- 1. 富士山のお鉢巡りルート地図
- 2. 富士山のお鉢巡りルートの難易度
- 3. 富士山のお鉢巡りルートの体力
- 4. コースタイム
- 5. 富士山のお鉢巡りルート
- 5.1. 富士山の噴火口
- 5.2. 山中湖
- 5.3. 伊豆ヶ岳
- 5.4. 成就ヶ岳/勢至ヶ岳
- 5.5. 東安河原
- 5.6. 浅間ヶ岳/駒ヶ岳
- 5.7. 頂上富士館
- 5.8. 富士山頂上浅間大社奥宮
- 5.9. 富士宮口五合目ルート分岐
- 5.10. このしろ池
- 5.11. 三島岳(文殊ヶ岳)の公衆トイレ
- 5.12. 剣ヶ峰へ
- 5.13. 日本最高峰富士山剣ヶ峰
- 5.14. 剣ヶ峰から西安河原を北進
- 5.15. 剣ヶ峰を振り返る
- 5.16. 白山岳の南側斜面を巻く
- 6. 富士山の他の登山ルート
富士山のお鉢巡りルート地図
- 距離2.4km
- 登り103m
- 下り109m
富士山のお鉢巡りルートの難易度
難易度 1/10
ルート | 富士山山頂一周 |
富士山のお鉢巡りルートの体力
体力 1/10
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:0.38リットル、体重60kgの人:0.49リットル、体重75kgの人:0.60リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:0.698Kcal、体重60kgの人:0.907Kcal、体重75kgの人:1.116Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.100kg、体重60kgの人:0.130kg、体重75kgの人:0.159kg |
コースタイム
- 一周1時間10分
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富士山のお鉢巡りルート
富士山の噴火口
吉田ルートを登ると久須志神社前に飛び出します。そこから時計回りにお鉢めぐりをします。写真は、吉田口下山ルート入り口辺りから見る噴火口。富士山山頂部の周囲は約2.3km、直径780m (剣ヶ峯~久須志神社間)、火口の底を大内院と言い、その深さは約237メートルです。
村山浅間神社については下記を参照してください。
山中湖
吉田口・須走口下山道を左手に見送り、大日岳(朝日岳)の山腹を巻く様に進みながら北東方向を望むと眼下に富士五湖の一つ「山中湖」が青色に輝いていました。
伊豆ヶ岳
最初のピークである伊豆ヶ岳(別名:阿弥陀ヶ岳 標高3749m )の左を巻きながら通過します。 約70分ほどかけて富士山頂を一周します。
成就ヶ岳/勢至ヶ岳
伊豆ヶ岳を巻き終わると、やや平らで広い所を通過します。正面の丸いピーク・成就ヶ岳(別名:勢至ヶ岳 標高3733m )の山腹を南東側から巻いて進みます。
東安河原
成就ヶ岳(勢至ヶ岳)を巻き終わると東安河原(ひがしやすのかわら)の広い砂礫エリアです。かつては「東賽の河原」と呼ばれた場所で、富士無線中継記念碑が立っています。右手奥に剣ヶ峰山頂に建つ観測所跡が見えてきました。
浅間ヶ岳/駒ヶ岳
頂上富士館の銀色の屋根と浅間大社奥宮の赤い屋根が見えています。鳥居が立つ所が浅間ヶ岳(別名:駒ヶ岳)で、その手前の少し落ち込んだ所で左手側から御殿場口登山道が合流します。そこに銀明水という霊水が湧き出しています。日本における最高地点標高3776メートルの剣ヶ峰はもう目の前です。
頂上富士館
頂上富士館の右手前に石灯籠が立ち、その間を進むと富士山頂上浅間大社奥宮が鎮座しています。この場所で富士宮口ルートが左手側から合流してきます。奥のピークは三島岳(別名:文殊ヶ岳 標高3734m )です。
富士山頂上浅間大社奥宮
頂上富士館の真向かいに富士山頂上浅間大社奥宮が鎮座しています。富士宮市の富士山本宮浅間大社の奥宮で、浅間大神(木花之佐久夜毘売命)の女神を主祭神としています。この一角に、日本最高所の富士山頂郵便局があり、7月中旬から8月下旬の朝6時から昼14時まで普通郵便の引受を行っています。
富士宮口五合目ルート分岐
富士宮口五合目ルートを見下ろす。
このしろ池
富士山頂上浅間大社奥宮を後にして剣ヶ峰に向かいます。広いスペースの真ん中には「このしろ池」と呼ばれる雪解けの水たまりが出来ています。富士山の山上部の縁は、こんなにも広いところがあるとは驚きです。左には公衆トイレがあります。
三島岳(文殊ヶ岳)の公衆トイレ
三島岳(文殊ヶ岳)の山腹に作られた公衆トイレ。200円のカンパが必要です。
剣ヶ峰へ
日本の最高地点標高3776mの剣ヶ峰へ続く馬の背を登る登山者達。1932年(昭和7年)から2004年(平成16年)まで72年間続いた有人観測の富士山測候所のドームは撤去され、富士山特別地域気象観測所と名前を変えます。「富士山測候所を活用する会」が施設の一部を借りて、高所研究拠点として大気化学や高所医学などの研究活動に活用しています。
日本最高峰富士山剣ヶ峰
二等三角点と「日本最高峰富士山剣ヶ峰」と刻まれた石碑などがある頂上に立つ為に並ぶ登山者の列。登山者の動きはかなり鈍く30分ほど待たされました。山頂からは大パノラマが広がるのはいうまでもなく、東の関東平野から南に目を転ずると駿河湾や伊豆半島、西側から北西にかけて南アルプス、北アルプスなど抜群の眺望です。
剣ヶ峰から西安河原を北進
剣ヶ峰から西安河原を北進します。稜線伝いに雷岩、釈迦の割石、白山岳と進む外院コースは通行禁止になっています。大沢崩れ上部を進み、雷岩手前で右手に折れ、小内院の平坦な所を進む内院コースを辿ります。
剣ヶ峰を振り返る
剣ヶ峰を振り返る。反時計回りで登る人々も大勢います。
白山岳の南側斜面を巻く
白山岳の南側斜面を巻く様に下って、金明水から久須志岳(別名:薬師ヶ岳 標高3725m )を経由しスタート地点(吉田口から登った地点)に戻ります。