丹沢-大倉尾根で塔ノ岳コース地図

  • 距離13.7km
  • 登り1,274m
  • 下り1,274 m

丹沢-大倉尾根で塔ノ岳コースの難易度

難易度  1/10

ルート丹沢・大倉(標高290m)⇒見張茶屋⇒駒止茶屋⇒堀山(標高943m)⇒
堀山の家⇒花立山荘⇒塔ノ岳(標高1,491m)

丹沢-大倉尾根で塔ノ岳コースの体力

体力  3/10  日帰り

飲料水必要量5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.43リットル、体重60kgの人:1.86リットル、体重75kgの人:2.30リットル
消費カロリー5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:2.673Kcal、体重60kgの人:3.475Kcal、体重75kgの人:4.278Kcal
燃焼脂肪量5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.381kg、体重60kgの人:0.496kg、体重75kgの人:0.611kg

コースタイム

  • 登山:大倉⇒塔ノ岳 3時間20分
  • 下山:塔ノ岳⇒大倉 2時間25分

登山口のアクセス

丹沢
丹沢のアクセスと駐車場
丹沢のアクセスと駐車場

山小屋

丹沢
尊仏山荘
尊仏山荘
丹沢
蛭ヶ岳山荘
蛭ヶ岳山荘

丹沢-大倉尾根で塔ノ岳コース

大倉登山口

大倉登山口

大倉の秦野ビジターセンターから10分ほど車道を登った所の大倉登山口。右の道路に路上駐車の列が出来ます。左手側の簡易舗装された道を登って行きます。

大倉尾根登山口周辺の路上駐車

大倉尾根登山口周辺の路上駐車

大倉尾根登山口周辺の路上駐車30台可。5月と10月の週末は大変混雑する事が多いです。

観音茶屋の屋根の下を通る

登山道途中 観音茶屋の屋根の下を通る

登り窯のある工芸工房を右手に見送り、簡易舗装の道から登山道へ変わり、少し登った所にある観音茶屋の屋根の下を通ります。

観音茶屋の少し上で登山道は二手に分岐

観音茶屋の少し上で登山道は二手に分岐

観音茶屋の少し上で登山道は二手に分岐します。右方向は直登りルートです。どちらを歩いても上部で合流しますが右方向のルートの方が若干早い。左方向は大倉高原山の家を経由するルートです。今回は左手方向に向かいます。

「丹沢の門」と書かれた鳥居をくぐると、大倉高原山の家

「丹沢の門」と書かれた鳥居をくぐると、大倉高原山の家

「丹沢の門」と書かれた鳥居をくぐると、大倉高原山の家です。

大倉高原テントサイト(旧大倉高原山の家)

大倉高原山の家

大倉高原テントサイト(旧大倉高原山の家)には豊富に流れる水場があります。ただし天候等により水源が荒れ、断水する可能性があります、小屋の宿泊は不可能です。小屋の少し上に丹沢で唯一のテント場があります。

雑事場

雑事場

雑事場。大倉高原山の家の少し上で直登りルートと合流します。 合流ポイントは放火用水が置かれた平坦で、ベンチが設置され休憩最適地となっています。

見晴茶屋

見晴茶屋

雑事場から杉並木の中を登ると見晴茶屋です。 2006年に改築工事がなされ大変綺麗です。定員40名、詰め込まれません。料金;1泊2食で4500円、イベントも開催されています。宿泊予約は臼井克侑(代表 )携帯 090-3040-7882 。

よく整備された木道を登る

よく整備された木道を登る

見晴茶屋を後にして、一本松を左に見送ると、よく整備された木道を登ります。木道の無い所もあり、大小の石が転がっているところもあるので転倒には注意したい。

駒止茶屋

駒止茶屋

駒止茶屋。小屋の前庭にベンチとテーブルが設置され休憩に最適です。有料トイレは1回100円です。この日は玄関のドアは閉まっていました。

表尾根の稜線 表尾根縦走路

表尾根の稜線 表尾根縦走路

駒止茶屋からしばらく平坦な道が続くが、間もなく登りとなり、右前方の展望が開け、塔ノ岳から新大日、烏尾山、三ノ塔、二ノ塔と続く表尾根の稜線が見えてきます。丹沢お薦めの表尾根縦走路です。 行者ヶ岳周辺の稜線が特に良い。

大倉尾根登山道

大倉尾根

両脇の木々がトンネルの様になった樹林帯の穏やかな登山道です。登山道のある大倉尾根は別名「バカ尾根」とも呼ばれているが、展望が少なく単調な登りが続くことかららしい。

堀山の家

堀山の家

堀山の家:小草原と呼ばれる平坦地に立っている山小屋です。期間限定で営業(土、日曜日、年末年始、GW、夏期)しています。宿泊料は二食付きで5000円、カップラーメン、ラーメン、ポカリスエットなどの販売。TEL:090-7710-0770

木道の登り

木道の登り

木道の登りです。堀山の家から20分ほど登った所が標高1128メートルの茅場平で、右手方向から天神尾根のルートが合流する場所です。

木道が続く

木道が続く

木道はさらに続きます。背の高い樹林帯を抜け、この上で展望が開けた平坦地になります。

遊歩道の様な真っ直ぐな登山道

遊歩道の様な真っ直ぐな登山道

遊歩道の様な真っ直ぐな登山道です。植生を壊さないよう登山道の両脇には進入禁止用に柵が設けられています。平坦な道を進みます。正面ピークの取り付きから斜度は一気に増して行きます。。

ガレ場の登り

ガレ場の登り

傾斜が一気に増し、大小様々な岩が転がっているガレ場の登りになります。この少し上で樹林帯を抜け展望が開けてきます。

崖崩れ防止用の柵

崖崩れ防止用の柵

崖崩れ防止用の柵が作られています。ここ辺りで樹林帯を完全に抜け展望が開けてきます。この辺りには鹿が多く、植生復元地が整備されています。ここを登り上げれば花立山荘が建つ平坦地に飛び出します。

振り返る

振り返る

振り返る。南方面の眺望は完全にあります。秦野や伊勢原の街並みの先に相模湾が望めます。初島も確認出来ます。石を敷き詰めた土止めの階段は、所々赤土が露出し、深くえぐられている所は、雪解け時スリップ注意です。

花立山荘

花立山荘

花立山荘。通年営業で一泊二食付き6000円です。日帰り登山の休憩所としても使用出来きます。定員約25名で、個室は2部屋。大晦日から元旦に「年越しの会」、4月第3土曜日に山菜パーティー 、10月第3土曜日に牡丹鍋パーティー。

花立山荘 ➡ 塔ノ岳山頂

花立山荘 ➡ 塔ノ岳山頂

花立山荘から塔ノ岳山頂までの区間は完全に展望が開け、快適な登山が楽しめます。

花立山荘の食堂

花立山荘の食堂

花立山荘の食堂。軽食として豚汁定食、牛丼、 ラーメン。夏季限定でかき氷、冬季限定で手作りお汁粉や手作り豚汁などが楽しめます。カップヌードル、ところてん、カップ豚汁(夏期のみ)、カップお汁粉(夏期のみ)、甘酒、 各種飲料水、 缶ビールなども販売されています。

花立山荘からザレた道をひと登り

花立山荘からザレた道をひと登り

花立山荘からザレた道をひと登りすれば塔ノ岳山頂が見えてきます。特に下山時には浮石に注意です。

花立

花立

花立。この場所はかつて露天賭博が開かれた所で、関八州の親分衆ばかりが土地の者達も賭博に興じたと言います。木道の先が塔ノ岳です。この先で一旦下り登り返します。

金冷し

金冷し

金冷し:花立から10分ほど登った所で、鍋割山から連なる鍋割尾根上のルートが左手側から合流する場所です。「金冷し」の少し上部で一旦下り、細い尾根道を水平にカーブを描くように進めば木道のある登り返しになります。

木製階段を登る

木製階段を登る

木の階段を登り返せば、あと少しで塔ノ岳山頂です。

塔ノ岳山頂の廃屋まで登れば展望が

塔ノ岳山頂の廃屋まで登れば展望が

広い塔ノ岳山頂の縁に建つ廃屋の所まで登れば360度の展望が開けます。

逃げない「鹿」

逃げない「鹿」

人間に馴れ逃げようとしない鹿。塔ノ岳周辺には鹿が多く生息し、丹沢山塊には鹿害防止用ネットが張られている所が随所にあります。南アルプスでも深刻な問題となっています。

塔ノ岳山頂

塔ノ岳山頂

塔ノ岳山頂。山頂からはほぼ360度の大パノラマが広がります。西には富士山、更にその遠方に南アルプス、北西方向に丹沢山から蛭ヶ岳へ連なる丹沢主脈の峰々、更にその奥に大菩薩嶺などが視野に入ります。

尊仏山荘のボッカさん

尊仏山荘のボッカさん

尊仏山荘のボッカさん、1日2度荷揚げをすることもあるそうです。遠景に相模湾が広がり、霞の中に僅かに伊豆七島が確認出来ます。

塔の岳山頂・尊仏山荘

塔の岳山頂・尊仏山荘

塔の岳山頂、正面は尊仏山荘。遠景は蛭ヶ岳。尊仏山荘は通年営業の二食付で6500円。バンダナ、手ぬぐいなどオリジナルグッツの販売や軽食などのサービスがあります。電話 090-2569-6013。山荘横に神奈川県が建てた公衆トイレ。

山頂から「丹沢表尾根」その先に「大山」

山頂から「丹沢表尾根」その先に「大山」

山頂から丹沢表尾根(新大日、行者ヶ岳、烏尾山、三ノ塔、ニノ塔)が、うねるように連なり、その先に三角形状の大山が聳えています。右手方向には相模湾が広がっています。

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日本アルプス登山ルートガイド
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