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冬の浅間山 黒斑山コース

冬の車坂峠からトーミの頭⇒浅間山外輪山(黒斑山)登山コース概要

登山口となる車坂峠(高峰高原ホテル)までのチェリーパークラインの車道は広い上に、きちっと除雪されている為アクセスは良好です。当日の車道にはほとんど雪が有りませんでした。

高峰高原ビジターセンター駐車場から車坂峠の表コース登山口へ向かいます。山中に於いて、2月下旬の平日(快晴)で約15人ほどの登山者と会いました。当日の車坂峠の登山口の積雪は1mを越えていますが、雪が締りワカン・スノーシューの必要はありません。

約1時間でトーミの頭と浅間山が美しく望める展望台(赤ゾレの頭)に出ます。ここまではアイゼンの必要は必ずしもありません。

ここからトーミの頭までややきつい登りです。湯ノ平に向かって落ち込む谷側の傾斜は35度を超えているためアイゼンを装着して登ります。この日は雪質もよく締まり、アイゼンがしっかり効くのでピッケルを使用している登山者は誰もいませんでした。しかし、雪の表面がアイスバーンになっている場合にはピッケルは必携です。

トーミの頭から黒斑山までは、概ね樹林帯の中を登りますが、一か所右側が崖になっている所の通過があります。危険ではありませんが、雪の状態を確認して慎重に通過します。

黒斑山山頂からは、浅間山(前掛山)方面のみの展望が開け、裏側(西側)は木によって視界が遮られています。黒斑山から浅間山第一外輪山を縦走する登山者は少ない様で、トレースがありませんでした。今回は、ここで車坂峠へ引き返すこととします。冬季ルートとして黒斑山までなら登山初心者でも安全に登ることが出来ます。


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高峰高原ビジターセンター駐車場から車坂峠の表コース登山口へ向かいます。

車坂峠の登山口の積雪は1mを越えています。 この少し先で表コースと中コースに分岐しますが 、今回は、展望の良い表コースを登ります。

カラマツ林の緩斜面を進みます。正面が黒斑山の西側斜面で、山頂部は左奥にあります。

一旦下ります。あまりきつい斜面では無く、トレースがしっかりあるのでツボ足でも大丈夫です。

登り返した所が車坂山です。南方面の展望があり、小諸盆地の街並みが眼下に望めます。

この日は雪が締っていて、ワカンやスノーシューの必要はありません。特に滑落の心配はありませんが、谷側にロープが設置されているので、更に安心して登ることが出来ます。

灌木帯の緩い斜面を登っていきます。雪山ハイキングコースと言えます。

灌木帯を抜けると大きく展望が開けてきます。車坂山です。トレースに従って登ります。

トレースに沿って登りますが、夏道は右側から巻いています。いずれにしても、傾斜は緩いので、ピッケルやアイゼンといった冬季の登山用具は必要ありません。

車坂山から振り返る。高峰高原ホテルと高峰高原ビジターセンターの先にあさま2000スキー場が見えています。更にその奥にあるのは水ノ塔山、篭ノ登山、西篭ノ登山などの山々です。

車坂山の展望を楽しんだら、再び樹林帯の中の登りになります。

正面の丸いピークの裏側に黒斑山があります。

左手側が大きく落ち込んだ狭い稜線を進みます。左手前方に黒斑山(山頂は正面ピークの裏にあります。)が近づいてきました。

狭い稜線を進みます。

樹林帯の中をゆっくりと高度を上げていきます。

トーミの頭の先に浅間山(前掛山)が見えてきました。この場所から少し進むと槍ガ鞘火山避難用シェルターがあります。

赤ゾレの頭から望む浅間山(前掛山)。右下に大きく落ち込む岩峰は槍ガ鞘で、その右手奥に剣ヶ峰があります。

赤ゾレの頭から左手(北側)に見えるピークがトーミの頭。この場所は、雪が積もることによって幾筋ものラインが放射状に入った前掛山の絶好の撮影ポイントといっても良いでしょう。

中コースを左に分け、トーミの頭への登りの中間地点を登る。谷側への滑落防止のため12本歯アイゼンと安全確保のためのピッケルは必携です。

トーミの頭まであと少しです。

湯ノ平側に落ち込む傾斜の傾斜は35度ほどです。谷側には滑落防止のためのロープが設置されています。

トーミの頭直下まで来れば、谷側に滑落する危険は無くなります。

トーミの頭から蛇骨岳(浅間山の第1外輪山)方面を写す。左側の一番高いピークが黒斑山、そして蛇骨岳、仙人岳、鋸岳へと続いています。

トーミの頭から浅間山(前掛山)を写す。雪の白と火山灰の黒がモノクロの絶妙なコントラストを描き出しています。

トーミの頭から黒斑山方面を写す。厳密には黒斑山の山頂は正面ピークのさらに奥にあります。

黒斑山への稜線を進みます。右側は崖なので注意して進みます。

樹林が途切れ広い稜線になります。振り返ると南側の展望は絶景です。

右上ピークの先に黒斑山はあります。

右手眼下の賽ノ河原や湯ノ平へ鋭く落ち込む火口壁スレスレを進みます。滑落の危険があるので、出来るだけ樹林寄りを歩きます。黒斑山まであと少しです。

右手に伸びるのは蛇骨岳へ続く稜線。

この先が黒斑山です。

黒斑山から前掛山を写す。西側は疎林に邪魔され展望はありません。黒斑山から先は全くトレースが付いてなかったので、ここで引き返すことにします。ここまでなら冬山登山初心者コースといえます。


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冬の車坂峠からトーミの頭⇒浅間山外輪山(黒斑山))コース地図

冬の車坂峠からトーミの頭⇒浅間山外輪山(黒斑山))コース詳細情報

ルート 2月28日
高峰高原ビジターセンター/ 車坂峠表コース登山口 (標高1,979m)⇒トーミの頭 (標高2,320m)⇒黒斑山 (標高2,404m)
コースタイム 登り: 高峰高原ビジターセンター/ 車坂峠表コース登山口⇒黒斑山 2時間00分
下り:黒斑山⇒高峰高原ビジターセンター/ 車坂峠表コース登山口 1時間20分
駐車場/トイレ 車坂峠の駐車場の詳細はこちら
核心部 難しい所はありません。
難易度 [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 2
飲料水必要量 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:0.86リットル、体重60kgの人:1.11リットル、体重75kgの人:1.37リットル
消費カロリー 5Kgの荷物を背負う場合
体重45kgの人:1.590Kcal、体重60kgの人:2.068Kcal、体重75kgの人:2.544Kcal
燃焼脂肪量 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果
体重45kgの人:0.227kg、体重60kgの人:0.295kg、体重75kgの人:0.363kg
標高差 距離 2.6km 最大標高差 429m 平均斜度 全体:16.7% 上り:18.6% 下り:6% 獲得標高 上り:418m 下り:12m
山小屋 高峰温泉(温泉宿)
登山口へのアクセス 車坂峠へのアクセスの詳細はこちら


次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。

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「19.浅間山・軽井沢」に収録されています。
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