- 1. 北岳・草スベリコース地図
- 2. 北岳・草スベリコースの難易度
- 3. 北岳・草スベリコースの体力
- 4. コースタイム
- 5. 山小屋
- 6. 北岳・草スベリコース
- 6.1. 白根御池小屋
- 6.2. 白根御池とテント場
- 6.3. 鳳凰三山
- 6.4. 草スベリルート
- 6.5. 草スベリは高径草原の中を登る
- 6.6. 亜高山帯に生える背の高い高山植物
- 6.7. ミヤマシシウドなどが咲く
- 6.8. 草スベリ上部
- 6.9. ダケカンバ帯にマルバダケブキ 遠景に北岳
- 6.10. マルバダケブキの群生地
- 6.11. ダケカンバ帯が続く
- 6.12. ダケカンバ帯を抜け展望が開ける
- 6.13. 周辺は高山植物
- 6.14. 白根御池小屋分岐
- 7. 北岳の他の登山ルート
北岳・草スベリコース地図
- 距離1.2km
- 登り617m
- 下り0 m
北岳・草スベリコースの難易度
難易度 1/10
ルート | 白根御池小屋(標高2,236m)⇒白根御池小屋分岐(標高約2,750m) |
北岳・草スベリコースの体力
体力 1/10 (1泊)
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:0.43リットル、体重60kgの人:0.56リットル、体重75kgの人:0.70リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:0.813Kcal、体重60kgの人:1.056Kcal、体重75kgの人:1.300Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.116kg、体重60kgの人:0.150kg、体重75kgの人:0.185kg |
コースタイム
- 登山:白根御池小屋→白根御池小屋分岐 1時間45分
- 下山:白根御池小屋分岐→白根御池小屋 1時間30分
山小屋
北岳・草スベリコース
白根御池小屋
標高2236メートル地点にある白根御池小屋から出発です。小太郎尾根分岐まで約3時間の行程です。営業期間:6月中旬から11月上旬。冬季小屋は右手の階段を上がった2階にあります。広河原から白根御池小屋までは右俣コースをご覧ください。
白根御池とテント場
白根御池小屋の近くにある白根御池の周りはテント場になっています。直径10メートルほどの白根御池は、かつて龍神が棲むと言われていました。そのため、この池の前で雨乞いを行ったと伝えられています。
鳳凰三山
白根御池小屋から山体が花崗岩で覆われているため真っ白い鳳凰三山を望む。正面のピークは高嶺で、その左手の鞍部が白鳳峠です。白鳳峠から南アルプス林道へ至る登山道も付いています。
草スベリルート
白根御池のキャンプ指定地近くから草スベリルートが始まります。左手方向に進めば大樺沢二俣へ至ります。文字通り草の中を登るルートです。
草スベリは高径草原の中を登る
草スベリは文字通り高径草原の中を登るため、下山時は草に足を取られてスリップしてこけてしまうかもしれません。人間がすっぽりと入ってしまうほどの背丈のある草地の中を登って行きます。
亜高山帯に生える背の高い高山植物
ミソガワソウ、タカネグンナイフウロ、イブキトラノオなどの亜高山帯に生える背の高い高山植物の中を登ります。
ミヤマシシウドなどが咲く
ミヤマシシウドなどが咲く草の中をジグザグに急登していきます。
草スベリ上部
草スベリの上部に出ると次第に草の高さは低くなり、あと少し登るとダケカンバの林に入ります。
ダケカンバ帯にマルバダケブキ 遠景に北岳
ダケカンバの林をジグザグに登ります。周囲にはマルバダケブキの群落があります。正面のピークは北岳山頂部です。振り返ると、鳳凰三山から早川尾根がよく見えます。
マルバダケブキの群生地
少しの区間展望が開けるだけで、ほとんどがダケカンバの林の中を登ります。登山道の周辺は、マルバダケブキの群生地になっています。
ダケカンバ帯が続く
ダケカンバの中の登りはさらに続きます。
ダケカンバ帯を抜け展望が開ける
ダケカンバの林を抜け展望が開けます。周辺はシナノキンバイなどが群生するお花畑です。写真上部に白根御池小屋分岐が有り、大樺沢右俣コースと合流します。左手奥に北岳山頂が見えています。
周辺は高山植物
周辺は高山植物で埋め尽くされます。残雪が消える頃になるとお花畑にはサンヨウカ、7月中旬頃からシナノキンバイ、イブキトラノオなどの花々が次々と咲きます。正面上部が小太郎尾根分岐です。
白根御池小屋分岐
白根御池小屋分岐。ここは大樺沢二俣と肩の小屋への分岐です。ここから北岳山頂までは右俣コースをご覧ください。