日本アルプス登山ルートガイド > 百名山と日本の山々 > 金時山 > 金時登山口から金時山登山コース
金時山・金時登山口登山ハイキングルート概要
登山コース案内
国道138号沿いの金時山登山口前にある食事処「蔵一」駐車場内に公衆トイレが完備され、1日500円で登山者も駐車可能です。金時登山口にもバス停はありますが、仙石バス停の方が本数が多く便利です。仙石バス停と金時登山口バス停との間は徒歩で数分ですからこちらを利用することをお薦めします。
別荘地の中の車道を歩いた後、登山道に入り、しばらく樹林帯の中をジグザグに登ると展望の開けた矢倉沢峠に到着します。
うぐいす茶屋を右手に見送り、少し登ったところから金時山山頂が正面に見えてきます。公時神社分岐で金時山神社入口からの登山道を合わせ、稜線の急登が30分くらい続くと金時山山頂に飛び出します。
金時娘の武勇伝
金時娘こと小宮山妙子さんは、金時山山頂にある金時茶屋の女将さんです。その父、小宮山正さんは、作家の新田次郎氏と親交が深く、小説「強力伝」のモデルになった人物です。
富士山の(歩荷)の中でも群を抜いて力持ちであったと伝えられ、地元の歩荷の協力を得て昭和十六年八月に北アルプス白馬岳の山頂に一八八キロ(約五十貫)の風景掲示盤を担ぎ上げました。まさに坂田金時です。その娘さんだから金時娘と呼ばれるのでしょうか。
金時娘さんには「金太郎の再来」と言えるような事件がありました。
1954年(昭和29年)11月29日の日が暮れる頃、牢獄を脱走した死刑囚が、ヤスリの様なものを持ち「金を出せ」と言いながら小屋に押し入り、1人金時茶屋にいた妙子さんを脅したと言うのです。
当時、空手と柔道をやっていた妙子さんは犯人の急所をけとばしたそうです。自分も脇の下を刺されたそうですが、心臓を外れ九死に一生を得たそうですが、流れ落ちる血を押さえながら必死で山を下り、村人に助けを求めたそうです。勇猛果敢に戦った武勇伝が以前にも増して山男達からの人気を集めたそうです。
画像一覧
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金時登山口から金時山登山コース地図
金時登山口から金時山登山コース詳細情報
ルート | 金時登山口(標高650m)⇒矢倉沢峠(標高870m)⇒金時山(標高1,213m) |
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コースタイム | 登山:金時登山口⇒金時山 1時間30分 下山:金時山⇒金時登山口 1時間10分 |
駐車場 | 金時登山口の駐車場の詳細はこちら |
核心部 | 難しい所はありません。 |
難易度 | [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 1 |
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:0.65リットル、体重60kgの人:0.85リットル、体重75kgの人:1.05リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:1.222Kcal、体重60kgの人:1.589Kcal、体重75kgの人:1.956Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 |
標高差 | 距離 1.9km 最大標高差 546m 平均斜度 全体:28.7% 上り:27.2% 下り:0% 獲得標高 上り:517m 下り:0m |
山小屋 | 無し |
登山口へのアクセス |
金時登山口へのアクセスの詳細はこちら |
次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。
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