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妙義山(みょうぎさん)
妙義山白雲山ルート「大のぞき」三連鎖場の核心部
『妙義山』
白雲山ルートの大のぞきからの下降。滑り台状三連50度、30mの鎖場。スタンス(足場)が少なく、あっても浅い為、鎖につかまって懸垂で下ります。

妙義山(みょうぎさん)は、日本二百名山にも数えられる群馬県の山で、最高峰は表妙義の相馬岳(標高1,104m)です。

表妙義と裏妙義に分かれ、白雲山、金洞山、金鶏山を中心とした一帯を表妙義と呼び、烏帽子岩、赤岩、御岳、丁須の頭などを裏妙義と呼んでいます。 どちらも非常に急峻で複雑な地形をしています。

白雲山ルート

鎖場が連続する最高難易度の上級者コース 
妙義山白雲山コース

タルワキ沢から相馬岳

難易度の低い鎖場が二箇所に、初級者でも登頂可能
妙義山タルワキ沢ルート

中間道・石門めぐり

四つの石門を巡る。天狗の評定からの眺め抜群   
妙義山中間道石門巡りルート

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妙義山・登山ルート概要

妙義山は、群馬県甘楽郡下仁田町・富岡市・安中市の境界に位置し、榛名山・赤城山と並び上毛三山の一つに数えられています。また、耶馬渓(やばけい)、寒霞渓(かんかけい)と並び日本三奇勝の一つでもあります。そして秋には妙義三山を赤や黄色で覆い尽くす紅葉の名所としても知られています。

中世以前は妙義山を波己曾(はこそ)の山と呼んでいました。同様に白雲山の山腹に鎮座する妙義神社は、波己曾神社と呼ばれていました。
妙義山は奇岩・奇石で構成され、鋸歯状の尾根が連なる特異的山容を呈して、古から修験者から信仰の対象になっていたことは間違いありません。

妙義山は表妙義の白雲山、金洞山(中之岳)、金鶏山の三山により構成され、中木沢を隔てて裏妙義は中木山、御岳、丁須岩(ちようすいわ)、赤岩、烏帽子岩、最高峰の谷急山などから構成されています。妙義山という場合には表妙義を指すことが多い。


登山コース案内

表妙義の縦走路には、数多くの難所があり、特に白雲山の奥の院の鎖場と金洞山の鷹戻しの頭周辺にある鎖場の難易度が極めて高く、 上級者のみの領域です。
妙義山の特筆すべき点は、北アルプス、南アルプス、八ヶ岳などの岩稜と異なり、スタンス(足がかり)が少なく、あっても浅いため、鎖を全力で握り体を引き上げる必要があり、そのため腕力が次第に低下し、滑落事故につながるというところにあります。
そのため、高い柔軟性と片腕だけで自分の体重を支えられる腕力があることが、このルートに入る条件と言ってもよいでしょう。
また、鷹戻しの頭周辺では毎年滑落事故が起こっていて、ザイルなどの登攀用具の使用も必要と考えられます。
相馬岳へ登頂することだけを目標とするなら中間道から通じるタルワキ沢コースを使えば、登山初心者でも可能です。

一方、中間道から通じる石門巡りコースは一般の登山者でも入れ、多くの登山者に親しまれているルートです。
金洞山(中之嶽)に見られる多くの奇岩の景色は素晴らしく、自然の石が作り出すトンネル状になった第1石門から第4石門をくぐり抜け、大砲岩・ロウソク・ユルギ岩・岩筆頭岩・虚無僧岩・剣の刃渡り・馬の背渡り・賽の河原・鬼の髭剃り岩・屏風岩・鬼の閨・烏帽子岩などの奇岩を巡るルートは変化に富み楽しい所です。


登山地図のスマホアプリ

山と高原地図のスマホアプリが昭文社から販売されています。月額版:料金月400円、通常版:地域1エリア500円。


妙義山の天気

山の天気予報 有料月300円

tenki.jp+more 有料月100円

※ 無料の天気情報は、妙義山の天気ではなく、その山の周辺の市街地の天気情報です。そのため、天気が外れたと嘆くこともしばしばです。有料天気情報は山特有の気象条件を加味して予報しているので、予測精度が上がります。上記二つの天気情報を総合的に勘案して天気を予測すると下界では曇っていても稜線では晴れているということも予測することが可能です。


登山届提出

群馬県警察へ電子申請も出来ます。




名前の由来

明徳5年(西暦1394年)に花山院藤原長親が妙義山周辺で草庵を営んだ。長親は妙魏と号し、後に長親を祀った妙魏神社が作られ、背景に聳える山も妙魏山と名付けられたとする説。また、比叡山の妙義法師からきているとの説もあります。


開山と山岳信仰の歴史

妙義山を古くから信仰の対象としていたことは間違いないが、いつから修験者が山岳信仰の霊場としていたかは明確になっていません。しかし開山の歴史と神社との関わりは大変強く、「三大実録」貞観元年(西暦859年)には妙義神社の前身である波己曾神社が登場します。また、平安時代の「上野国神名帳」にも波己曾大明神の名が記載されています。

金洞山の中之嶽神社には日本武尊が、金鶏山の菅原神社には菅原道真が祀られています。その中でも白雲山の山腹に鎮座する波己曾神社が、山岳信仰の中心であったようです。中世以降、神仏習合が広がりを見せる中で、妙義山は仏教色をより強めていったようです。

妙義神社は宝暦6年(西暦1756年)に建設され、国の重要文化財に指定されています。江戸時代になると「上州妙義山詣」などのガイドブックが出版されるなど、一般の人々が現世利益(豊作、雨乞い、商売繁盛など)を求めての参拝や奇勝見物を目的として多く訪れました。

中之嶽神社は中世初期から山岳霊場になっていたらしく、時は下って戦国時代の終わりには小田原北条氏の加藤長清が改修したとされています。江戸時代の中之嶽神社は武尊権現(ほたかごんげん)と呼ばれ、多くの参拝者で賑わっていました。中之嶽神社は明治15年に火災によってすべて焼失し、その後中之嶽神社は(本宮)と甲子大国神社(前宮)が再建されて現在に至っています。

参考文献:名山の文化史


妙義山山頂周辺の気温

山頂気温
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
最高気温
3.7
4.7
8.0
13.7
18.4
21.9
25.4
26.4
22.4
16.4
11.1
6.1
平均気温
-1.6
-0.9
.2.4
7.9
12.9
16.9
20.5
21.4
17.8
11.7
5.7
0.7
最低気温
-6.3
-5.8
-2.9
2.4
7.9
12.7
16.5
17.5
14.0
7.7
0.9
-4.1

妙義山へ登るための装備と服装

季節により変動する登山用具/装備品
用具・装備
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
ツェルト
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ストック
スパッツ
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手袋
サングラス
軽アイゼン
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×
12本歯アイゼン
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ピッケル
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テント
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ザイル

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妙義山は
「21.西上州・妙義山・荒船山」に収録されています。
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