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両神山白井差新道登山ルート概要
登山コース案内
白井差新道(しろいさすしんどう)は、標高差約900mの登山初心者向き両神山最短ルートです。 登山道のある山全体が山中氏の所有で、山中氏によって整備・管理されているため、整備費として1,000円を下山時に支払う事になっています。その時お土産として百名山・両神山のバッチをもらいます。
登山時に、登山地図を渡されコース説明を受けます。説明内容は、このコースを使うためにはピストンが条件であること、そのために作業道分岐では白井差新道を示す指導標が無く下山時に注意が必要なこと、白井差新道分岐では、ロープが張られ白井差新道方面に進入しにくいようになっていることなどのレクチャーを受けます。
白井差新道コースの特徴は、概ね均等に高度を上げて行き急登が無いこと、良く整備され浮石などが少なく、下山時には快適に降りてこられる事など、登山初心者にはありがたいコースです。
登山開始は大笹沢の渓流沿いに上がります。渓流を何度も渡り返しますが、すべて橋が架けれれ問題なく渡れます。途中の昇竜の滝のビューポイントを過ぎ、水晶坂のジグザグ斜面を登れば平坦地のブナ平辺に到着します。ここで一休みをし、右手にノゾキ岩の絶壁を見ながら登ると作業道分岐に着きます。ノゾキ岩は日向大谷からのルートで産泰尾根の上部に出来た岩壁です。
作業道は上落合橋に通じる道で、八丁尾根を登った場合、ここを使うと早く降りられるのが魅力ですが、2013年現在は進入禁止になっています。
その理由を山中氏に伺いました。
登山者の一人が作業道に於いて滑落し、半身不随となったため、家族が埼玉県と同伴した登山者を訴えているとのことです。作業道は当時も進入禁止であったことから保険が降りないようです。裁判の行方が気になる所です。
作業道分岐から稜線を5分ほど進むと白井差新道分岐です。白井差新道分岐に張られたロープをくぐり5分ほど稜線をすすむと両神山山頂です。
画像一覧
白井差新道入山規約。登山の決まりごとが書かれています。ピストンが登山の条件です。白井差新道は中山豊彦氏の所有地の中にあり、同氏が登山道を整備管理しています。そのため入山にあたっては事前連絡が必要です。電話:0494−79−0494
2013年現在、作業道へは進めないようになっています。作業道は、八丁尾根を登り、登山口である上落合橋に戻るのに大変便利なルートでしたが、ここを通った登山者が滑落し半身不随になったため埼玉県を訴え係争中です。
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両神山白井差新道コース地図
両神山白井差新道コース詳細情報
ルート | 白井差新道入口(標高850m)⇒昇竜の滝(標高990m)⇒やまびこ橋(標高1,137m)⇒ノゾキ 橋(標高1,177m)⇒オオドリ河原(標高1,187m)⇒水晶坂(標高1,222m)⇒ブナ平(標高1,390m)⇒作業道分岐(標高1,684m)⇒日向大谷分岐(標高1,704m)⇒両神山(標高1,723m) |
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コースタイム | 登山:白井差新道口入⇒両神山 2時間10分 |
駐車場 | 白井差新道口無料駐車場の詳細はこちら 【公衆トイレ】あり |
核心部 | 難しい所はありません。 |
難易度 | [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 1 |
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:0.86リットル、体重60kgの人:1.12リットル、体重75kgの人:1.38リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:1.604Kcal、体重60kgの人:2.085Kcal、体重75kgの人:2.566Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.229kg、体重60kgの人:0.297kg、体重75kgの人:0.366kg |
標高差 | 距離 3.5km 最大標高差 861m 平均斜度 全体:24.7% 上り:24.6% 下り:0% 獲得標高 上り:850m 下り:0m |
山小屋 | 無し |
登山口へのアクセス |
次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。
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