日本アルプス登山ルートガイド > 富士山と周辺の山々 > 十二ヶ岳 > 毛無山⇒十二ヶ岳
毛無山⇒十二ヶ岳(核心部)登山ルート概要
毛無山からは稜線を歩くルートで、12個の小ピークが連続し、それぞれのピークには一ヶ岳、二ヶ岳、三ヶ岳の順に最高峰である十二ヶ岳と名が付きます。
九ヶ岳までは適度なアップダウンを繰り返す狭い稜線を歩くルートで、南側には木々の間から富士山が見え隠れする快適なハイキングといった山行です。
しかし、この先は難易度が増し、十ヶ岳の北斜面のトラバース部分には4月1日時点で残雪があり、凍結していてロープにつかまりながらの慎重な通過を行います。
十一ヶ岳への登りは傾斜がきつく二箇所にロープが設置されていますが、さほど難易度は高くありません。
十一ヶ岳の下りから核心部が始まります。長いロープが設置された急傾斜の斜面は落石が起きやすく、十分注意が必要です。
この斜面を下り切った十二ヶ岳とのコルの部分は切れ落ちていてアルミ製の吊り橋が架けられています。
一人ずつ慎重に渡ります。橋の対岸は鎖場となっていて、鎖を頼りによじ登ります。
その後、何度も急傾斜の斜面に設置されたロープや鎖を使い、よじ登ると、平坦地の桑留尾分岐に飛出し、核心部が終わります。
この日の核心部の北面は凍結している箇所があり、一方で、日の当たる所はぬかるんでいるなど、この日に限れば難易度7としてもよさそうなルートでした。
核心部は夏でも難易度が高く、雪解けを待って好条件の時に登山することをお勧めします。
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毛無山⇒十二ヶ岳(核心部)登山ルート地図
毛無山⇒十二ヶ岳登山ルート詳細情報
ルート | 毛無山(標高1,500m)⇒十二ヶ岳(標高1,683m) |
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コースタイム | 毛無山⇒十二ヶ岳 1時間30分 十二ヶ岳⇒毛無山 1時間15分 |
核心部 | 十一ヶ岳の下りから十二ヶ岳の登り |
難易度 | [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 6 |
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:0.39リットル、体重60kgの人:0.50リットル、体重75kgの人:0.62リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:0.725Kcal、体重60kgの人:0.943Kcal、体重75kgの人:1.160Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.103kg、体重60kgの人:0.134kg、体重75kgの人:0.165kg |
標高差 | 距離 1.2km 最大標高差 207m 平均斜度 全体:14.5% 上り:17.4% 下り:8% 獲得標高 上り:139m 下り:28m |
次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。
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