で、夏沢峠を境にその北側を北八ヶ岳、南側を南八ヶ岳と呼んでいます。
八ヶ岳と呼ばれている山は無く、南八ヶ岳が狭義で八ヶ岳と呼ばれることもあり、八つの峰から成るからと言われています。その主峰の赤岳(標高2,988m)を中心として横岳、阿弥陀岳、硫黄岳、権現岳などが連なり急峻な山域を形成しています。 その他西岳、編笠山、峰の松目岳(時に峰の松目岳に代わって天狗岳を含める場合がある)を加え八峰と呼ばれます。
八ケ岳全景 原村から南八ケ岳の全景を写す。

フォッサ・マグナの中央に位置し、富士火山帯に属しています。噴火は有史以来起こっておらず、浸食と風化が進み、火山らしい山容を残すのは硫黄岳山腹の爆裂口跡くらいです。

硫黄岳の爆裂火口

硫黄岳山頂から爆裂火口を望む。

本沢温泉から望む硫黄岳の爆裂火口

本沢温泉から硫黄岳の爆裂火口を望む。

登山コース案内

南八ヶ岳には中級者向け以上のコースが多く、赤岳には5本の登山道が整備され、その中でも東側の清里に登山口のある真教寺尾根や県界尾根は鎖場が連続するだけでなく、山小屋や水場が無くコースタイムも山頂まで5時間と長い為、上級者向きコースと言えます。

また、権現岳と赤岳との間にあるキレットを縦走するルートも高度感のある鎖場や梯子があり上級者向きコースと言えるでしょう。

赤岳、横岳、阿弥陀岳などは美濃戸口を登山口とするのが一般的で、行者小屋から地蔵尾根を登って赤岳、横岳を縦走するルート、文三郎道を登って赤岳、阿弥陀岳へ登るルートなどがあり、共に中級者向けコースと言えるでしょう。

編笠山、西岳、硫黄岳などには鎖場は無く初心者向けコースと言えるでしょう。

一方、北八ヶ岳は南八ヶ岳とは山容を異にして全体として丸い感じで、山上湖や草原が点在する穏やかな山並みが広がっています。その中で、唯一天狗岳がその両方の要素を備えた山といってよいでしょう。

天狗岳を除くと山頂の標高は2,500mほどで森林限界の下にあり鎖場や梯子などはほとんどなく初心者にも安心して登れる山となっています。
その中にあって三ッ岳には簡単な鎖場がありますが、南八ヶ岳のそれと比べると高度感も無く、決して難しくはありません。

北八ヶ岳には通年営業の山小屋が点在しており、冬山の入門コースとして北横岳、縞枯山、茶臼山など登山道は樹林帯の中でトレースもしっかりして初心者でも安心して行けるルートとなっています。蓼科山の女乃神茶屋からのルートは南面にある為、季節風をかわせるので雪山登山初心者にはお勧めです。

登山シーズン

一般的な登山最適期となるのは6月上旬から10月の下旬。八ヶ岳と相対するように聳える南アルプスと比べると遥かに雪解けは早く、6月上旬で樹林帯を抜けた所にはほぼ雪はなくなり、アイゼン・ピッケルなどの冬山装備の必要はなくなります。ただし、この時期樹林帯の中には多くの残雪があり、腐った雪を踏み抜く為、スパッツの使用は必須です。 特に清里側から登るルート(県界尾根・杣添尾根)には6月下旬まで残雪があります。

雪山シーズンは11月から5月。初冠雪があるのは10月の中旬頃ですが、11月下旬頃まで根雪となることは無く、気温が上昇するとすぐ溶けてしまいます。
本格的な冬山シーズンは12月〜2月。八ヶ岳の厳冬季の積雪量は多い年で3メートルくらいまで積もります。強い季節風が吹き抜ける稜線では、雪がつかず岩が露出し、アイスバーンになります。気温は氷点下20度を下回ることも多く、厳しい寒さが続きます。

八ヶ岳では2月上旬から3月上旬にかけて積雪量がピークに達し、雪崩の危険も増してきます。また、気温の上昇が雪崩を引き起こす原因となり、適切な天候判断が求められます。

4月から5月が残雪期。5月になっても雪の降る日はありますが、次第に気温は上昇し、爽快な雪山登山を楽しめます。ゴールデンウィークになるとほとんどの山小屋が営業を開始し、本格的な夏山シーズンの幕開けとなります。

アクセス

八ヶ岳は首都圏・名古屋方面からのアクセスがよく、マイカーのみならず公共交通機関の便も充実しているので登山者個々にあらゆるコースが設定出来き、充実した登山を満喫出来る事でしょう。

詳しくは八ヶ岳登山口へのアクセスのページをご覧ください。

八ケ岳開山祭

八ケ岳の開山祭は、毎年6月第1週の日曜日の正午から開催されます。会場は赤岳山頂と北横岳山頂です。悪天候や残雪が多い場合にはそれぞれ行者小屋の前と北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅前に変更されます。参加者には赤岳神社の御札と記念バッチが配られます。開催の決定は、茅野市役場観光課(電話:0266-72-2101)へお問い合わせください。

山小屋と登山口の温泉

山小屋の充実は八ヶ岳の特徴でもあります。コースタイムにして1時間〜3時間間隔で建っている為、体力に自信の無い登山者にも安心です。登山口となる各所に宿泊の拠点となる温泉(本沢温泉、稲子湯、唐沢鉱泉、夏沢鉱泉、渋の湯)があるのも魅力的です。

本沢温泉の露天風呂

八ケ岳において、唯一の真っ白い硫黄の源泉かけ流し露天風呂です。本沢温泉から徒歩5分のところにあります。

唐沢鉱泉の内風呂

唐沢鉱泉の内風呂です。沸かし湯ですがお湯の成分が良いのか湯上り気分上々です。

八ヶ岳と富士山の昔話

昔話に八ヶ岳の神の磐長姫 【いわながひめ】と富士山の神の木花開耶姫【このはなのさくやひめ】が高さを競う話があります。判定を阿弥陀如来に頼んだ所、両山に樋を渡し、真ん中から水を流した所、富士山の方に流れことで八ヶ岳の勝ちになりました。木花開耶姫は大変悔しがり八ヶ岳の頭を蹴ってしまう。すると、八ヶ岳は八つの峰に別れたとする昔話です。 地質学的に言って、以前は八ヶ岳の方が富士山より高かったようです。甲府盆地をはさんで両山は相対するように鎮座していますので、八ヶ岳の各所から富士山の眺望を満喫できます。

八ヶ岳南麓を取り巻く様に点在する縄文遺跡

八ヶ岳の南西麓及び南麓には、茅野市の尖石遺跡、諏訪郡富士見町の井戸尻遺跡、北杜市大泉村の金生遺跡などの多くの縄文遺跡が点在しています。縄文人が八ヶ岳を神として崇めていたことは想像に難く無い。八ケ岳と向かい合うように聳える甲斐駒ケ岳の山頂からは縄文時代後期の無紋土器が発掘されています。黒戸尾根の急登を辿ったとすれば、縄文人は八ヶ岳へも登っていたかもしれません。そして、少なくとも奈良時代には農耕の神として信仰の対象になっていたと思われます。

八ヶ岳の南麓の金生遺跡のA区(縄文時代遺構群)からは、住居跡41軒が発見され、そのうちの38軒は後〜晩期のもので、この遺跡の特徴である配石遺構、5基発見されました。背景に八ヶ岳が聳える

井戸尻遺跡(いどじりいせき)は、八ヶ岳南西麓の長野県諏訪郡富士見町にある遺跡。縄文時代中期を中心とする集落遺跡。背景に甲斐駒ヶ岳が聳える

山岳修験の霊場としての八ケ岳

古来から山岳信仰の中心となったのは権現岳であったようです。赤岳が信仰登山として登られるようになったのは近世になってからです。

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八ヶ岳登山ルート地図

八ヶ岳登山難易度ランキング

1位 赤岳・真教寺尾根

核心部の斜度が八ヶ岳の中でも最も強く鎖場の連続になるルートです。 特に傾斜約70度、高さ8mの壁はうなります。赤岳頂上までの1時間ほどはすべ岩場となっていて景色は抜群です。

赤岳・真教示尾根

2位 赤岳・キレット縦走

権現岳頂上から下る時の61段のゲンジー梯子は足にきます。 また、赤岳頂上近くの300mあろうかと思われるルンゼ状の岩場の登りはアルペンチック満点です。キレット縦走はほとんど展望があり、八ヶ岳の中でも屈指の美しさです。

赤岳・キレット縦走

3位 赤岳・県界尾根

核心部の5mほどの垂直に近い梯子と梯子に辿りつくまでの急傾斜は高度感があります。 また、傾斜の強い約30mスラブ状の岸壁はアスレチック気分で楽しめますが、落石の危険があり要注意です。 また、小天狗から大天狗にかけての稜線上で、ところどころ展望の開ける場所があり、そこからの赤岳の眺めは一級品です。
赤岳・県界尾根

4位 赤岳・地蔵尾根

行者小屋から見上げる地蔵尾根は屏風のように垂直の壁に見えますが実際に登ると見た目ほどではありません。しかし、地蔵尾根の上部では岩場(鎖場)梯子が連続します。見下ろすと高度感があり、赤黒い岩の中に吸い込まれそうです。

赤岳・地蔵尾根

5位 横岳縦走

カニの横這いと呼ばれているトラバースがやや高度感がありますが、鎖があり、足場もしっかりしているので問題なく通過できます。日ノ岳の基部を右にトラバースした後の一枚岩が傾斜40度くらいあありますが、左右に鎖が設置され、難なく登ることができます 。
横岳縦走

6位 権現岳

権現岳の核心部は東ギボシのトラバースとその終了地点からの岩登りです。それほどの高度感もありませんので難なく通過可能です。 積雪期や雨の日でなければ特に危険は感じません。

権現岳

7位 阿弥陀岳・御小屋尾根

稜線に出るまで5分ほどの所に2mほどの岩壁があります。 ハイマツにくくられたロープを頼りに登ります。ここには足がかり、手がかりがなくロープにつかまってよじ登る感じです。

阿弥陀岳・御小屋尾根



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八ヶ岳は
「32.八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰」に収録されています。
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