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冬山の木曽駒ヶ岳 千畳敷から登山ルート概要
登山コース案内
冬季には登山バスと駒ヶ根ロープウェイ共に、一時間間隔で運行されています。
1月13日時点に於いて千畳敷の積雪量は2,5mです。
この日はワカンを使う必要がなく、壺足でも踏み抜くこともなく快適に歩けました。
木曽駒ヶ岳山頂往復の行程は約3時間足らずと少ないのですが、決して冬山登山初心者向きとは言い難いルートです。特に乗越浄土の直下が危険箇所で、傾斜が強く、12本歯のアイゼンとピッケルは絶対必要です。夏期の乗越浄土へはジグザグに切られた良く整備された登山道のため、いたって簡単で、登山者ばかりではなく大勢の観光客さえを目にします。しかし、冬季のルートは一直線上に登り上げるため滑落の危険を伴います。過去に夏に行った経験から軽く考えて臨むと事故に繋がりかねない所です。
乗越浄土に上がると世界有数の強風地帯とも言われ、それまでの汗をかくほどのポカポカ陽気が一変します。
冬季営業を休止している宝剣山荘と天狗荘の脇を抜け、中岳に向かいます。
季節風により雪の斜面はアイスバーン状態になっている所が随所にあります。
中岳山頂から駒ヶ岳頂上山荘の建つ鞍部に下ります。特にここの斜面はアイスバーン状態が強い為、慎重に行動します。
鞍部から登り返すと木曽駒ヶ岳山頂です。
山頂からの展望は最高で、雪山を満喫できます。宝剣岳から空木岳へと連なる中央アルプスの主脈、どっしりと構えた
御嶽山、さらに遠くには南アルプス・八ヶ岳の全容などが望めます。
画像一覧
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木曽駒ヶ岳 千畳敷登山ルート地図
木曽駒ヶ岳 千畳敷 登山ルート詳細情報
ルート | 駒ケ岳ロープウェイ千畳敷(標高2,612m)⇒乗越浄土⇒木曽駒ヶ岳(標高2,956m) |
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コースタイム | 駒ケ岳ロープウェイ千畳敷⇒木曽駒ヶ岳 2時間 木曽駒ヶ岳⇒駒ケ岳ロープウェイ千畳敷 1時間20分 |
駐車場 | 菅ノ台バスセンター 1回500円 約1000台(周辺駐車場合計) |
核心部 | 乗越浄土の直下 |
難易度 | [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 3 |
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:0.82リットル、体重60kgの人:1.00リットル、体重75kgの人:1247リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:1.717Kcal、体重60kgの人:2.229Kcal、体重75kgの人:2.740Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.249kg、体重60kgの人:0.319kg、体重75kgの人:0.398kg |
標高差 | 距離 1.9km 最大標高差 347m 平均斜度 全体:17% 上り:25.9% 下り:12% 獲得標高 上り:349m 下り:54m |
山小屋 | 宝剣山荘、天駒荘、、駒ヶ岳頂上山荘、頂上木曽小屋 |
アクセス |
次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。
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