登山口のアクセス
高尾山のスピリチュアルスポット
苦抜け門 三密の道
男坂を上がった所に「苦抜け門 三密の道」と書かれた門があります。この門をくぐり鎖行場と呼ばれる坂を登ると仏舎利塔や西国三十三観音御砂踏霊がある広場に飛び出します。鎖行場から広場にかけて多くのイロハモミジがあり、紅葉の隠れた名所になっています。
仏教では人間の日常生活は三密 身(身体)、口(言葉)、意(心)の三つの働きから成り立っていると考えられています。これこそが煩悩の元であり、身業、口業、意業の三業であると言われています。
この三密の道を歩く時、煩悩を消すことを心に念じて歩けば、煩悩を消し去ることが出来るかも?
仏舎利塔
鎖行場を登ると仏舎利塔が建つ広場です。仏舎利塔は、お釈迦様の骨が収められているパワースポットです。周辺はイロハモミジが多く生息し、秋になると真っ赤に染めます。11月9日時点で3分ほど紅葉しています。
西国三十三観音御砂踏霊の観音様
西国三十三観音御砂踏霊の観音様を撫でながら仏舎利塔を一周します。平成13年、当山三十二世貫首隆玄大僧正が発願し、坂東、秩父、西国の霊場を巡拝し、勧請奉納しました。
薬王院飯縄権現堂の鳥居
12月9日飯縄権現堂鳥居のイロハモミジは紅葉真っ盛りです。
薬王院飯縄権現堂
本殿内にご本尊の飯縄大権現が安置されています。お参りを済ませたら、壁面を観察してみましょう。飯縄権現堂の壁面に掘られた彫刻は、日光東照宮にも劣らない華麗なものです。
その彫刻の中に「白い象」を見つければ、幸せが訪れるかもしれません。
飯縄権現堂の「白い象」の彫刻
「白い象」の彫刻を見つけたら、幸せが訪れると言われています。
富士浅間神社
薬王院の最も高い所にある奥之院不動堂の奥にひっそりと佇むスピリチュアルスポットの富士浅間神社(浅間神社)です。
富士浅間神社は、天文年間に北条氏康により建立され、その後、寛政10年と大正15年に再建されました。高尾山は富士山信仰と深い関わりがあり、江戸時代には富士講と呼ばれる集団登山の人々が江戸から富士山を目指しました。
富士山まで歩けない人は、この高尾山から富士山を遥拝することでその御利益を得たと言います。
北島三郎の演歌「高尾山」
薬王院の山門を入り、すぐの左手側に北島三郎の演歌「高尾山」の石碑があります。 手の形をしたプレートに手をかざすと、「高尾山」の歌が流れます。
八王子市に住んで30年になる北島三郎が原譲二のペンネームで自ら作曲した「高尾山」。「天下取るのは昔から、人の助けと時の運、夢のデカさは心の広さ、初心忘れず登ってこいと、教え見守るあゝ高尾山」と石碑に歌詞が刻まれています。