学名 | Aconitum senanense |
属性 | キンポウゲ科トリカブト属の多年草の高山植物 |
花期 | 8月~9月 |
分布 | 日本固有 |
特徴・他 | 本州中部の太平洋側の亜高山帯~高山帯の日当たりのよい草地に生えます。 特に八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスなどに特産します。 日本に生息するトリカブトの仲間は約30種と大変種類が多く、しかも良く似ているため、その花の形からトリカブトであることはすぐにわかりますが鑑別することは困難です。 トリカブトの中には猛毒のアルカロイドをもつものが多く、特に根に多く含まれています。 食べてから数十分で死亡する即効性を有しています。 生えたてのころは野草のヨモギや、ニリンソウによく似ているため、誤食する人が多いそうです。 その毒性は一本の根で数十人を殺せる猛毒を持つものもあるそうです。 |