竜ヶ岳とは
竜ヶ岳は、山梨百名山の一つで標高1,485mの山です。本栖湖の湖畔にある登山者用駐車場(500台駐車可能)から出発します。 本栖湖キャンプ場の中を沢山設置されている「登山道入り口」の看板を辿り、登山道口を目指します。
竜ヶ岳のアクセス
- 1. 竜ヶ岳のアクセス
- 2. 竜ヶ岳のルート地図
- 2.1. コースタイム
- 3. 竜ヶ岳ルート難易度
- 4. 竜ヶ岳ルート体力
- 5. 竜ヶ岳登山ルート
- 5.1. 本栖湖湖畔の登山者用駐車場
- 5.2. 本栖湖キャンプ場の中を進む
- 5.3. 竜ヶ岳登山道入口
- 5.4. きつい登り
- 5.5. 右手に本栖湖
- 5.6. ベンチまであと少し
- 5.7. 休憩ポイント
- 5.8. なだらかな登りになり展望が開ける
- 5.9. 富士山の展望が山頂まで続く
- 5.10. 笹の間を登る
- 5.11. 竜ヶ岳はピークの先にある
- 5.12. 雨ヶ岳が見える
- 5.13. 富士山が大きい
- 5.14. 東屋
- 5.15. 石仏
- 5.16. やや傾斜が増す
- 5.17. 東屋を見下ろす
- 5.18. 竜ヶ岳山頂と左奥は雨ヶ岳
- 5.19. 本栖湖分岐
- 5.20. 笹の間を進む
- 5.21. 竜ヶ岳山頂から南アルプス
- 5.22. 竜ヶ岳山頂は広い
- 5.23. 竜ヶ岳山頂からの富士山
- 5.24. 竜ヶ岳山頂から端足峠へ
- 5.25. 雨ヶ岳が近づく
- 5.26. 急傾斜を下る
- 5.27. 北西面に登山道に残雪
- 5.28. 南西面は残雪なし
- 5.29. 雲に隠れて富士山が見えない
- 5.30. 正面手前の稜線を右に向かう
- 5.31. 稜線を右へ折れる
- 5.32. 稜線を進む
- 5.33. 緩斜面の稜線
- 5.34. 右手に本栖湖が見えてくる
- 5.35. 端足峠
- 5.36. 端足峠分岐
- 5.37. 端足峠から本栖湖へ
- 5.38. 北面は3月下旬で残雪あり
- 5.39. 残雪が消える
- 5.40. 分岐を右へ
- 5.41. やや登山道が不明瞭
- 5.42. 本栖の森分岐
- 5.43. 山腹をトラバース気味に下る
- 5.44. 倒木
- 5.45. いたる所に倒木
- 5.46. 川を渡る
- 5.47. 青少年スポーツセンター前
- 5.48. 青少年スポーツセンター前の駐車スペース
- 6. 竜ヶ岳の日帰り登山は出来る?
- 7. 竜ヶ岳の登山口近くの温泉
- 8. 竜ヶ岳の天気の特徴
- 9. 各種情報
- 9.1.1. 富士山登山ツアー
- 9.1.2. 観光協会・観光案内所
- 9.1.3. 登山届提出
- 9.1.4. 登山地図のスマホアプリ
- 10. 竜ヶ岳山頂周辺の気温
- 11. 竜ヶ岳へ登るための装備と服装
- 12. 服装や装備品のチェックリスト
竜ヶ岳のルート地図
- 距離9.2km
- 登り620m
- 下り614 m
コースタイム
一周:4時間50分
- 富士山の登山トレッキングツアー
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竜ヶ岳ルート難易度
難易度 1/10
ルート | 本栖湖キャンプ場(標高900m)⇒東屋(石仏あり)⇒竜ヶ岳(標高1,485m)⇒ 端足峠 ⇒端足峠入り口(標高900m) ⇒本栖湖キャンプ場(標高900m) |
竜ヶ岳ルート体力
体力 1/10 日帰り
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:1.22リットル、体重60kgの人:1.59リットル、体重75kgの人:1.96リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:2.283Kcal、体重60kgの人:2.968Kcal、体重75kgの人:3.653Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.326kg、体重60kgの人:0.424kg、体重75kgの人:0.521kg |
竜ヶ岳登山ルート概要
登山道が始まると針葉樹林帯の中の傾斜は一気に強くなり、ジグザグの登りが約30分間続きます。谷側の斜面の木々の間から本栖湖が時折見えています。
稜線に上がると傾斜が緩くなり、ベンチが設置された展望台になっている平坦地に到着します。 ここで樹林帯を抜け、登山道の周りは笹に覆われ展望が開け、富士山の眺望が山頂まで続きます。 竜ヶ岳が山梨百名山の一つに選ばれる理由は、まさにここにあると思われます。
平坦地を出発してしばらくは、広い稜線上を進み、遠くに東屋が建っているのが見え、その奥には雨ヶ岳が見えて来ます。
東屋が建っている平坦地から見上げる正面の丸いピークは竜ヶ岳ではなく、山頂はさらにその奥15分先にあります。 南東方面の斜面には笹が広く茂り、その先の富士山の姿が美しい。
東屋の建つ平坦地に祀られた石仏に手を合わせ、正面の丸いピークへ向け登るにつれ、やや傾斜が増していきます。
丸いピークの所で本栖湖青少年スポーツセンターから登るルートを合わせます。 この登山ルートは北面を登るため富士山の眺望はありません。
この分岐からは竜ヶ岳までは10分ほどで、なだらかな笹の間を進むと、ベンチが設置された広い竜ヶ岳山頂に到着します。 竜ヶ岳山頂からは富士山、南アルプスの眺望と、近くには雨ヶ岳が見えています。
山頂から端足(はした)峠へ向け、笹の中を下ります。 北西面に登山道がある所は3月20日時点で雪が消えていません。
下り切ったところから90度方向を右に進路を変え、稜線上を進んだ所が端足(はした)峠です。 端足峠では進行方向(139号富士パノラマライン)、斜め右方向(雨ヶ岳)、右方向(本栖湖・端足峠入り口)と三つに分岐します。
端足峠には明瞭な指導標が無い為、雨ヶ岳に向かう場合、直進してしまうミスを犯しそうな所です。
端足峠から端足峠入り口に向け下ります。 端足峠入り口からは本栖湖に沿って車道と登山道が並走します。
あまり登山道の整備がされていない為、各所に倒木が登山道をふさいでいますが、通れないほどではありません。
登山道は本栖湖川に沿って北側斜面をトラバースするようになっていて、傾斜がきつい所がありますので、特に雨の日などの滑りやすい時には注意が必要です。
竜ヶ岳登山ルート
本栖湖湖畔の登山者用駐車場
3月20日、本栖湖の湖畔にある登山者用駐車場 500台駐車可能です。
本栖湖キャンプ場の中を進む
本栖湖キャンプ場の中を進みます。
竜ヶ岳登山道入口
ここから竜ヶ岳登山道が始まります。
きつい登り
きつい登りです。ジグザグに登ります。
右手に本栖湖
右手に本栖湖を見ながら登ります。
ベンチまであと少し
平坦地でベンチが設置されている所まであと少しです。
休憩ポイント
ベンチがある平坦地。
なだらかな登りになり展望が開ける
ベンチがある平坦地を過ぎるとしばらくはなだらかな登りになります。ここから展望が開けます。
富士山の展望が山頂まで続く
登山道の周りは笹が覆い、富士山の展望が山頂まで続きます。
笹の間を登る
展望の良い笹の間を登ります。
竜ヶ岳はピークの先にある
正面のピークのさらにその奥に竜ヶ岳はあります。
雨ヶ岳が見える
東屋が建っている所から雨ヶ岳が見えています。
富士山が大きい
笹が広がる先に富士山の姿が大きい。
東屋
東屋の建つ場所は休憩の最適地です。
石仏
東屋の前にある石仏。
やや傾斜が増す
正面ピークへ向け、やや傾斜が増していきます。
東屋を見下ろす
東屋が建っている平坦地と登山道が伸びる稜線を見下ろす。
竜ヶ岳山頂と左奥は雨ヶ岳
笹の間を登ります。正面の丸いピークが竜ヶ岳山頂です。左奥は雨ヶ岳です。
本栖湖分岐
本栖湖から登るもう一つのルート分岐。北面を登るため富士山の眺望はありません。
笹の間を進む
笹の間を進みます。奥は雨ヶ岳です。
竜ヶ岳山頂から南アルプス
竜ヶ岳山頂。奥の白い山は南アルプスです。
竜ヶ岳山頂は広い
竜ヶ岳山頂はベンチが設置されている広いです。
竜ヶ岳山頂からの富士山
竜ヶ岳山頂からの富士山の眺め。
竜ヶ岳山頂から端足峠へ
山頂から端足(はした)峠へ向け南アルプスを見ながら笹の中を下ります。
雨ヶ岳が近づく
雨ヶ岳が近づいて来ました。
急傾斜を下る
急傾斜になっていきます。
北西面に登山道に残雪
北西面に登山道があるため3月20日時点で雪が消えていません。
南西面は残雪なし
登山道が南西面になると雪はありません。
雲に隠れて富士山が見えない
雲に隠れていますが富士山が正面にあります。
正面手前の稜線を右に向かう
正面手前の稜線を右に向かいます。
稜線を右へ折れる
少し下ってから登り返してから、稜線を右に向かいます。
稜線を進む
稜線を進みます。
緩斜面の稜線
緩斜面の稜線をゆっくりと下ります。
右手に本栖湖が見えてくる
右手には本栖湖が見えます。
端足峠
端足峠。
端足峠分岐
左斜め方向が139号富士パノラマラインへ下ります。直進すれば雨ヶ岳です。本栖湖は右に折れます。
端足峠から本栖湖へ
端足峠から本栖湖へ下山します。
北面は3月下旬で残雪あり
北面のため3月下旬で残雪がありました。アイゼンは必要ありませんでした。
残雪が消える
標高が下がると残雪が消え、樹林の先に本栖湖が見えます。
分岐を右へ
分岐を右に向かいます。
やや登山道が不明瞭
やや登山道が不明瞭です。
本栖の森分岐
端足峠入口への分岐。車道と登山道が本栖湖に沿って並走します。
山腹をトラバース気味に下る
山腹をトラバース気味に下ります。左側は本栖湖です。
倒木
倒木がいたるところで登山道をふさいでいますが、通過することはできます。
いたる所に倒木
随所でこのような倒木が道をふさいでいます。
川を渡る
木の橋を渡ります。
青少年スポーツセンター前
青少年スポーツセンター前に出ます。
青少年スポーツセンター前の駐車スペース
青少年スポーツセンター前のゲート近くには15台ほど駐車可能です。これより本栖湖畔の登山者用駐車場へ戻ります。
竜ヶ岳の日帰り登山は出来る?
端足峠を経由する周回でのコースタイムは4時間50分ほどと体力が無くても日帰り可能です。
竜ヶ岳の登山口近くの温泉
富士眺望の湯 ゆらり
富士山を見ながらの露天風呂は格別。湯舟の種類は全16種類。富士山の麓、地下1000mから湧き出る天然温泉です。
利用料
■ 10:00~19:00平日 1,400円 土日祝 1,700円
■ 19:00~平日 1,200円 土日祝 1,500円
(貸バスタオル・フェイスタオル付)
営業時間 休館日
年中無休
平日 10:00~21:00(最終入館20:00)
土日祝 10:00~22:00(最終入館21:00)
秀峰閣 湖月
正面に河口湖、その先に富士を望む絶景の温泉です。全ての部屋から河口湖を望み、その先に富士山が聳えます。露天風呂付客室もあります。
会席風に仕上げた料理は、旬の素材を取り入れ、年間8回の料理変更を行っています。
河口湖温泉旅館うぶや
温泉から、お部屋から、ラウンジから、
館内どこからでも富士山を眺めて過ごせます。
泉質はカルシウム・ナトリウム・塩化物・硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。
竜ヶ岳の天気の特徴
竜ヶ岳は晴天の確率は比較的高い
竜ヶ岳のある富士山周辺の山域は、日本海側特有の冬型気候の影響を受けにくいため積雪量はさほど多くありません。
6月から7月の梅雨明けまでは晴天率は低いですが、梅雨開けと共に晴天がしばらく続きます。また、秋や春も比較的晴天に恵まれます。しかし、12月上旬で初冠雪を見る年もあり、雨天だけではなく、強風などにも天候には十分な注意が必要です。
各種情報
富士山登山ツアー
観光協会・観光案内所
- 本栖湖観光協会 電話:0555-28-5177
- 富士吉田市観光ガイド 電話:0555-21-1000
- 富士吉田市富士山課 電話:0555-22-1111
登山届提出
山梨県 | 山梨県警察 お問い合わせ:山梨県警察本部地域課 住所:〒400-8586 甲府市丸の内1-6-1 電話番号:055(221)0110(代表) 郵送、電子メール、ファックスなので提出可能です。 |
登山地図のスマホアプリ
- 山と高原地図のスマホアプリ
昭文社から販売されています。山と高原地図ホーダイ - 登山地図ナビアプリ 定額(500円/月 or 4800円/年)で61エリアの「山と高原地図」が使い放題。山と高原地図[地図単品購入版]地図1エリア 650円。
竜ヶ岳山頂周辺の気温
最高気温 | 平均気温 | 最低気温 | |
1月 | 1.9 | -4.0 | -9.6 |
2月 | 2.7 | -3.2 | -8.6 |
3月 | 6.3 | 0.2 | -5.1 |
4月 | 12.5 | 5.9 | -0.1 |
5月 | 16.5 | 10.5 | 5.1 |
6月 | 19.2 | 14.0 | 9.8 |
7月 | 23.1 | 17.9 | 14.1 |
8月 | 24.2 | 18.7 | 14.7 |
9月 | 20.0 | 15.0 | 11.2 |
10月 | 14.4 | 9.0 | 4.5 |
11月 | 10.0 | 3.7 | -1.7 |
12月 | 5.0 | -1.4 | -6.8 |
竜ヶ岳へ登るための装備と服装
軽アイゼン | 12本歯アイゼン | ピッケル | サングラス | ツェルト | |
1月 | ◎ | × | × | ○ | ○ |
2月 | ◎ | × | × | ○ | ○ |
3月 | ○ | × | × | △ | △ |
4月 | × | × | × | × | △ |
5月 | × | × | × | × | × |
6月 | × | × | × | × | × |
7月 | × | × | × | △ | × |
8月 | × | × | × | △ | × |
9月 | × | × | × | × | × |
10月 | × | × | × | × | × |
11月 | × | × | × | × | × |
12月 | △ | × | × | × | △ |
服装や装備品のチェックリスト
登山地図 | 必須 登山地図を忘れると道迷いの原因に!竜ヶ岳のルートは多くの箇所に分岐があります。 低山と言え、登山地図を持って行かないのは命取りになることも。 |
レインウェア | 必須 山の天候は急変します。天気予報で晴が出ていても レインウェアは必須です。また、防寒着としても使えます。 セパレートタイプの通気性と防水性を兼ね備えたゴアテックスがベストです。 |
帽子 | 必須 主に樹林帯を歩くルートですが、竜ヶ岳山頂周辺では直射日光が強烈に降り注ぎます。日よけ用のつばが広く軽いものをお奨めします。寒さが厳しいときは、耳を覆うニット製をお奨めします。 |
日焼け止め | 必須 竜ヶ岳は標高1,485mのため、森林限界の下にあります。紫外線はあまり強くないとはいえ、春や夏には必帯です。 |
飲料水 | 必須 竜ヶ岳の登山ルート上に水場はありません。暑い日には約2L持っていけば十分です。天気の良い日は少し多めに持って行きましょう。 |
ヘッドランプ | 必須 アクシデントにより暗くなってからの行動を余儀なくされた場合必要です。 |
行動食 | あったら良い コースタイムが短いのでお好みで持っていくと良いでしょう。 |
パックカバー | 必須 ザックが濡れないようにするためのザックカバーは雨に日には絶対必要です。ザックカバーも雨衣と同様に防水性が衰えてきます。時折、防水スプレーをするなどのメンテナンスが必要です。 |
救急薬品 | 必須 切り傷、擦り傷にカットバン、絆創膏を持っていくと良いでしょう。虫刺され薬品も。 |
ティッシュペーパー | 必須 止血用などの万が一の時のために必帯です。 |
防寒着 | 必須 薄手のフリース,セーター、軽いダウンジャケット。 竜ヶ岳山頂では、7~8月の最低気温が14度くらいです。 季節により軽くて保温性の高いものを選びます。ゴアテックスのレインウェアを その上に着ると更に保温性が高まります。 |
手袋 | あったら良い 革製の手袋がベストですが、軍手でもOKです。 |
耳栓 | 不要 日帰りハイキングです。 |
カメラ | あったら良い 富士山の大パノラマや山旅の思い出にぜひどうぞ。ウエストポーチに収納出来る大きさであることが望ましいです。 |
ビニール袋 | あったら良い ごみ入れとして、使用前の下着入れ、使用後の下着入れとして2~3個あると便利です。 |
保険証(コピー) | あったら良い 事故や遭難時に必要です。 |
サブザック | 不要 日帰りハイキングです。 |
シュラフカバー | 不要 日帰りハイキングです。 |