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安達太良山・あだたら高原スキー場のあだたらエクスプレス登山ルート概要
登山コース案内
標高960m地点にあるあだたら高原スキー場のゴンドラ・あだたらエクスプレス(往復1,600円)は標高差380mを6分で結んでいます。
あだたら山ロープウェイのゴンドラは、4月下旬から11月中旬に観光客用に運行されています(冬季は使用出来ませんので要注意です。冬季には、あだたら高原スキー場のリフトを乗り継ぎ、五葉松平のすぐ下まで登ることは可能です。)。
スキーシーズンには12月末から2月末の全日と3月の金・土・日・月曜日に JR郡山駅からシャトルバスの運行があります。
山頂駅と安達太良山本峰の「乳首」までは、標高差360mと僅か1時間ほどで着いてしまうハイキングコースです。
そのため軽装で登る登山者が多くみられます。ゴンドラリフトを使用しない場合にはあだたら高原スキー場の中を登り、五葉松平から緩く南下すれば薬師岳見晴らし台です。
山頂駅から5分ほどで薬師岳みはらし台に着きます。薬師岳みはらし台からは、ごつごつした安達太良山山頂部が低木帯の先に姿を見せています。
しばらくの区間は木道が整備され、とても歩きやすくなっています。木道が終わるとシャクナゲの混じる低木帯を登ります。仙女平(表登山口)分岐を左に見送り、ゆっくり高度を上げて行きます。安達太良山の本峰「乳首」はすぐ先に見えてきます。山頂部直下は簡単な鎖場となっていますが、登山初心者でも難なくこなせる所です。
山頂は360度の展望で、西方向の磐梯山が良く見えます。山頂から牛の背を矢筈森へ向かいます。アップダウンの少ない稜線は、次第に草木が何一つ生えていない荒涼とした地形となり、矢筈森に到着します。矢筈森から西側に広がる爆裂火口の沼ノ平は、安達太良山の代名詞とも呼べる景観です。
ここからピストンだけではいささか物足らないので、峰の辻を経由し、くろがね小屋の温泉に入り、下山するコースがお勧めです。
画像一覧
岳温泉から福島県道386号岳温泉線に入り、曲がりくねった車道を行くと標高960mのあだたら高原スキー場です。歩けば1時間強かかるところをあだたらエクスプレスに乗れば約6分で標高1340mの山頂駅です。
山頂手前の鞍部から北東方向を望む峰の辻が見えます。深く落ち込んだ所から左手に少し登った所です。その向こうに丸い形の鉄山が東方向に稜線を引いています。ちょうどその手前辺りに「くろがね小屋温泉」があります。
安達太良山の主峰「乳首」手前の広場です。ここで峰の辻へ下る登山道を右手に分け、左手側からは銚子ヶ滝登山口からのルートが合流してきます。山頂には石祠と石碑が祀られ山岳修験の霊場であった事を物語っています。
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安達太良山の温泉宿・日帰り温泉
「くろがね小屋
」
福島県二本松市永田字長坂地内
TEL 090-8780-0302
源泉かけ流しの酸性泉温泉
日帰り入浴 大人400円
子供200円
入浴休憩(〜17:00)
安達太良山・あだたら高原スキー場のあだたらエクスプレス登山ルート地図
安達太良山・あだたら高原スキー場のあだたらエクスプレス登山ルート詳細情報
ルート | あだたら高原スキー場あだたらエクスプレス降り場(標高1,340m) ⇒薬師岳見晴台⇒安達太良山(標高1,700m)⇒矢筈森(標高1,673m) |
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コースタイム | 登山:1時間30分 (矢筈森まで) 下山:1時間10分 |
駐車場 | あだたら高原スキー場車場約1500台 |
核心部 | 難しい所はありません |
難易度 | [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 1 |
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:0.67リットル、体重60kgの人:0.87リットル、体重75kgの人:1.02リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:3.448Kcal、体重60kgの人:4.482Kcal、体重75kgの人:5.517Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.492kg、体重60kgの人:0.640kg、体重75kgの人:0.788kg |
標高差 | 距離 3.8km 最大標高差 367m 平均斜度 全体:5.5% 上り:13.4% 下り:16% 獲得標高 上り:363m 下り:112m |
山小屋 | くろがね小屋 |
アクセス |
JR郡山駅⇔岳温泉⇔あだたら高原シャトルバス JR二本松駅〜岳温泉 福島交通バス JR二本松駅からタクシー 昭和タクシー(株) TEL.0243-22-1155 昭和タクシーではタクシー&ロープウェイ往復セットプランを提供しています。 |
次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。
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