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雲取山 三条の湯登山ルート概要
登山コース案内
登山口となる「お祭り」と奥多摩駅間のバスは一日4便と少なく、アクセスはやや不便です。
そこで、奥多摩駅と鴨沢間を走るバス便(一日9〜10本)を使い、鴨沢でバスを降り、徒歩15分で「お祭り」へ向かうことも選択肢となります。
お祭り登山口周辺には駐車場がありませんが、お祭りから鴨沢方面に5分ほど歩いた国道411号線沿いに約12台の駐車スペースがあります。国道411号から三条の湯近くまで続く後山林道は頻繁に土砂崩れがあり、通行止めになることがしばしばあります。
詳細は奥多摩ビジターセンターで確認してください。
後山林道の道幅は狭いため、車の行き違いが困難な所が多く、しかも谷側にはガードレールがない所がいたるところにあります。土日など登山者が集中する時はお祭り周辺に車を駐車する方が無難かもしれません。
林道終点から徒歩5分ほど下に約10台の駐車スペースがあります。
林道終点から青岩谷橋を渡って登山道が始まります。
三条の湯まで平坦で良く整備された歩き安い登山道ですが、谷側は切れ落ちている箇所が多く、高度感のあるトラバース道です。
三条の湯は山間の秘湯で風情があります。一般の登山者の入浴はAM10時からとなっています。
源泉は10度と低い為、薪で沸かしています。また湧出量は4L/分と少ない為、小さな湯船が一つあるだけなので男女の入浴時間を分けています。宿泊者が多いときは、男女別々の湯船を使うようです。
「三条ノ湯」の別名は「鹿の湯」とも言われ、切り傷によく効く鉱泉として知られています。傷ついた鹿が、この湯に入り治したという地元の伝説があるようです。
三条の湯の裏から谷を渡ったトラバース気味に登る所は、冬場にはアイスバーンになるため、アイゼンが必要です。
さらに進むと登山道は水無尾根の南東側をトラバースするように付けられ、樹林帯の中にも拘わらず、日の光が降り注ぎます。
崩落地通行注意の看板が掛けられた場所を通過し、その先にある橋を渡って進むと三条ダルミです。
三条ダルミは平坦地で休憩の最適地となっている所です。また、三ツ山を越え飛龍山へと至る分岐点でもあります。50mほど上がった所に雲取山荘への分岐がありますが2012年現在通行止めになっています。
雲取山荘分岐から笹が生い茂る針葉樹林帯を登り上げれば雲取山山頂に飛び出します。
雲取山山頂からの展望は良く、特に富士山の眺望が素晴らしい。
画像一覧
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雲取山三条の湯ルート地図
雲取山三条の湯ルート詳細情報
ルート | お祭り(標高564m)⇒三条の湯(標高1,100m)⇒三条ダルミ(標高1,775m)⇒雲取山(標高2,017m) |
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コースタイム | 登山:お祭り⇒雲取山 6時間20分 下山:雲取山⇒お祭り 5時間00分 (お祭り⇒林道終点 3時間) |
駐車場 | お祭り周辺の駐車場の詳細はこちら |
核心部 | 特に難しい所はありません。 |
難易度 | [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 1 |
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:2.83リットル、体重60kgの人:3.68リットル、体重75kgの人:4.53リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:5.268Kcal、体重60kgの人:6.848Kcal、体重75kgの人:8.429Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.752kg、体重60kgの人:0.978kg、体重75kgの人:1.204kg |
標高差 | 距離 14.3km 最大標高差 1461m 平均斜度 全体:10.1% 上り:12.7% 下り:4.8% 獲得標高 上り:1495m 下り:62m |
山小屋 | 三条の湯 雲取山荘 雲取山避難小屋 |
登山口へのアクセス | お祭りへのアクセスの詳細はこちら |
次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。
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