日本アルプス登山ルートガイド > 八ヶ岳 > 硫黄岳 > 桜平 (オーレン小屋)ルート
硫黄岳( 桜平⇒夏沢鉱泉⇒オーレン小屋⇒山彦荘⇒硫黄岳)ルート概要
桜平へ入るには悪路を30分ほど、車を走らせます。
公共交通機関が無い為、マイカーのみのアクセスになります。
桜平の駐車場は約60台程ですが、更にゲート周辺の林道沿いに20台ほど駐車できます。
一般車は桜平のゲートから先には入れません。
林道を歩き、ゲートから150mほどの所には簡易公衆トイレが置かれています。
林道を30分ほど歩くと通年営業の夏沢鉱泉へ到着します。
夏沢鉱泉では常時入浴可能で、タオル、お茶が付いて650円です。
夏沢鉱泉を過ぎ、樹林帯をしばらく登ると斜面が崩落した場所を通過しますが、通行注意です。 オーレン小屋までは樹林帯の中の単調な登りで、オーレン小屋直前で展望が開け硫黄岳が見えてきます。
オーレン小屋裏手の分岐で夏沢峠に向かい、20分ほどで夏沢峠です。
夏沢峠には山彦荘と限定的な営業をしているヒュッテ夏沢が向かい合うように立っています。
山彦荘とヒュッテ夏沢の間を進み、本沢温泉への分岐を左に見送り樹林帯へ入ります。
樹林帯に入ると一気に傾斜を増し、高度を上げていきます。
樹林帯を抜けると展望が開け、硫黄岳山頂が見えてきます。
硫黄岳山頂まで、いくつものケルンに導かれるよう登山道が伸びています。
左側が切れ落ちた爆裂火口の大パノラマを見ながらゆっくり上ると硫黄岳山頂です。
硫黄岳山頂は広く平坦になっているため、濃霧時の道間違いには注意が必要です。
硫黄岳山頂から赤岩ノ頭へ向け下ります。
赤岩ノ頭から右方向のハイマツ帯へ降りていきます。
ダケカンバの林を抜け、
峰の松目分岐まで来るとオーレン小屋はあと少しです。
画像一覧
(標高 2,440m)夏沢峠に建つ山彦荘とヒュッテ夏沢。後ろには爆裂火口が迫力ある景観を作り出している硫黄岳。ヒュッテ夏沢の営業期間は短くて、一般登山者は、土日のみ宿泊可能です。それ以外は学校登山の団体で貸し切りになります。
振り返る。非対称な稜線の遠くに天狗岳(右 東天狗、左 西天狗)が見えています。天狗岳とその奥の稲子岳間では、西暦887年8月に起こった大地震により大規模な山体崩壊が起こり、大月川を岩屑流が下った記録があります。
ケルンを越えて硫黄岳山頂に到着です。今回は、赤岩の頭からオーレン小屋に戻るルートを取りますが、7月から8月上旬の花の時期に訪れた場合には、横岳方面に進み、大ダルミから台座ノ頭にかけての砂礫地へ足を伸ばすことをお薦めします。そこには高山植物の女王といわれるコマクサが大群落を作っています。
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硫黄岳( 桜平⇒夏沢鉱泉⇒オーレン小屋⇒山彦荘⇒硫黄岳)ルート地図
硫黄岳( 桜平⇒夏沢鉱泉⇒オーレン小屋⇒山彦荘⇒硫黄岳)ルート詳細情報
ルート | 桜平(標高1,900m)⇒夏沢鉱泉(標高2,060m)⇒オーレン小屋(標高2,330m)⇒夏沢峠(標高2,400m)⇒硫黄岳(標高2,760m) |
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コースタイム | 登山:桜平⇒硫黄岳 2時間30分 下山:硫黄岳⇒桜平 1時間50分 |
駐車場 | ■桜平 無料駐車場 80台 ※唐沢鉱泉入り口で二手に分かれ右が桜平、左が唐沢鉱泉です。桜平までの車道は狭くデコボコです。 |
核心部 | 特に難しい所はありません。 |
難易度 | [登山道(一般道)を10段階で表示 特に鎖場の岩登り] 1 |
飲料水必要量 | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:1.08リットル、体重60kgの人:1.40リットル、体重75kgの人:1.74リットル |
消費カロリー | 5Kgの荷物を背負う場合 体重45kgの人:2.022Kcal、体重60kgの人:2.629Kcal、体重75kgの人:3.235Kcal |
燃焼脂肪量 | 5Kgの荷物を背負う場合のダイエット効果 体重45kgの人:0.288kg、体重60kgの人:0.375kg、体重75kgの人:0.462kg |
標高差 | 距離 6.1km 最大標高差 873m 平均斜度 全体:7.1% 上り:20% 下り:26.5% 獲得標高 上り:860m 下り:424m |
山小屋 | オーレン小屋 夏沢鉱泉 ヒュッテ夏沢 山びこ荘 |
登山口へのアクセス |
>>関東(東京・新宿)から桜平への詳細情報 >>関西地方・名古屋から桜平への詳細情報 |
次はどこの山へ行こうかな。行きたい山がすぐに見つかる。
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