- 1. 柳川南沢ルート-赤岳地図
- 2. 柳川南沢ルート-赤岳の難易度
- 3. 柳川南沢ルート-赤岳の体力
- 4. コースタイム
- 5. 山小屋
- 6. 登山口のアクセス
- 7. 柳川南沢ルート-赤岳
- 7.1. やまのこ村
- 7.2. やまのこ村の無料の水道
- 7.3. やまのこ村駐車場70台駐車可能
- 7.4. 赤岳山荘
- 7.5. 赤岳山荘の駐車場
- 7.6. 美濃戸山荘
- 7.7. 美濃戸山荘の無料水場
- 7.8. 南沢コースと北沢コース分岐
- 7.9. 南沢コースへ
- 7.10. 柳川南沢
- 7.11. 針葉樹林の原生林
- 7.12. 土石流で登山道は埋まっている
- 7.13. 休憩の最適地
- 7.14. 白河原
- 7.15. 赤岳が見える
- 7.16. 行者小屋
- 8. 登山ルート概要
- 9. 赤岳の他の登山ルート
柳川南沢ルート-赤岳地図
- 距離8.2km
- 登り663m
- 下り666 m
柳川南沢ルート-赤岳の難易度
難易度 1/10
ルート | 美濃戸(標高1,760m)⇒柳川南沢 ⇒行者小屋(標高2,354m) ・柳川北沢ルートも参照してください。 |
柳川南沢ルート-赤岳の体力
体力 1/10 日帰り
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:0.90リットル、体重60kgの人:1.17リットル、体重75kgの人:1.45リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:1.695Kcal、体重60kgの人:2.204Kcal、体重75kgの人:2.713Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.240kg、体重60kgの人:0.313kg、体重75kgの人:0.385kg |
コースタイム
- 登山:美濃戸→行者小屋 2時間00分
- 下山:行者小屋→美濃戸 1時間40分
山小屋
登山口のアクセス
柳川南沢ルート-赤岳
やまのこ村
美濃戸にある「やまのこ村」。バス停のある八ケ岳山荘前の美濃戸口から未舗装の林道を進み、柳川を渡り、右岸に沿って進みます。1時間ほど歩くと三軒の山小屋の建つ美濃戸です。ここまでマイカーで来る事も可能です。
やまのこ村の無料の水道
通年営業(11月~4月下旬不定期営業)の山小屋「やまのこ村」の無料の水道。「自家製・岩魚の燻製」が人気です。TEL: 0266-74-2274。
やまのこ村駐車場70台駐車可能
やまのこ村駐車場70台駐車可能。 一日1000円 2日以上駐車の登山者は特別割引あり。冬季もここまで車で入れます。ただし、四駆にスタッドレスタイヤ+チェーンが理想的です。
赤岳山荘
赤岳山荘。宿泊人員約80名。宿泊者は風呂に入ることが可能です。小屋の前に水道やトイレがあります。
赤岳山荘の駐車場
赤岳山荘の駐車場 1000円/日 硫黄岳山荘に宿泊の場合500円割引のサービスは終了しています。駐車場が空いてる時はテントを張ることも可能です。
美濃戸山荘
柳川に架かるゲートをくぐり100m程登った所にある美濃戸で最も上にある美濃戸山荘。宿泊の場合はマイカーでここまで来ることが出来ます。重要:赤岳展望荘に宿泊する場合は駐車場は無料で利用する事が出来ます。
美濃戸山荘の無料水場
美濃戸山荘の無料水場。水量は豊富に流れています。又小屋の前にベンチへテーブルが置かれているので、登山後の休憩に最適です。
南沢コースと北沢コース分岐
美濃戸の登山口に立つ八ヶ岳登山道の案内図「八ヶ岳中信高原国定公園」。ここで行者小屋へ向かう南沢コースと赤岳鉱泉へ行く北沢コースに分れます。
南沢コースへ
柳川上流の左側は北沢と右側は南沢を示す分岐の看板。右手側の南沢コースはここから針葉樹林帯の中を登って行きます。一方、左手側の北沢コースはしばらく林道を歩きます。行者小屋まで約2時間のコースタイムです。
柳川南沢
柳川南沢。台風の大水によって流された倒木で埋め尽くされています。その右岸(左手側)に沿って登って行きます。
針葉樹林の原生林
小さな橋を何度か渉り返しながら登って行きます。針葉樹林の原生林の中なので日当たりが悪く、登山道沿いに転がる大きな岩にはびっしりと苔が育っています。
土石流で登山道は埋まっている
上部の右手側の沢から押し出された土石流によって登山道は埋まっています。
休憩の最適地
ほぼ中間地点の開けた所で休憩の最適地です。それまでの暗い登山道から一転して日の光が差し込む明るい場所です。
白河原
美濃戸から約1時間30分ほどで、正面が一気に開け「白河原」と呼ばれる涸沢に出ます。左手に美濃戸中山を見て、正面には硫黄岳から赤岳へ続く稜線が屏風のそそり立ち、横岳が一望できます。左端に大同心が見えます。
赤岳が見える
更に涸沢に沿って遡上すると赤岳が見えて来ました。この先で再び樹林帯の中に入り、15分ほど歩くと行者小屋に到着します。
行者小屋
行者小屋。 無料の水場や有料トイレがあります。通常営業期間は4月から11月上旬で、冬季営業期間は年末年始と1月~3月は土曜日の宿泊のみ営業します。テント場、水場あり。営業日は年により異なるので行者小屋に確認してください。TEL: 090-4824-9986。
行者小屋から赤岳へは地蔵尾根ルート、文三郎尾根ルートがあり、下記を参照してください。
登山ルート概要
美濃戸から行者小屋間のルートを案内します。マイカーの場合には、やまのこ村または赤岳山荘の有料駐車場に止めることになります。美濃戸口と美濃戸間の林道は舗装がなされていないので悪路です。車高の低い車は腹をぶつけてしまう危険性があります。美濃戸の赤岳山荘の上部にゲートがあり、一般車は入れません。ただし、美濃戸山荘に宿泊の場合はその限りではありません。美濃戸山荘にも宿泊者専用の駐車場が完備しています。
冬季美濃戸まで車で入ることが出来ます。ただし、四輪駆動車でスタットレスタイヤにチェーンを付けることがベストです。
美濃戸山荘前で柳川南沢コースと柳川北沢コースが分岐します。
南沢コースは分岐を右に辿ります。南沢に沿って台風などの大雨によって流された木々が散乱する河原を何度も渡り返し進んでいきます。所々で、大雨によって流されたルートが作り変えられている所があります。そういった所は谷側の傾斜が強く、常に湿っていることもあり、スリップには要注意です。
概ね原生林の中を登る為、あまり景観はよいとは言えません。
行者小屋まで急登は無く、全体として一定のペースで歩くことが出来ます。 行者小屋近くになるとそれまであった南沢の水量がほとんど無くなり干上がった河原に出ます。河原からは屏風のようにそそり立った八ケ岳の主稜線の一角を成す横岳、大同心、小同心などが眼前に現れます。
河原から15分も歩けば行者小屋に到着です。行者小屋の前庭には多くのテーブルと椅子が置かれ、恰好の休息地となっています。また、注文すれば昼食なども作ってくれ、特におでんが名物です。行者小屋の真裏から赤岳地蔵尾根が伸び、右上方に目をやれば赤岳文三郎尾根を登り下りする登山者を確認する事出来ます。