日本アルプス登山ルートガイド-核心部のルート案内
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┌食用

┌毒・不食きのこ

登山道沿いに見られるきのこ

日本には3,000種以上のきのこがあります。
その中で毒きのこの方がむしろ少なく、命にかかわるものは数種類しかありません。
キノコの判別法は幼菌、成菌、老菌とその形態をしっかり記憶することです。
しかし、縦に裂ければ食用になるという迷信は未だに根強く全国に伝わっています。
食用となるキノコを中心に鑑別が必要な毒キノコ、猛毒キノコなどを合わせて紹介します。
また、毒ではないが苦い、辛いなどの理由から食べられていないものや、お酒と一緒に食べるとあたるものなども紹介します。

食用きのこ


ヌメリスギタケモドキ

ウスタケ

ミネシメジ

ヤマイグチ

タマゴタケ

ハナビラタケ

ハナイグチ

ヌメリコウジタケ

ツバアブラシメジ

アイシメジ

オオキツネタケ

スミゾメシメジ

カワリハツ

アメリカウラベニイロガワリ

チチタケ

シロヌメリイグチ

フジイロタケモドキ

アカモミタケ

ホテイシメジ
採取場所 八ヶ岳

毒・不食きのこ


ドクヤマドリ
有毒

ベニテングタケ
有毒

カラマツベニハナイグチ
(不食)

ニセクロハツ
猛毒

クサハツ
有毒

ネズミシメジ
有毒

キチチタケ
(不食)
採取場所 八ヶ岳

きのこ毒の種類

タイプ 毒の特徴 症状 代表的きのこ
A 猛毒で致命的 肝臓と腎臓に作用する。
急に激しい腹痛、嘔吐、下痢が起こる。
しかし、症状が発現するまでに10時間以上かかり、時には24時間を経過することもしばしばあり、胃洗浄をしても手遅れとなり、1週間ほどで患者を死に至らしめる。
ドクツルタケ
シロタマゴテングタケ
シャグマアミガサタケ
ニセクロハツ
白いきのこは要注意
B 軽症 自立神経に作用する。 酒と一緒にきのこを食べたり、あるいはきのこを食べてから4〜5日後に飲酒すると顔面紅潮、めまい、頭痛、吐き気などの症状が出ることがある。
通常4時間ほどで自然に回復する。
ホテイシメジ
ヒトヨタケ
カヤタケ類
C 軽症 中枢神経に作用する。
食後15〜30分で神経錯乱、幻覚などの症状が現れる。
マジックマッシュルームはこの仲間。
テングタケ
ベニテングタケ
シビレタケ
ワライタケ
D 中程度〜致命的 胃腸に作用する。
嘔吐、腹痛、下痢などが食後30分〜3時間で現れる。
ニガクリタケ、ツキヨタケは死亡例あり。
ツキヨタケ
ニガクリタケ
クサウラベニタケ
イッポンシメジ
E 重症 末梢神経に作用する。
手足などの末端部が赤く腫れあがり、その部分に焼け火ばしを押し当てられたような激痛が1カ月以上も続く。
死亡例は少ない。
ドクササコ
採取場所 八ヶ岳

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