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両神山日向大谷登山ルート概要
登山コース案内
両神山で最もポピラーなルートである日向大谷口からのルートには
鎖場が数か所にあるものの難易度は低く、登山初心者が初めて鎖場を体験するのにちょうど良いくらいのコースです。
このコースの途中には何体もの石仏が祭られていて、古くからの信仰の山であることが伝わってきます。
標高630mにある日向大谷の駐車場は4箇所にあり合計で約50台ほど駐車可能です。
また、日向大谷と小鹿野町役場との間を1日5往復のバスが走ります。
登山口には民宿の両神山荘があり、そのすぐ近くに両神神社里宮(観蔵院)があります。登山口からゆっくりと登って行くと約200メートルで鳥居があります。鳥居をくぐるとその右手には、両神山を開いたとされる観蔵行者の石像が安置された観像堂があります。そして少し行った所に丁目石一番が立っています。ここから清滝まで36瞳子の名前が彫られた丁目石が、一丁(110メートル)ごとに立てられています。そして薄川(すすきがわ)沿いの急斜面をトラバースするように進み、薄川まで降ります。その後、薄川を何度も渡り返すため増水時は登山不可能となります。
渓谷の左岸(右側)に沿って進み、長尾沢を渉り、桐の木窪をすぎると道心堀に至ります。そして、ベンチと椅子が設置されている会所で七滝沢コースと薄川沿いのコースに分岐します。この二つのコースは清滝の先で合流します。ここでは薄川沿いのコース(一般的な登山道)を登ります。
八海山の指導標を過ぎ、急坂の途中にある「白藤の滝」分岐を左手に見送り、さらに登ると「弘法の井戸」と書かれた石柱があります。
弘法の井戸の水量はほんのわずかでした。信仰登山の一翼を担った観蔵院は当山派真言宗系で、弘法大使伝説があるのも納得出来ます。
急坂を上りきると現在は避難小屋になっている清滝小屋に着きます。炊事場には水量豊富な水道とテーブル、椅子があり休憩の最適地となっています。
また、清滝小屋には全部で10張りほど設営できテント場があります。
清滝小屋裏から登山道がはじまります。
「鈴が坂」と呼ばれる針葉樹林帯の急坂の途中で七滝沢コースへの分岐を右に見送り、さらに上ると産体尾根(うぶたいおね)の稜線に飛び出します。
産体尾根の稜線の登りには数か所に鎖場やロープが設置されていますが困難な箇所はありません。
鎖場をやり過ごし針葉樹林帯を登りきると両神神社・両神山両神神社に出ます。ここから山頂までは約30分の緩斜面の登り。
両神山(剣ヶ峰)直下の鎖場を登って山頂に到着します。
画像一覧
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両神山日向大谷コース地図
両神山日向大谷コース詳細情報
ルート | 日向大谷口(標高630m)⇒会所(標高702m)⇒たちや堀(標高844m)⇒八海山(標高929m)⇒白藤の滝分岐(標高1,250m)⇒弘法の井戸(標高1,356m)⇒清滝小屋(標高1,400m)⇒両神神社・両神山両神神社(標高1,596m)⇒両神山(標高1,723m) |
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コースタイム | 登山:日向大谷口⇒両神山 3時間30分 下山:両神山⇒日向大谷口 2時間30分 |
駐車場 | 日向大谷口無料駐車場の詳細はこちら 【公衆トイレ】あり |
核心部 | 難しい所はありません。 |
難易度 | [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 2 |
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:1.49リットル、体重60kgの人:1.93リットル、体重75kgの人:2.38リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:2.771Kcal、体重60kgの人:3.602Kcal、体重75kgの人:4.434Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.395kg、体重60kgの人:0.514kg、体重75kgの人:0.633kg |
標高差 | 距離 4.2km 最大標高差 1062m 平均斜度 全体:25.1% 上り:31.4% 下り:10.6% 獲得標高 上り:1083m 下り:69m |
山小屋 | 清滝小屋(避難小屋) 0494-79-1723(両神森林組合) |
登山口へのアクセス | 日向大谷登山口へのアクセスの詳細はこちら |
次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。
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