大日平山荘
大日平山荘外観。木造2階建てのトタン葺の山小屋です。立山から西に連なる大日岳から称名谷へ至る標高1800mの大日平にあります。7月上旬から10月上旬の営業です。1994年の雪崩により全壊したため、200m程高い現在地に移転しました。
小屋前のテラス
小屋前のテラス。称名谷を隔てて薬師岳を眺望する展望良好な所です。生ビールを飲みながら仲間と談笑すれば登山の疲れも吹っ飛びます。
土間の玄関
2000年に増築された土間となっている玄関。雨天時の休憩スペースとして活用され、玄関の扉脇に乾燥室があります。
大日平山荘オリジナルバンダナ
大日平山荘オリジナルバンダナ、各種1200円。大日平山荘のオーナー佐伯直樹氏がバンダナの原画を描いています。何種類の動物がいるか数えてみてくださ。
自動販売機
受付に設置された自動販売機。一級茶葉ウーロン茶、サイダー、ジュースなど250円。十六茶、スーパーH2O、カルピスすっきりなど350円、アサヒビール350ml500円など。
大日如来像と立山大権現の札
玄関の棚に祀られた大日如来像と立山大権現の札。かつて修験の道があったとされる大日岳。立山芦峅寺の人々は、修験道復興のため白装束姿で閻魔堂と芦峅雄山神社で「南無、立山大権現」を3回唱え、称名滝に向かって「南無、白龍大権現」と唱えて山に向かいます。
ピカピカに磨かれた廊下
玄関を入ると新調されピカピカに磨かれた廊下が食堂に向かって伸びています。
お風呂とシャワー
お風呂とシャワー。1人入れば一杯になってしまう大きさですが、山小屋にお風呂があるのはありがたいです。予約順ですから受け付けを済ませたら直ぐに予約することをお薦めします。
無料の貸しタオル
お風呂用に備え付けられた無料の貸しタオル。タオル忘れた登山者にも配慮が成されています。
24畳の大部屋
24畳の大部屋。1人一枚の布団が確保されますから、通常の山小屋に見られる詰め込みはありません。
6畳間が5部屋
6畳間が5部屋あります。混雑時以外には個室として使用出来ます。
食堂兼談話室
食堂兼談話室。40人ほどが一度に食べられる大きさです。一角には、山関係の本が並べられた本棚と天気予報が確認できるテレビが設置されています。
夕食
夕食。キャベツの千切り、オムレツ、焼き魚、オレンジ、トマト、オクラ、和え物、山菜など山小屋としては新鮮な食材が多く使われています。お米は地元産のものが使用され栄養バランスを考えられた献立です。
朝食
朝食。スクランブルエッグ、キノコ、きゅうりの和え物、煮豆、梅干、ウインナ、海苔、たけのこ、味噌汁など。
合併処理浄化槽が備えられた簡易水洗トイレ
合併処理浄化槽が備えられた簡易水洗トイレです。365日太陽光発電とEM菌の助けにより廃棄物の処理分解が進められています。山小屋の標高は1800メートルの高地にあるため微生物の働きが弱く、トイレットペーパーは備え付けの箱に分別する必要があります。
洗面所
洗面所。沢から水を引いているので豊富な水量です。飲料水としても使えます。
不動滝
小屋の裏から1分ほど歩くと称名渓谷に流れ落ちる不動滝が見られる展望台が設置されています。不動滝の落差は90mで迫力満点です。
称名滝
登山口近くにある称名滝。落差は350メートルで日本一を誇ります。天然記念物に指定されています。春になり雪解け水が流れる頃には称名滝の右手に落差500mのハンノキ滝が出現します。
大日平山荘基本情報
連絡先 | 大日平山荘直通 TEL:090-3295-1281(通年) 〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺3 佐伯直樹 |
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標高 | 1,765m |
営業期間 | 7月上旬から10月上旬 (詳しい日程については大日平山荘で要確認) |
収容人数 | 約60名 個室(6畳)5室、大部屋(24畳)1室 通常料金で個室の使用も可能です。 |
電気・水 | 自家発電 水は豊富にあり。 |
立山駅 | 水洗トイレ(合併浄化槽) |
水場・テント場 | 水場あり無料 テント場無 |
ホームページ | 大日平山荘 |
風呂 | 有り。 小さいため順番です。 |
最寄り駅 | 立山駅 |
登山口~徒歩 | 大日岳登山口から約3時間15分 |
最寄りの山 | 大日岳 立山 |
その他 特記事項 | ・キチキチに詰め込まれることはありません。1人一枚の布団は確保されています。 ・到着後直ぐに予約をすれば順にお風呂に入れます。 ・ホームページ上で予約状況が確認出来ます。 |