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会津駒ヶ岳 滝沢登山口ルート

会津駒ヶ岳 滝沢登山口ルート概要

登山ツアー情報

会津駒ヶ岳登山ツアー

東北・関東・東海発: 会津駒ヶ岳登山ツアー

登山コース案内

国道352号線沿いの駒ヶ岳登山口(桧枝岐村)から徒歩5分ほどの所にあるグランドの駐車場には、約30台可能で、トイレ・水道があります。 駒ヶ岳登山口(桧枝岐)へのアクセスは、会津高原尾瀬口駅から会津乗り合いバスが一日6本走ります。また、このバスは停留所以外でも好きな場所で降りることができます。

駒ヶ岳登山口から川に沿って少し登った所に公衆トイレがあります。さらに車道を10分ほど登った所から登山道に入ります。 樹林帯の登りが20分ほど続いた後、再び車道に入り、その先に12台ほど停められる駐車スペースがあります。駐車スペースのある場所で、一般車は進入禁止となり、 ゲートを越え、車道を3分ほど歩くと滝沢登山口に到着です。

滝沢登山口で木製階段を登るところから樹林帯の中の登りが会津駒の小屋直下まで続きます。 滝沢登山口から1時間30分ほど登った所に憩ポイントがあり、そこから約2分下った所に水場があります。 水場は、ほとんど涸れることはないそうですが、連続した天気が続くと涸れる場合がまれにあるので要注意です。

水場を過ぎた辺りから針葉樹林帯へと樹相が変わり、約1,800m地点辺りから7月上旬時点で残雪が姿を現します。 その後、更に残雪の量は増えていきますが、アイゼンは必要ありませ。

会津駒ヶ岳が右手に見えてくる辺りから次第に傾斜が緩み、木道を進んだ所にベンチが設置された休憩ポイントがあります。ここまで来ると会津駒の小屋まであと少しです。 会津駒の小屋の周辺には高層湿原が広がり、雪解けとともに池塘が出現し、高山植物が咲き出します。 会津駒の小屋直前のきつい登りには、まだ沢山の雪がありましたがアイゼンは無くても登れます。

会津駒の小屋は、30人ほど入ると一杯になってしまう小さな山小屋で、食事提供はありません。 7月第三週頃になると会津駒の小屋正面には、雪で隠された「駒の大池」が姿を現します。

会津駒の小屋から会津駒ヶ岳へは約20分の行程です。 残雪を抜け、滑りやすい木道を登ると会津駒ヶ岳山頂です。山頂は丸く低い木々により展望はありません。

7月上旬時点で、中門岳への稜線は雪で覆われています。池塘が出現し、高山植物が花を咲かせるには、少なくてもあと2週間は必要なようです。




画像一覧

駒ヶ岳登山口(桧枝岐)近くにあるグランドの無料駐車場約30台。 写真手前にも駐車スペースがあり、トイレ・水場あります。檜枝岐温泉街に向かって国道352号・樹海ラインを数分歩く駒ヶ岳登山口です。

滝沢橋左岸の林道入口にバス停のある駒ヶ岳登山口(桧枝岐)があります。「尾瀬国立公園甲斐駒ケ岳滝沢登山口」と書かれた大きな看板が立っています。 国道352号線から舗装された林道が下ノ沢に沿って伸びています。先にトイレが見えます。

駒ヶ岳登山口(桧枝岐)にある公衆トイレ。しばらく林道を登ります。

10分ほど車道を歩き、登山道に入ります。林道をそのまま辿ると6〜7台の駐車スペースがあり、竜ノ門の滝展望台へ20分ほどで行くことが出来ます。時間に余裕のある場合には立ち寄ってみると面白いと思います。

林道からショートカットコースを登ります。ブナやカラマツなどが茂る樹林帯を登ります。10分ほど登ると、再び林道に飛び出し、林道を少し歩いた所に駐車スペースがあります。

滝沢登山口下の駐車スペース 約12台。ここで大きく林道は右側にカーブし、駒ヶ岳登山口になります。

林道終点の滝沢登山口です。急な斜面にかけられた木の梯子を登って本格的な登山に入ります。

駒ヶ岳登山口の取付点から初めの内はブナやダケカンバの樹林帯の登りが続き、会津駒の小屋の少し下でオオシラビソの林に変わる辺りまでほとんど展望のない退屈な登りが続きます。

南側の視界が開けたヘリポート跡を左手に見て、灌木帯にさしかかると、所々で日が差し込みます。ただ、周りの木々の高さは人間の身長を遥かに超えているので展望は決して良くありません。

樹相がオオシラビソに変わる辺りで滝沢登山口と会津駒の小屋の中間地点の広場に出ます。ベンチが設置された休憩ポイントで、2分ほど下った所に水場があります。

まずまずの水量の水場です。ほとんど涸れることはないが、連続した天気が続くと涸れる場合があるので要注意です。会津駒の小屋では飲料水の販売はありますが、食事提供がないので炊飯用の水をここで汲んでいくと良いでしょう。

水場を過ぎた辺りから完全に針葉樹林帯の登りになり、傾斜が緩んできます。

7月上旬で約1,800m地点から残雪が姿を現しますが、アイゼンは必要ありません。傾斜が緩むと、木道が少しずつ出てきます。

ムラサキヤシオツツジが登山道沿いに紫色の花を咲かせています。

木道が整備されています。

イワウチワの肉厚な花が印象的です。イワカガミと葉っぱがそっくりです。

標高1900m地点まで登ると、稜線の右手方向に会津駒ヶ岳の一部が見えてきました。

残雪ですが問題なく進めます。

木道を進むと大きく展望が開けた場所にベンチが設置された板敷の展望台があり、休憩ポイントになっています。 ここを過ぎると会津駒の小屋まであと少しです。馬の背を連想させる会津駒ケ岳が目前に望みます。

周辺は湿原で池塘が点在しています。季節には、キンコウカ、イワショウブ、サラサドウダンなどが花を咲かせる場所です。

湿原に敷かれた木道を進みます。右正面の小高い丘を越えれば会津駒の小屋が見えてきます。

雪渓が残る小高い丘を越えます。右奥にかすかに見えるのが会津駒ヶ岳山頂です。

池ノ平に敷かれた木道の先に会津駒の小屋の三角形の屋根が見えてきました。

会津駒の小屋までの最後の雪の斜面の登りです。雪は腐ってキックステップのみでアイゼンは無くても登れます。

駒ノ大池から会津駒の小屋を写す。5月〜10月のみ営業で、食事提供はありません。奥の建物が公衆トイレです。7月2日時点での雪渓の様子です。

会津駒の小屋から会津駒ヶ岳を写す。7月の第三週を過ぎた頃、ベンチの目の前に駒の大池が姿を現します。会津駒ヶ岳を映す池のほとりでは、チングルマ、ハクサンコザクラ、イワイチョウ、ミツガシワ、ワタスゲなどが可憐な花を咲かせます。会津駒ケ岳がシャチの模様に見えるのは私だけでしょうか。

会津駒の小屋から会津駒ヶ岳へ雪渓の中を歩きます。約20分ほどのコースタイムです。

残雪を抜けると、山頂直下を左に回るこむように笹原の中に敷かれた木道を登ります。滑りやすいので注意が必要です。

日本百名山の標高2133m会津駒ヶ岳山頂です。 1等三角点は標高2132.6m地点に設置されています。北側の展望はありませんが、南東方面は視界が開けて、尾瀬のシンボル燧ケ岳と至仏山、更には日光連山などが望めます。

山頂下から中門岳方面を写す。残雪の消えている場所もありますが、稜線上はほぼ雪で覆われています。

残雪の中を中門岳へ向かいます。

中門岳への稜線は雪で覆われています。池塘が出現し、高山植物が花を咲かせるには、少なくてもあと2週間は必要です。



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会津駒ヶ岳 滝沢登山口ルート地図


会津駒ヶ岳 滝沢登山口ルート詳細情報

ルート 駒ヶ岳登山口(標高930m)⇒滝沢登山口⇒水場⇒会津駒の小屋(標高2,000m)⇒会津駒ヶ岳(標高2,133m)⇒中門岳(標高2,060m)
コースタイム 登山:4時間00分
下山:3時間20分
駐車場 グランド駐車場 30台  滝沢登山口12台
核心部 難しい所はありません
難易度 [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 1
飲料水必要量 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.85リットル、体重60kgの人:2.41リットル、体重75kgの人:2.96リットル
消費カロリー 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:3.448Kcal、体重60kgの人:4.482Kcal、体重75kgの人:5.517Kcal
燃焼脂肪量 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.492kg、体重60kgの人:0.640g、体重75kgの人:0.788kg
標高差 距離 6.4km 最大標高差 1202m 平均斜度 全体:17.8% 上り:24.3% 下り:5.8% 獲得標高 上り:1202m 下り:76m
山小屋 会津駒の小屋(食事提供無し)
アクセス 駒ヶ岳登山口(桧枝岐)へのアクセスの詳細はこちら

会津駒ヶ岳の「高山植物」

イワウチワ
イワウチワ
ツマトリソウ
ツマトリソウ
ミツバオウレン
ミツバオウレン

次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。

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会津駒ヶ岳は
「14.尾瀬 燧ヶ岳・至仏山」に収録されています。
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