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筑波山頂連絡路・女体山〜御幸ヶ原〜男体山登山ルート概要
登山コース案内
山頂連絡路は女体山と男体山とを結ぶ稜線上にある登山道で、その中間点の御幸ヶ原にはケーブルカーの筑波山頂駅があり、周辺には茶屋が軒を並べ、筑波山で最も人通りが多い
所です。
女体山頂から少し降りた所にある平坦地はロープウェイ乗り場、筑波高原キャンプ場、男体山の各方面への分岐点となっています。
男体山に向け起伏の少ない稜線を歩くと、ガマ石と呼ばれる岩が現れます。この岩は元来「雄龍石」といい、傍には「雌龍石」もあり、
この場所で永井兵助が「ガマの油売り口上」を考え出したことが名前の由来となっています。
「さあ、さあ、お立ち会い・・・」で始まるガマの油売りは、江戸時代中期から縁日やお祭りなのでお馴染みの風景になっていました。現在でも、筑波山神社内において8月第1日曜日にガマの油売りの口上イベントが開催されています。
ガマ石を後にし、少し進んだ所に茨城生まれの詩人・横瀬夜雨による「男女(ふたり)居てさへ 筑波の山に 霧がかかれば 寂しいもの」と詩の第一節が画家の小川芋銭の書で自然石に刻まれた詩碑があります。
せきれい茶屋まで来ると、その前にあるセキレイ石と呼ばれる大石が目に入ってきます。この大石の上に鶺鴒(せきれい)が留まり、男女の道
を教えた事からこの名が付けられたとされています。
せきれい茶屋から御幸ヶ原に向け緩い坂を下ります。
平坦地に着くと、そこは「カタクリの里」と呼ばれ、周辺にはカタクリの群生地が広がっています。4月上旬から中旬にかけて筑波山頂カタクリの花まつりが開催されます。
「カタクリの里」から少し降りた所が御幸ヶ原で、筑波ケーブルカーの山頂駅周辺には多くの茶屋が立ち並び、多くの観光客や登山者で賑わっています。
御幸ヶ原から男体山に向け登ります。
良く整備された登山道を10分ほでど登れば男体山頂です。
途中、岩場が現れますが傾斜は緩く、簡単に登れます。
男体山山頂には筑波男大神(伊弉諾尊)を祀る本殿が建てられています。展望良好ですが、一部樹木によって遮られ見えない方向もあります。
画像一覧
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筑波山頂連絡路 女体山〜御幸ヶ原〜男体山ルート地図
筑波山頂連絡路 女体山〜御幸ヶ原〜男体山詳細情報
ルート | 筑波山・女体山(標高877m)⇒御幸ヶ原(標高780m)⇒筑波山・男体山(標高871) |
---|---|
コースタイム | 女体山⇔男体山 30分 |
駐車場 | ------- 【公衆トイレ】あり |
核心部 | 難しい所はありません。 |
難易度 | [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 1 |
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:0.13リットル、体重60kgの人:0.16リットル、体重75kgの人:0.20リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:0.233Kcal、体重60kgの人:0.302Kcal、体重75kgの人:0.372Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.030kg、体重60kgの人:0.039kg、体重75kgの人:0.047kg |
標高差 | 距離 836m 最大標高差 75m 平均斜度 全体:4.1% 上り:12% 下り:11.3% 獲得標高 上り:42m 下り:51m |
山小屋 | 無し |
アクセス | 筑波山登山口までのアクセスの詳細はこちら |
次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。
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