2023年4月

甲斐駒ヶ岳表参道の横手駒ケ嶽神社の大祭で奉納される代々神楽で、白州町の文化財です。年1回4月20日に開催され、白州町の舞子保存会が伝統を受け継いでいます。横手駒ケ嶽神社は、黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳の開山を行った延命行者(小尾権三郎)の伝統を受け継ぐ神社です。

南アルプス林道の開通日初日（6月25日）の北岳大樺沢の雪渓の様子。例年、大樺沢雪渓は7月下旬まで残ります。最低でも軽アイゼン、出来れば12本歯アイゼンを持っていく必要があります。

太宰治は三ッ峠山の山腹にある天下茶屋の2階の手前角部屋に昭和13年9月から11月までの約3ヶ月間滞在し、「富岳百景」を執筆しました。現在、天下茶屋の2階の太宰治天下茶屋記念館があります。6月19日は太宰治の誕生日で、その日にファンが集まって太宰治をしのぶ「山梨桜桃忌」が開催されます。

三ッ峠山の御巣鷹山に咲く絶滅危惧種のアツモリソウを紹介。6月20日前後が見頃です。

富士山の人気観光スポットをトレッキング初心者向けに豊富な写真で案内。富士芝桜まつり、朝倉山浅間公園桜まつり、忍野八海、北口本宮冨士浅間神社、ふじさんミュージアム、富士山レーダードーム館、富士山本宮浅間神社、白糸の滝、田貫湖、柿田川湧水などの情報を掲載。

富士宮口新五合目から宝永山を周回するルートは、登山・トレッキング初心者向けです。危険個所は無く難易度は「1」です。コースタイムは一周3時間ほどなので日帰り可能です。

村山浅間神社（富士山興法寺）の大日堂に鎮座する木造大日如来坐像（金剛界）、木造大日如来坐像（金剛界）、木造大日如来坐像（胎蔵界）、木造大日如来坐像（金剛界）、木造役行者像、銅造不動明王像、木造不動明王像、銅像大日如来坐像などの彫刻を紹介。

村山浅間神社において7月10日に開催される富士山の開山祭と開山式では、京都聖護院門跡から修験者を招き、古式にのっとり水垢離や護摩焚き神事が行われます。

須走口5合目から25分歩くと「幻の滝」に出会うことが出来ます。「幻の滝」が現れる条件は、4月下旬から6月上旬の朝から十分な日差しがあり、日中の気温が16度を超えるのが条件です。流れ始めは正午からで、最も水量が多くなるのは午後2時から3時頃です。

富士山世界文化遺産構成資産が登録された理由は、村山浅間神社を拠点に始まった修験道、江戸で一般大衆化した富士講による登山など「信仰の対象」としての富士山。文学や絵画などの創作活動の題材となった事が「芸術の源泉」としての富士山。これら二つの視点が世界遺産に登録された理由です。