黒岳石室と桂月岳
黒岳石室に到着です。背景にある丸い山は10分ほどで登れる桂月岳です。御来光を望むのにもってこいの場所なので、朝暗いうちから登る登山者も見られます。
黒岳石室の前庭で食事を取る登山者達
黒岳石室の前庭で食事を取る登山者達。石室の前に置かれたオレンジ色のタンクが飲料水となっています。ただし天水を使っているため、煮沸消毒が推奨されています。
水場
水は無料です。
黒岳石室の受付
黒岳石室の受付。その奥の一角が談話コーナーとなっています。特製のTシャツや水などの飲料品、カップラーメン、お酒などが販売されています。
黒岳石室の寝室
黒岳石室の寝室。カイコ棚式の寝室です。あくまでも避難小屋なので作りは簡素です。毛布は無料で借りれますが、板の間は固く寝心地は良くありません。テントマットを持参する事をお薦めします。別館も合わせると1人一枚の布団のスペース換算で約70名程が宿泊出来ます。
バイオ式公衆トイレ
バイオ式公衆トイレ。北海道上川町の他、関係機関・団体が協力して清掃や設備維持管理を行っています。7月から9月の3ヶ月間で維持管理費用が約130万円程度かかるようです。そのため登山者に500円ほどの協力金をお願いしています。
バイオトイレ使用法
バイオトイレ使用法として、トイレ使用後は、右手に置かれている自転車のペダルを前に20回転以上します。次に逆回転を10回以上行います。それにより便槽内の回転翼が回転することで糞便を攪拌しスムーズに便の発酵分解処理が行うことが出来るというわけです。
黒岳石室のテント場
黒岳石室のテント場。約20張可能です。背景には大正10年、大雪山を踏破した大町桂月にちなんだ桂月岳です。彼は後に「富士山に登って山岳の高さを語れ。大雪山に登って山岳の大きさを語れ。余は大雪山に登って、まず頂上の偉大なるに驚き、次に高山植物の豊富なるに驚きぬ」と書き記しています。
黒岳石室基本情報
連絡先 | りんゆう観光 ☎ 01658-5-3031 |
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標高 | 1,8071m |
営業期間 | 2023年6月24日(土)~9月23日(土)の宿泊まで ※予定 (年により変動するため日程については要確認) |
収容人数 | 定員80名→20組(最大32名)コロナの為 |
電気・水 | あり、天水 要煮沸。 |
トイレ | バイオトイレ チップ500円(任意) |
水場・テント場 | 水場有り、天水使用要煮沸。 テント場20張り 一人用だと35張、テントサイト使用料:大人500円 |
ホームページ | りんゆう観光 |
風呂 | なし |
最寄り駅 | 層雲峡ロープウェイ |
登山口~徒歩 | 黒岳ペアリフト降り場(七合目登山事務所)から1時間15分 |
最寄りの山 | 黒岳、旭岳 |
その他 特記事項 | 食事提供はありません。宿泊予約は行っていない。先着順での案内。 |