乗鞍高原ハイキング乗鞍三名滝巡り-登山トレッキング初心者の北アルプスルートガイド

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乗鞍三名滝

乗鞍三名滝（三本滝、善五郎の滝、番所大滝）は、各駐車場から徒歩で5～20分くらいの所にあります。散策路がしっかり整備されています。特に三本滝は「日本の滝百選」に選ばれた名瀑です。

① 三本滝ルート地図

距離1.8km

登り70m

下り80 m

コースタイム

三本滝レストハウス→三本滝　15分
三本滝→三本滝レストハウス　20分

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アクセス

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三本滝ハイキングルート

三本滝レストハウス

三本滝へ向かいます。　駐車場横に公衆トイレも併設された三本滝レストハウス横から出発します。「カモシカの小径」の遊歩道を辿り約15分の道のりです。

鈴蘭分岐

鈴蘭方面に続く分岐を右に見送り、虹のつり橋を渡れば5分ほどで三本滝へ到着します。

三本滝が見えてくる

右手側の木々の間から日本の滝百選にも選ばれた三本滝が見えてきました。名前の通り横に３本の滝が並んで落ちています。右手側から順に小大野川の支流のクロイ沢ノ滝、本沢ノ滝、無名滝が合流して落ちる落差50mの滝を総称して呼んでいます。

クロイ沢ノ滝を斜め下から

一番右にある「黒い沢の滝」を斜め下から撮影。マイナスイオンをもろに浴びる場所に入ってきた感覚を覚えます。

クロイ沢ノ滝

三本滝の一番右にある「黒い沢の滝」を下から撮影。黒い岩盤に裾広がりで、白い糸を幾筋も引いた様な繊細で美しい滝です。

本沢の滝

中央の「本沢の滝」。水量が最も多く、轟々とすごい音を立てて一直線に流れ落ちる直瀑型の滝です。

本沢の滝とクロイ沢ノ滝

本沢の滝と右手前は「黒い沢の滝」の一部が流れ落ちています。

無名沢の滝

左手の「無名沢の滝」。水量が最も少なく、あまり目立たないひっそりと落ちる滝です。三つの滝を見たら往路を戻ります。

乗鞍三名滝の動画

② 善五郎の滝ルート地図

距離0.8km

登り43m

下り43 m

コースタイム

善五郎の滝専用駐車場→善五郎の滝　10分
善五郎の滝→善五郎の滝専用駐車場　10分

善五郎の滝ハイキングルート

善五郎の滝へ

すずらん橋から遊歩道を辿って約10分ほど歩いた所に善五郎の滝があります。小大野川に沿って立派な遊歩道が作られています。正面の橋から滝を望むことが出来ます。

河原に降りて水遊び

善五郎の滝近くの橋の上に立って下流を写す。河原に降りて水遊びを楽しむことが出来ます。

善五郎の滝

落差30m、幅10mの善五郎の滝。乗鞍岳の火山によって出来たと言わています。滝壺まで歩いて行けます。午前中は日が差し込みますが、午後になると日陰になり、撮影には不向きです。小さい虹もかかるので、乗鞍高原屈指の撮影ポイントと言えるでしょう。

岩魚釣りの名人の善五郎という人が、滝の下流で岩魚釣りをしていたが、獲物に滝壺に引きこまれ、命からがら辛うじて逃げ帰ったことから、この名が付いた伝説が残ります。

滝見台から善五郎の滝と乗鞍岳

滝見台から見る善五郎の滝。天気が良ければ善五郎の滝の上部に乗鞍岳とセットで望め、撮影の絶好ポイントです。

③ 番所大滝

番所大滝入口の大滝駐車場

番所大滝（ばんどころおおたき）入口。長野県松本市安曇野乗鞍高原バス停大滝前の有料駐車場約30台。駐車料金は200円、料金を徴収する管理人はいないので、自主的にポストにお金を入れます。

番所大滝展望台へ

駐車場から番所大滝の展望台へ約150段の階段を下ります。手摺が付いているので観光客スタイルでも問題無く歩けます。普通に歩けば約5分です。

番所大滝

小大野川に流れ落ちる番所大滝と展望台。滝の落差は約40メートル、幅約15mと乗鞍三滝の中で最も水量が豊富で、飛び散る水しぶきは大迫力です。火成岩を主体とした地質で「板状節理」が特徴です。滝の見学は自由で料金はかかりません。

番所大滝

大滝駐車場をスタートして右方向に向かい約150段の階段を下りれば5分ほどで滝見展望台に到着です。小大野川に落下する見事な滝からしぶきがかかるほどのまじかで見る事が出来ます。
また、左方向に行き1分ほど上がれば番所大滝を上から見る展望台に行くことが出来ます。かつて、乗鞍修験の行者達がこの滝に打たれて修行したと言わています。