目次

丹沢山~蛭ヶ岳-塩水橋コース地図

  • 距離20.4km
  • 登り1,828m
  • 下り1,817 m

丹沢山~蛭ヶ岳-塩水橋コースの難易度

難易度  2/10

ルート塩水橋(標高400m)⇒天王寺尾根分岐(標高1,320m)⇒丹沢山(標高1,567m)⇒
不動ノ峰(標高1,614m)⇒鬼ヶ岩ノ頭(標高1,608m)⇒蛭ヶ岳(標高1,673m)

丹沢山~蛭ヶ岳-塩水橋コースの体力

体力  5/10  日帰り

飲料水必要量5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:2.02リットル、体重60kgの人:2.62リットル、体重75kgの人:3.23リットル
消費カロリー5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:3.757Kcal、体重60kgの人:4.884Kcal、体重75kgの人:6.011Kcal
燃焼脂肪量5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.536kg、体重60kgの人:0.697kg、体重75kgの人:0.858kg

コースタイム

  • 登山:塩水橋⇒丹沢山~蛭ヶ岳 4時間40分
  • 下山:蛭ヶ岳~丹沢山⇒塩水橋 3時間25分

登山口のアクセス

丹沢
丹沢のアクセスと駐車場
丹沢のアクセスと駐車場

山小屋

丹沢
尊仏山荘
尊仏山荘
丹沢
蛭ヶ岳山荘
蛭ヶ岳山荘

丹沢山~蛭ヶ岳-塩水橋コース

塩水橋手前の駐車スペース

塩水橋手前の駐車スペース

中津川に沿って秦野清川線を車で遡り、ゲート前の塩水橋手前に駐車スペースが約16台あります。土日は早朝から一杯になります。

ゲート脇を通過し車道を登る

ゲート脇を通過し車道を登る

塩水橋を渡り、ゲートの脇を通過して車道を登ります。ゲートから5分ほど進んだ所で天王寺尾根を登るルートと塩水林道を登るルートに分岐します。今回は、塩水林道を登り、下山は天王寺尾根を降ります。

塩水林道

塩水林道

しばらく塩水林道を歩き、約1時間の退屈な登りです。

本谷川の橋を渡り「塩水林道」を進む

本谷川の橋を渡り「塩水林道」を進む

中津川の源流である本谷川に架かる橋を渡ります。橋の手前で天王寺峠への分岐があり、今回は塩水林道を進みます。下山時に天王寺尾根を下ります。

車道を歩く

車道を歩く

車道歩きが続きます。右手方向に弁天沢が見えてくると登山口は間もなくです。

雨量計・登山口へ

雨量計・登山口へ

雨量計の建物が右手に見えてきました。雨量計と道路を挟んで登山口があります。

雨量計

雨量計

雨量計。雨量計のある所から更に塩水林道を進むことも出来ますが、樹林帯の中を突っ切る様に登山道が付いています。上部の堂平で合流します。登山道進む方が、10分ほど早く着きます。

登山口

登山口

雨量計の向かいにある登山口。ここから登山道が始まります。更に塩水林道は真直ぐに伸び、上部で登山道と合流します。

杉林を登る

杉林を登る

杉林の中を登ります。

杉林を抜ける

杉林を抜ける

杉林を抜けます。

ブナ林

ブナ林

この辺りからブナ林に入ります。

堂平沢を渡り、天王寺尾根分岐へ

堂平沢を渡り、天王寺尾根分岐へ

堂平沢を渡り、天王寺尾根分岐へと登って行きます。

急登り

急登り

堂平沢を渡ると急登りです。

緩やかな登り

緩やかな登り

しばらくの区間は緩やかな登りになります。

ブナ林の登山道を進む

ブナ林の登山道を進む

ブナ林の中の緩やか登山道を進みます。

天王寺尾根分岐まで急登

天王寺尾根分岐まで登山道の急登

ここから天王寺尾根分岐までジグザグに切られた登山道の急登です。

天王寺尾根分岐に向け急坂を登る

天王寺尾根分岐に向け急坂を登る

天王寺尾根分岐に向け急坂を登ります。

木製の階段

木製の階段

天王寺尾根分岐直前には、木製の階段が整備されています。

天王寺尾根分岐へ

天王寺尾根分岐へ

この先が天王寺尾根分岐です。

天王寺尾根分岐

天王寺尾根分岐

天王寺尾根分岐。ここから丹沢山までは約40分です。下山時は天王寺尾根を降ります。大変歩きやすいルートでした。

アセビのトンネルを進む

アセビのトンネルを進む

白い花を付けたアセビのトンネルを進みます。

丹沢山のピークらしき所が見えてきた

丹沢山のピークらしき所が見えてきた

丹沢山のピークらしき所が見えてきました。

木道を登る

木道を登る

木道を登ります。

ガレ場の鎖場

ガレ場の鎖場

塩水橋ルートの中で唯一のガレ場の鎖場です。浮石はあるものの、斜面の傾斜は緩く高度感はありません。

鎖場

鎖場

鎖はありますが、使用する必要はないくらいです。ストックを持ったままでも登れる簡単な岩場です。

丹沢山山頂部を右から回り込む

丹沢山山頂部を回り込む

岩場を登り切ると、丹沢山山頂部を右から回り込みます。

木道

木道

アセビの中を降りていきます。登山道は、よく整備されて大変歩きやすいです。

木道から丹沢山山頂へ

木道から丹沢山山頂へ

真直ぐに伸びる木道を進むと、あと少しで丹沢山山頂です。

丹沢三峰の稜線へ

登りと稜線

ここを登り上げると丹沢三峰(東峰(本間ノ頭)、中峰(円山木ノ頭)、西峰(太礼ノ頭))から連なる稜線に飛び出します。稜線に上がり、左方向に向かうと丹沢山頂です。

丹沢三峰へ連なる稜線

丹沢三峰へ連なる稜線

丹沢三峰へ連なる稜線に上がりました。ここからブナ林の中を数分歩くと、みやま山荘が見えてきます。

丹沢山山頂

丹沢山山頂

笹原が広がる丹沢山山頂は広い平坦地です。山頂の南寄りに1等三角点が埋設されています。木々に囲まれて、北面以外展望には恵まれません。このピークが日本百名山に指定されています。

丹沢山頂を示す看板・ベンチ・テーブル・トイレ

丹沢山頂を示す看板・ベンチ・テーブル・トイレ

右奥に丹沢山頂を示す看板が立っています。広い一角にはベンチやテーブルが設置され、休憩の最適地です。みやま山荘の隣にトイレがあります。左手方向に塔ノ岳方面を見送り、主脈縦走路は、正面の右手方向に入ります。

丹沢山 ➡ 蛭ヶ岳へ

丹沢山 ➡ 蛭ヶ岳へ

丹沢山から蛭ヶ岳へは、北西へ続く主脈縦走路へ入ってきます。一旦下って登り返すと、すぐにつるべ落としの急坂になります。

急坂を下る

急坂を下る

ブナ林と林床にスズタケが生える急坂を下ります。よく整備された木道を下り切った鞍部が早戸川乗越です。蛭ヶ岳まで完全に展望の開けた稜線を歩きます。丹沢の中でも屈指の展望良好で景観に優れたルートです。

木道を下る

木道を下る

木道を下ります。笹原が広がり大変気持ち良い場所です。

早戸川乗越へ

眺望良好

この辺りからの眺望は最高です。下り切った鞍部の早戸川乗越から笹の斜面を登り返して行きます。左上部のピークが標高1614メートルの不動ノ峰です。

トラバース気味に左に回り込む

トラバース気味に左に回り込む

トラバース気味に左に回り込みます。

早戸川乗越まで下り、登返す。

早戸川乗越まで下り、登返す。

ユックリと早戸川乗越まで下り、正面に見える笹の中を登り返します。笹原の中に登山道が付いているのが見えます。

木道を登る

木道を登る

早戸川乗越の鞍部から笹の中に作られた木道を登り返します。

登り切ると平坦で広い稜線

登り切ると平坦で広い稜線

登り切ると平坦で広い稜線歩きになります。稜線の周辺には笹原が広がり、遠望抜群で撮影の絶好のポイントです。

展望抜群な平坦な登山道

展望抜群な平坦な登山道

展望抜群なスズタケが覆い尽くす平坦な登山道を進みます。

正面に「不動ノ峰」

正面に「不動ノ峰」

正面のピークは不動ノ峰です。手前に休憩所があります。右手下方に見える谷は早戸川の源流があり、そこに流れ落ちる早戸大滝があります。この滝は、丹沢の中で最も大きなもので落差50m、日本の滝百選にも選ばれています。

不動ノ峰休憩所(左)

不動ノ峰休憩所(左)

左手に不動ノ峰休憩所があります。休憩所のそばに石に不動明王が彫られ、その両脇に観音菩薩像が2体祀られています。かつて日向修験が盛んだった頃、「神前の平地」と呼ばれ一宿すると場所だったようです。

不動ノ峰休憩所

不動ノ峰休憩所

不動ノ峰休憩所。テーブルやベンチも置かれた休憩スポットです。ここから5分の所に水場が有ります。水量は極端に少ないく涸れることあり。

不動ノ峰休憩所の東屋内部

不動ノ峰休憩所の東屋内部

不動ノ峰休憩所の東屋内部。日向修験では、ここに宿泊し、前述した早戸大滝まで標高差400mを下って滝行を行った様です。現在でも大滝新道と呼ばれる登山道にはマーキングがされて早戸大滝まで下る事が出来るようです。

緩斜面の登り

緩斜面の登り

不動ノ峰休憩所からブナ林の中の緩斜面の登りです。新緑の頃は、ミツバツツジと シロヤシオ(ゴヨウツツジ)が紫の花を咲かせます。

なだらかな斜面

なだらかな斜面

なだらかな斜面を登り切ると、不動ノ峰が見えてきます。

展望の良い稜線

展望の良い稜線

左手が不動ノ峰。稜線上からは展望もよく、振り返ると、塔ノ岳の先に大島、新島、式根島などの伊豆七島や伊豆半島がよく見えます。

右に「蛭ヶ岳」を望む

右に「蛭ヶ岳」を望む

ベンチが設置された不動の峰を通過し、稜線上を更に進んで行きます。右奥に見える丸いピークが蛭ヶ岳です。左手方向には檜洞丸の先に富士山もよく見えます。

棚沢ノ頭へ

逆S字を描くように稜線が蛭ヶ岳へ伸びています。一旦下り、登り返した小ピールが棚沢ノ頭です。

木道を下る

ザレ場に架かる木道を下ります。鞍部まで下り、笹原の中を登り返して行きます。

稜線から「棚沢ノ頭」を望む

稜線から「棚沢ノ頭」を望む

木道を下り切り、登り返して稜線を進みます。左で前方の小ピークが棚沢ノ頭です。

笹の間のなだらかな稜線

笹の間のなだらかな稜線

笹の間のなだらかな稜線が続きます。正面の棚沢ノ頭でユーシンからの弁当沢ノ頭経由の登山道を左から合わせます。

蛭ヶ岳へ

蛭ヶ岳へ

さらに蛭ヶ岳が近づいてきました。美しい風景です。棚沢ノ頭を通過し、小さな小ピークを越え、鬼ヶ岩へ向かいます。

鬼ヶ岩へ

少し下った先に鬼ヶ岩があり、その先のガレ場が鎖場になっています。

鬼ヶ岩

鬼ヶ岩

鬼ヶ岩から鞍部まで鎖場になっています。鬼ヶ岩は蛭ヶ岳の方から見ると大きな二つの岩が鬼の角の様に見えるところからこの名前が付いたそうです。

ザレ場に鎖設置

ザレ場に鎖設置

ザレ場に鎖が設置されていますが、斜面の傾斜は緩く鎖につかまる必要はありません。

蛭ヶ岳

蛭ヶ岳

正面は蛭ヶ岳。写真では分かりにくいのですが手前小ピークからの下りが鎖場になっています。

下った先に鎖場

下った先に鎖場

道を下った先が鎖場です。

ザレ場の下りが鎖場

ザレ場の下り 鎖場

ザレ場の下り。鎖場になっていますが登山初心者でも難しくありません。

鬼ヶ岩の鎖場

鬼ヶ岩の鎖場

鬼ヶ岩の鎖場を振り返る。

比較的緩やかな斜面

比較的緩やかな斜面

ここからは比較的緩やかな斜面を登れば蛭ヶ岳へ到着します。左手足元には熊木沢の広い河原が見えます。

最後の緩斜面の登り

最後の緩斜面の登り

蛭ヶ岳山頂への最後の緩斜面の登りです。

蛭ヶ岳山荘

蛭ヶ岳山荘

山頂に建つ蛭ヶ岳山荘です。山頂からは西方向に丹沢主稜が伸び、臼ヶ岳、檜洞丸(ひのきぼらまる)と続いています。更にその奥には富士山、箱根の山並みを見渡せます。

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