赤岳鉱泉のキャンプ指定地横から硫黄岳への登山道が始まります。美濃戸〜赤岳鉱泉間の登山道も参照してください。

赤岳鉱泉のテント場を左に見送り、シラビソの針葉樹林帯に入って行きます。

大同心沢の入り口にはロープが張られています。一般の登山者が沢筋に入り込まないようになっています。ここには大同心のクライミングのための踏み跡が付いています。

裏同心沢を渡ります。

ジョウゴ沢　硫黄岳山荘の水はジョウゴ沢の湧水からポンプアップしているそうです。

ジョウゴ沢に架かる橋を上から撮影。

樹林帯の登りが赤岩の頭まで続きます。時折、右手方向に赤岳や阿弥陀岳がちらりと見える場所があります。

ダケカンバの樹林帯を抜け、ハイマツ帯になると展望が開けます。

比較的高いハイマツ帯の中の赤ザレた登山道をジグザグに登ります。

赤岩ノ頭の分岐。森林限界を超え展望が開けます。オーレン小屋、硫黄岳への分岐です。

赤岩の頭から峰の松目を写す。峰の松目山頂は樹林に覆われて展望はありません。。峰の松目を八ケ岳の1峰と数える場合もあります。

赤岩ノ頭より硫黄岳を見上げる。白とオレンジ色が混ざり合う砂地の右手側が崩壊している所は雪崩が発生しやすい場所で、以前雪崩で数人が遭難しています。

硫黄岳に少しの登った所から振り返る。ザレた道には所々にケルンが積まれています。左上は阿弥陀岳です。その奥には南アルプスの北岳、仙丈ケ岳などが見渡せます。

硫黄岳山頂直下より振り返って撮影。赤岩の頭が小さく見えています。

硫黄岳山頂に積まれたケルンに付けられた指導標。 硫黄岳山頂周辺は全く樹木がなく、広い平坦地が広がっています。そのため、濃霧時にはルートを見失いやすく、多くのケルンが作られています。

硫黄岳山頂　広い山頂は何も遮る物が無い為、強風時や冬季は大変です。左手奥の小さな建物にロボット雨量計が設置されていました。山頂には大展望があり、北アルプス、奥秩父の山並み、南アルプスなどほぼ全域を見渡せます。